衣類について             

  トップへ 
 食べ物メルマガ
 衣食住について食べ物についてアトピー四コマ劇場 |掃除・洗濯について |ストレスについて |おすすめ商品   

        

    メールマガジンの中からピックアップして載ました。
   季節によって、書き込む内容が変わっていきますので、メルマガでご購読下さいね。   
                                              登録はこちらから 

    衣替えを考える   七五三   かわいい服、あったかグッズ  冬の子供服・ママの服 アトピーっ子の夏の肌着  体操服


   【     衣替えを考える    】


 私自身がほこりに弱くて、すぐ鼻水をたれてしまうので、よくわかるのですが、

【衣替え】

 これがアトピーには、なかなかよくないようです。ずいぶん朝夕ひんやりしましたの
で、もう済まされましたか?あちゃーーー、で、お子さんの様子はいかがですか?

 と言うのも、この時期に子供の症状が悪くなる原因の一つに、衣替えも深く関係して
いるのではないかと私は思うのです。

 まずは、ほこり。しまい込んだ衣服を出すときに、押入の奥や衣装ケースからほこり
が舞い上がって、お部屋には、ハウスダストが充満してしまいます。

 次に、防虫剤。殺虫や防かび効果のある、これらの化学薬品が、薬物に過敏な乳幼児
の症状を悪化させる事だって考えられます。
 
 そして、取り出した服をそのまま着せてしまうと、保存の仕方によっては、ダニやほ
こりがいつもよりたくさんついていまーす状態。また、防虫剤がぷんぷん臭う、薬品付
きの服を着せるなんて、もうとんでもないお話しです。これでは、アトピーが悪化して
も仕方ないんじゃないかと気になりますよね。

 そうならないためにも、ここで提案です。
 衣替えを始めるときは、お子さんを別室に避難させるか、ジジババのお宅に預けて、
ほこりを大量に吸い込ませない工夫をまずしましょうよ。

 ほこりは何時間もかけて静かに床に落ちていきますので、入れ替えが終わっても、半
日くらいは、中で遊ばずにいた方が賢明です。さて、お子さんと、どこかへ遊びに出か
けませんか?

 また、目には見えませんが、かなりの量のほこりが、舞っているはずです。掃除はい
つもよりていねいに。押入の奥のほこりも、この機会にきっちり掃除機をかけ、ぬれぞ
うきんで仕上げにふき取るといいですよ。少し時間をおいてから、仕上げに乾式のお掃
除シートで床をふき取り、空気清浄機まで持ち込めば、さらに効果的です。

 もちろん、衣装ケースにカビを持ち込まないために、晴れた日の続く時が、衣替えに
は最適ですよ。衣類に付いたほこりや薬剤が気になる方は、念のために、衣類を水洗い
してから着せましょうね。

*************************************

七五三


七五三の時期ですね。はじめて迎える2、3歳の時は、親も力が入りまくりますが、
ちょうどアトピーも悪い時期と重なります。ヘアもメイクも、プロ使用の商品は、肌に
きついですから、無理させずに、親が少し整えてあげる程度で済ませるのが無難です。

 また、着物や衣服も、防虫剤が効いているのをすぐに着せちゃダメ。少し早めに取り
出して少しでも成分が揮発するよう、人の出入りが少なく、ほこりの舞いにくい別室
で、陰干しにしておきましょう。

 三歳の時は、無理をせず、5歳、7歳で、アトピーが良くなった頃に、改めて本格的
におめかしも、一つの考え方だと思いますよ。うちの子供も、3歳の時の着物について
は覚えておらず、幼稚園のころにおめかして、お祝いしてあげた記憶が鮮明で、嬉しか
ったようです。また、この時期は、食べる物でも困りました。親戚を招いての宴会も、
普段から食べる物にさえ四苦八苦していた3歳児の時は、親子にとって苦痛でしかあり
ませんでした。

 みんなしているからと衣服や食べ物に無理をさせず、3歳はお宮参りして、記念の写
真撮影のみで済ませてもいいんじゃないかと、今は思いますね。


*************************************

 ───────────────────────────────────── 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


       かわいい服、あったかグッズ 


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
───────────────────────────────────── 

 ずいぶんと昔のことなのに今も覚えているのでずが、まだ小学生の頃、母がかわいい
セーターを買ってくれました。

 タートルネックで、きれいな色がいろいろ編み込んであるニット素材のものです。

 ところが着た途端、チクチクして、とても痛いのです。「お母さん、これ着たくな
い。チクチクする。」母は、そんなハズあるもんですかと言う感じで手に取り、しばら
く手触りを確かめてから、「気のせいだからしばらく着てご覧。そのうちよくなるよ。」
みたいなことを言いました。きっと娘に似合いそうだと、高くてかわいい物を買ったの
で、着ずに捨てる羽目になるなんて、考えたくもなかったんでしょうね。

 でも、洗って着ても、やはり痛いものは痛い。結局ほとんど着ないうちに、大きくな
ってしまいました。

 また、タイツもマフラーもつらかった。ちょっとした起毛が、肌を刺したのでしょう
ね。当時、私は、アトピー肌でも何でもない、普通の子でしたが、肌が敏感だったのだ
と思います。

 みなさんにも、こんな経験に、心当たりはないですか?

 クリスマスから新年にかけて、女の子の場合は特に、かわいいとびっきりの服を着せて
やりたくなります。

 でも、手首や襟元のフリルと言えば、しっかりきれいな形が残るようするために、堅くて
肌を刺す素材が多いし、そのほとんどは、化学繊維製です。

 柔らかな首筋には、特に刺激になるから、買わないのが一番ですが、もう買った場合には、
いきなり長く着せるよりも、試しに短時間着せてみて、様子を見ましょう。

 子供が痛がれば、ガーゼハンカチを襟元などに、軽く縫いつけておくなどの工夫をして
あげましょうね。

 また、防虫剤を入れて、前の年から保管していたものは、何日か前にだして、陰干しにし、薬剤
を少しでも揮発させておくことをお勧めします。
 
 かわいいからつい買ってあげたくなる乳幼児の衣服ですが、アトピーっ子の場合は、
肌に優しい素材や形状を優先させてあげましょうね。



.子供の衣類・ママの衣服


жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж

 アトピーっ子の赤ちゃんや幼児は、とっても肌が敏感。もちろん、綿100%の衣類
を着せてますよねっ!ケバだったり、固いのも、敏感な肌を刺すから気をつけてと言う話を前回描きました。

 とりわけ、気になるのは、赤ちゃんの場合です。

 一番肌が柔らかい時期なので、フリルやマフラー、起毛生地の防寒着や寝具(毛布なと゛)で刺激しないよう、
肌に優しい生地を選んであげてください。

 時々、寒いからの親心で、不必要に防寒グッズをはおらされている幼い子にお目にかかります。タイツや
ソックスも、本当に必要でしょうか?ニットの帽子も、薄い地肌にかぶらせたら、かゆくないのかしら?

 柔らかなブランケットなどでくるんで十分なら、無理に肌を刺激するものを履かさなくてもよいので
はないでしょうか。

 赤ちゃんは言葉がでないので、衣服の不快感を表現出来ないから、泣くしかありません。よくぐずるのは、
服でこすれていたいのかもしれませんよ。これから寒くなると、ちょっとはおらせる上着や、帽子、ソックス、タイ
ツ、マフラーの、少しのチクチクやゴワゴワが、子供の肌には痛いんです。

 そして、あたたかいからと、毛糸やフリースの衣類や小物を、うっかり着せていませんか?

 大人の感覚で、手触りに問題がないように思えても、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり
子供が着るのを嫌がる衣類にはワケがあります。襟元に装飾がある女児の服も、慎重に
選びましょうね。

 また、案外忘れがちなのが、ママの服。赤ちゃんがほっぺやおでこをこすりつけても、刺激に
ならないような素材を着ていますか?だっこが多い赤ちゃんを育てているママは、自分
の衣類も、綿が基本ですよっ!


************************************************************************


       アトピーっ子の夏の肌着


************************************************************************


 あなたは、お子さんに肌着を着せてから、綿のシャツなどを着せていますか?
それとも、いきなり着せますか?

 冬は、薄手の衣類でも、重ねて着たら、温かい。

 じゃあ、夏は、下着を着ない方が、涼しいし、快適なんじゃないかと、感じる人
も多いのではないでしょうか。

 ところが、少なくてもアトピーで肌が弱い子にとっては、直接、衣類を着せる行
為は、あまりよいとは言えないのです。

 なぜなら、肌着には、肌の汗を吸い取り、素早く放出する効果と、肌へのあたりが
柔らかで、肌を刺激しないと言う、二つの効果があるのに対し、夏の衣類は、もっぱ
ら、服の内側にたまる、体の熱を逃がして、涼しくし、快適に過ごさせることを、一
番の目的に制作されているという違いがあるからです。

 「サッカー」と言う、少し表面がデコボコして、手触りがサラリとした、夏向け
の涼しい生地を例に挙げるとわかりやすいのではないかと思いますが、肌着と同じ、
綿素材100%の生地であっても、少し硬めですから、直接肌に着ると、体の柔ら
かい部分に当たる箇所は、敏感肌なら、大人でも少し痛いです。

 体に張り付かないから、着ていて涼しいのですが、汗が背中を流れて落ちます。

 逆に、この生地の下に、肌着を着ておけば、硬めの生地から感じる刺激もなく、
体にピッタリ寄り添う柔らかな生地が、出た汗をさっと吸い取り、肌の刺激を減ら
してくれます。

 肌着を着ない方が、本当はやや涼しいのではないかと思いますが、肌のトラブルを
起こさないがないためには、汗を吸う効能に優れた肌着をちゃんと着せて、衣類との
間に、ワンクッションを作ってあげた方が快適ですよ。

 赤ちゃんや幼児には、肌着を着ることが、特におすすめです。

 また、夏はひんぱんに着替えて洗濯をするので、洗濯回数が多くなるうちに、
衣類も傷んで、固くなりがちです。

 洗った衣類をたたみながら、肌着が固くなっていないか、刺激になりやすい、首回
りや脇の縫製の様子はどうかなどを、時々確認しておきましょうね。


 体操服


жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж

 小学校は、運動会のシーズンです。

 毎日、外へ出て練習をするので、体操服も汗で汚れて、不潔になりやすくなります。

 通常は、一週間に一度しか持ち帰らせない場合も多いと思うのですが、肌に湿疹など
のトラブルがあるのなら、汚れた衣類が刺激にならないよう、着替えを持たせて、取り
替えるようにしてあげましょう。先生に、連絡ノートなどで持ち帰りをお願いしてもい
いと思います。

また、かいた汗が刺激になったり、運動してからだが暑くなって、かゆみが増す場合
もあります。

 保健室にシャワーが備えてある学校は、まだあまりないように思うので、かゆみが出
るようなら、保健室で冷やしてもらったり、冷やしタオルで体をふくなど、何らかの対
策を取ってもらえるよう、事前に先生と相談しておきましょうね。

 運動後のかゆみについて知らされていない場合、かゆくてもぞもぞしているのを、落
ち着きがない子だなと、先生に誤解されてしまっては、子供もかわいそうです。  
                                        衣食住のページトップへ