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 日本から食べる物がなくなる日がくるの?



                                                        
          
 「バイオエタノール(バイオ燃料)」と言う言葉が聞かれる機会が増えてきました。

 これは、とうもろこしやサトウキビなどの植物から生産される燃料のことを指します。

 バイオエタノールは、収穫するたびにまた作り直して再生される燃料であり、何十年か先には、
取り尽くされてしまうと言われている石油に取って代わる燃料として期待されています。

 でも、手放しで喜んでばかりもいられないのです。

 なぜなら、本来なら人や家畜が食べてきた農作物が、燃料に転用されることで、原材料の値段が
高騰してしまうという事態も起こってしまうからです。

 実際に、砂糖やマヨネーズのように、原材料の単価が上がって値段が高くなってきた食材があり
ますし、作物のほとんどを輸入に頼っている日本では、食料の安定供給にさえ影響が出始めています。

 また、新聞を隅々まで読んでいると、相変わらず、中国産の作物から薬物が検出されるという事件が
起こり続けています。

 こんな今だからこそ、輸入作物とその安全性、あるいは、日本の自給率について考えてみませんか?

  私がこれまでも、国産食材にこだわってきたのは、輸入食材は、生産の過程が不透明になりがち
な上、船で長時間かけて運ぶためには、薬剤加工を行う場合も多いからです。

 何か事件が起こった時だけ、国産の食べ物を選び、しばらくすると、安さにつられてつい元に戻して
しまう消費者さんは多いのですが、薬剤にも敏感な幼いアトピーっ子ですから、より安全性の確認が
できる国産の商品を、これからずっと選んであげて欲しいと思うのです。

 また、国産商品を買うことは、日本の農家さんがこれから先もずっと安心して栽培出来るよう、買って
支えることでもあります。

 日本の農家の方が、「売れないから、もう市場に出す作物を作るのはやめた」と、日本の消費者を
見捨て、市場に十分な作物が並ばなくなった時、果たして、「気の毒だから食べ物を安く分けてあげ
ようか?」と言ってくれる、お人好しな外国があるのでしょうか?

 私なら、チャンスとばかりに高く売りつけ、毎年値段をさらにつり上げて、しっかり儲けますけどね。

 さてここで、冒頭のタイトルですが、

食べる物がなくなる日がくるの?  の答は、 はい、ある日突然に、いつ来てもおかしくないよ




でした。

考えると眠れなくなりそうですね。

以前ブログに、「日本の農業と輸入作物」と言うテーマでも何回かに分けて書きました。
こちらからご覧下さい。
  
      



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