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 PART2

 梅ジュースの季節ですね
 
 →梅干し→らっきょうの日々

 韓国ドラマと伝統食

 体のにおいは、食べ物の記憶

 おにぎりの具に入れるもの

 親子でニコニコ、春の野山
   
 おにぎりの具に入れるもの 
 
 夏バテ0の秘訣食

 魚売り場の前で悩める私

 ありとキリギリス的、夏の暮らし

 「科学」で遊ぼう

 たまに食べるからおいしい

 食物アレルギー診断指針を読んで


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 食べ物のこと&アトピーのこと   1 2 3 4

  ブログで、エッセイ風に書き込んだものを、UPしました。気軽に読んでみてね。


 梅ジュースの季節ですね♪ 
    2005/05/30 12:18  

 いつもお世話になっている、無農薬栽培の梅を出荷されている農家から、日曜に収穫するからとのお電話をいただいて、さっそく買って帰りました。

 今年の梅は、少し小ぶり。

 あと一週間おいておけば、ずっと大きくなるらしいのですが、熟してくると虫も出るそうで、一度、農薬が必要になるから、今週、収穫することにしたそうです。

 ここの梅は年によっては、黒い斑点もついていて、見た目が悪い事もあるのですが、それより何より、薬を使わない梅が欲しい私に文句のあろうハズがありません。

 いい悪いに関わらず、産直している農家の商品を、買って支えてあげたいので、喜んでいつも買って帰ります。

 熟した無傷の梅が、スーパーの店頭で売られているのを見ると、農家の方の腕もいいのでしょうけれど、こんなにきれいなのって、収穫の少し前にも、農薬をかけたりする事があるのかなぁと、かえって買うのをちょっとためらいます。

 さて、我が家ではこれをもっぱら、梅ジュースと呼ばれる子供向けの飲み物に加工するのです。

 「アトピー♪おいしーカレンダー」の5月号でも、写真やイラスト入りでご紹介しているのですが、慣れるとなんて事なく作れるし、失敗もない、初心者向けの保存食です。

 梅干しより、はるかに簡単で、無添加で安心!クエン酸たっぷりの梅ジュースは、アトピーっ子の夏の飲み物として、ピッタリですよ。

 年によって違うのですが、果実酒用の大きなビンに二キロずつ加工して、3つは作るから、6キロは最低でも作りますね。

 うわぁ〜、今日から大変だぁ。

 原材料は、梅 1キロに対し、氷砂糖 1キロ、酢 1Cが目安です。

 うまくなると、氷砂糖は、7〜800gでも、上手に発酵させることなく作れますよ。

 また、甘味の一部に、蜂蜜を入れると、飲み終わったあとに残る梅も、おいしく食べられるのでお試しあれ。

 失敗なく作るコツは、洗った梅をしばらくざるに置いて表面を乾かし、さらに、エボの部分を取ったあとで、ペーパーなどでしっかりふいてから詰めることと、水が上がってくるまでの2〜3日は、日に何度も転がして、染み出したエキスを、上の方にもかけてあげること。

 これで一気に水分をあげ、全体がエキスに浸ったら、発酵やカビのような憂き目にあうことなく、無事に熟成していきますよ。

 お天気もいいので、子供も巻き込んで、これからがんばって加工します。


梅ジュース→梅干し→らっきょうの日々  2005/06/05 08:32  

 あれからも、ボチボチと保存食作りに励んでいました。一週間経つと、梅ジュースの梅は、すっかり小さくなって、プカプカ浮き上がりはじめています。そのまま置いておくと、しみ出すエキスで糖分が薄まり続ける、上の方の梅が発酵しやすくなるので、上下の糖度を均一にするために、ちょっと力強く、渦を巻くように揺らして、中味をもうしばらくかき混ぜ続けて完成します。

 先日までは、購入した梅でしたが、こっからは、実家に放置(とても栽培とは言えない)してある梅の木に取りかかります。

 梅の実の半分くらいは、虫にやられて、ベタベタ真っ黒。うへぇ〜〜〜。

 これらを、野菜の土落とし用のブラシで、ゴシゴシしながら下処理して、黄色く熟しかけている梅を、今度は梅干しに加工します。

 実家の梅は手間がかかるから、子供が小さいときには、とても、とても出来たものではなかったのですが、今だから出来るのよね。 

 そして、月曜日には、以前から頼んで置いた、らっきょうも届くから、これまた忙しくなります。

 らっきょうは、本来、根と土つきのものを買って、自分で皮むきからすると、とっても安く買えるし、鮮度がよくわかっていいのですが、手むきだとかなり目に刺激が強くて、(玉ねぎのお仲間ですから)体がしんどくて・・・

 なので、らっきょうに関しては、今も、洗いらっきょを買って、甘酢を自分で作り、漬け込むだけにしています。これだと、力まなくても短時間で加工できます。

 らっきょうの加工も、初心者にはお勧め。何せ失敗がないのが嬉しい♪

 塩漬けのような加工をして、二度漬けするやり方もありますが、これは塩の抜き方がなかなか難しくて、へたをすると塩辛くなっちゃう。

 洗って、よくふいて、甘酢に漬けるだけのやり方でも、失敗はないし、案外 長く持ちますから、ぜひ挑戦してみて欲しいな。

 梅干しもらっきょうも、いろいろ調べていくと、日本人の知恵の結晶なんだなぁと感心してしまいます。

 これからの季節は、食べ物のとりかたに気をつけていかないと、体をこわしやすいし、日によって気温差が激しくて、ただでさえ体がしんどい時期です。

 幼い子の場合は、o157の様な、食中毒も心配ですし、しょっちゅう お腹を壊しているような内臓の様子では、アトピーだって良くなれない。もっと、もっと元気に育てなくちゃね。

 そんな時の予防食として、今の時期に作る、これらの保存食を利用した献立のあれこれを、コツコツ食べ続けていくことが、だんだんと効いてくるんだなぁ。

 アトピー♪おいしーカレンダーの5月と6月号でも、二回に分けて、初心者向け保存食のレシピや、この時期に気をつけることを、詳しく書いています。




  韓国ドラマと伝統食    2005/02/22 10:23  


 最近、朝の楽しみは、食後のメールチェックで、友達からのメールを見つけること。
  中でも、韓国ドラマで盛り上がっている友達からのメールは、夜中に見たビデオのせいで、朝っぱらからツヤっぽく、それをことさらに、舞い上がらせるような返事を、ニヤニヤしながら書いて送っている私も、これまたどうしようもなく、怪しい。

 韓国ドラマでは、ストーリーを、もちろん楽しんでいるのだけれど、私の場合は、話の中に出てくる食べ物が、気になって仕方がないのです。

 干したするめの下で、愛を語る「冬ソナ」。おしゃれなカジュアルウエアを着ている、裕福な社長子息のウオンビンが、「おみやげに、するめを買ってきて。」と、まじめな顔で頼む「秋の童話」。

 一体どんなシーンで、どうやってするめを食べてるんだろう?と、ずっと気になっていたら、「愛の挨拶」では、普通の乾燥するめが、電車の中で、おやつとして無造作にバックから取り出され、「ほらよ。」と、仲間に渡されているのを発見しました。

 えーーーーっ!あぶらずに、生でかじるのか?しかも、女の子の目の前で?

 日本人の感覚では、親しくない人の前で、するめをかじる姿なんて、あり得ませんっ。

 しゃべりながら、口の端からするめの足が、ピコンと飛びだしているヨン様を想像すると、少々のことでは、心変わりしないであろう、日本のおばさまファンたちの、百年の恋も冷めそうな気がします。

 でも、これだけたくさん、するめが映像の中に入り込んでいる以上、きっと韓国の人にとっては、昔から、とても貴重な栄養源として、生活に息づいてきた食べ物なのだろうと想像できて、本当におもしろいのです。

 キムチチゲのような、汁物ばかりを食べているシーンも多くて、「韓国=焼き肉とキムチ」のような、貧困なイメージしか持っていなかった私には、ご飯より汁物に執着がある食べ方をしている民族性も、なんだか不思議な発見でした。

 ところが、ソウルのような都会が、ドラマのステージになった途端に、食卓から民族色が消え、ピザをはじめとするファーストフードばかりが、やたらと目に付くようになる。これには、どこの国も、同じなんだなぁとがっかり。

 日本では、近年、人気のキムチだけれど、本場の韓国では、においを嫌って食べなくなる若者が増えてきているそうで、日本で和食が廃れていくように、伝統食は、どこも受難の時代のようです。

 以前お世話になっていた、中国人の漢方の先生の講演の中で、「中国も、冷蔵庫が一般的になってから、アトピーが増えてきました。」の一言は、ずっと忘れられずに心に残っています。

 中国と言えば、乾物の種類の多様さは世界一。
 
 広大な大地で、冷蔵庫のない時代に、干すことで、栄養価も増しながら、いかに長く、作物を保存し、流通することが出来るかを、長年にわたり工夫して、積み上げてきた民族の知恵の結集が、中国の乾物だと思います。

 冷蔵庫が出来て、体を冷やしすぎる食べ物が増えたことや、乾物を食べなくなって、今まで、意識せずに摂取してきた栄養価の一部が欠乏してきたこと。先生の話から、生活が近代的になるに従って増えていく、中国のアトピーっ子の様子が想像できました。

 きっと、韓国でも、腸の状態を改善する、乳酸菌が豊富な伝統食のキムチが廃れて、都会の子から、アトピーが増えていくのでしょうね。

 アメリカライズされて、民族としての個性が感じられなくなった、都会的なドラマの食卓を見ると、おしゃれな光景なんだけど、とっても寂しい気がします。 


体のにおいは、食べ物の記憶    作成日時 : 2005/02/24 11:19  

 韓国ドラマにすっかりはまってしまった私ですが、実際に、韓国の人と交流した機会は?と考えてみると、在日の人を除けば、たったの一人しか思い浮かびません。 その貴重な、たった一人は、子供の幼稚園で、クラスが同じだった奥さんです。

 日本に嫁いで7年目という彼女は、一学期の途中で、転勤してこられました。

 幼稚園の友達から、「実は彼女、韓国の人なのよ。」と初めて聞いたときから、ぜひ聞いてみたい、教えて欲しいと思っていたのは、キムチの話。

 と言うのも、何年か前から、私は漬け物の世界に足をつっこんでいて、時には、あり得ない失敗をしていたのです。

 とりわけ無惨だったのが、キムチ漬け。

 当時、まともに白菜漬けも出来ない、ど素人にも関わらず、無謀なことに、イカの刺身入りのキムチなる物をいきなり作ろうとして、大失敗!

 そろそろ出来たかなぁと、部屋の片隅で、ツボを開けば、そこには、恐ろしいばかりに、青カビと黒カビにまみれた物体が!!

 キムチになりそびれた、あまりにむごくて、後始末をする勇気も出ない あの物体がトラウマとなって、あれからキムチ漬けだけは、どうもまだ、再度作って、覚える勇気がしないまま過ごしていました。

 ここで本場の韓国の女性に会ったのは、なんてラッキー!彼女と、日韓の漬け物交流をしよう!!

 ・・・と、心の中で夢はふくらむものの、もともと照れ屋の私には、なかなかそんな厚かましいことを、いきなり頼めるはずもなく、交わす会話は、あいさつ程度の状態が、何ヶ月か続いたある朝のこと、交通当番の黄色いたすきを掛け、早々と横断歩道に立っていたら、彼女が明らかに寝起きの顔で、トコトコと私の方へとやって来るではないですか。

 「私も今日、当番だったでしょうか?」と、彼女が尋ねたので、返事をしようとしたその時、かいだことのない においに、ぎょっ!

 彼女の体臭です。

 きっと、寝過ごしたと思って、パジャマだけ着替えて、あわてて飛びだして来たのでしょう。

 そうか、韓国の人って、こんなにおいがするんだ。はじめはびっくりしたけど、ものすごく新鮮でした。

 見た目に日本の人と変わらないし、来日してずいぶん年月も経ち、日本の食べ物をしっかり食べているはずの彼女なんだけど、あのにおいは、かいだことがない、未知の世界。

 人の体臭って、民族臭でもあります。香水が発達する国ほど、体臭もきついもの。日本は香水の後進国だけど、日本人は、穀類や野菜を食べることが昔は多かったので、あまりにおいもきつくなかったのではないでしょうか。

 おまけに、日本で過ごしていると、自分に似た においは気にならないから、よっぽどの体臭でない限り、普段は、意識しにくいのです。

 けれど、一昔前は、外国の人が日本人に接すると、魚くさいとまず感じたそうですよ。

 体から吹き出す物は、アトピーの湿疹だけでなく、長年食べてきた物のにおいなんかも、臓器や血管に染みつき、毛穴から呼吸や汗で吹き出して、体臭として出てきます。

 魚、味噌、しょうゆ。これらが混ざり合ったにおいが、少し前までの日本人の体臭だったんでしょうね。

 以前、耳鼻科で診察待ちにパラパラ読みした、細野不二彦の「ギャラリーフェイク」と言う漫画で、東南アジアのある種の条件を満たした人は、かぐわしい体臭を放つ・・・と言ったくだりを読みました。

 その頃、ここ数年のアトピー暮らしで、魚臭い日本人になりつつあった私は、頭の中に、トムヤンクンのスープによく入っている、コリアンダーやレモングラスのようなハーブを思い浮かべ、牛のごとく、むしゃむしゃあれらを毎日食べたら、少しはいい匂いのする女になれるのかしらん。やってみようかなぁ。・・・なーんて、出来もしない妄想に、しばし浸ってしまいました。

 そして、韓国人の彼女はと言うと、あれから園の帰りに、少しずつ話をする仲になり、一度、漬け物交流しようよと言う話もしていたのですが、お互いの予定が合わないまま、突然辞令が出て、またバタバタと転勤してしまわれました。

 今、恥ずかしいことに、どうしても彼女の名字が思い出せないんだけど、寒い朝に、寝起きの彼女が、私の所へやってきたときの、あの不安そうな表情や、強烈なにおいの体験は、今も鮮明に心に浮かびます。

 そんなことを、思い出として刻まれると、恥ずかしくて困ります。・・・なんて、ていねいな日本語で、彼女はきっと言うでしょうが。



  おにぎりの具に入れる物   作成日時 : 2005/04/02 11:30  
 ちょっと忙しくしていました。長い休みは何かと忙しいです。家事の負担も増える上、ゴロゴロしている子供を見ると、つい、親として、「どこかへ連れていかなくちゃ。」みたいな使命感も感じちゃって、やたらと自分の時間をとられます。

 でも、子供が少しずつ手から離れていくに従い、あとどれくらい、手をつないで一緒に歩けるかなぁと思うと、こんな時間がいとおしくて、つい、子供に自分の時間をサービスしてしまいます。

 ところで、子供連れで野外に出かけるときは、簡単なお弁当をよく作っています。天気がいいから、それ行くぞ!・・・と、決めて、一番手っ取り早く作れるのは、おにぎりとお漬け物の軽食。

と言えば、先日、おにぎりの具について、気になるアンケート結果を見つけました。

 昔は、お弁当の防腐効果もあるので、弁当に梅干しが、当然の様な顔をして入っていたものですが、おにぎりの具で好きな物は何かというアンケートで、年輩の方は、 25%以上が梅干しと答えたのに対し、20代までの世代では、わずかに、それが  10%。

 逆に、若者の一番人気は、ツナマヨネーズで、これが、25%強で、圧倒的に支持されていたのです。

 マヨネーズをかけさえすれば、なんでもおいしく食べられちゃう気持ちも分かるけど、おかずに唐揚げや天ぷらが並ぶお弁当の世界で、ツナマヨは、さらに脂肪を取り込んじゃうので、マズイんじゃないかしら?

 それでも、少し安心したのは、鮭が、若者にも20%の支持率であったこと。

 油物を食べるなら、さっぱりする梅干しも、おかずに加えて食べる方が、健康的だと思うし、なにより、これから暑くなると、酢の物や梅干しで、酸味のある食べ物と食べ合わせた方が、体も元気でいられるのよね。

 さて、今日もいい天気なので、これからちょっと田舎へ子供を連れて行ってきます。

 私は、しっかり日焼け止め塗っていこう♪




 親子でニコニコ、春の野山   2005/04/25 09:18  

 きのうも、今日も、いいお天気だから、子供と家の中に居続けると、もうすっかり煮詰まってしまうので、昼から、ふらふらっと、車で40分ほど離れた、山の公園に行ってきました。

 それにしても、春の山の色って、本当にきれい。

 淡い色の木々の若芽色。竹林の黄緑。そして、常緑木の深緑。もうこれだけでも、いろんな緑色があふれて美しいのに、山桜の淡い肌色や茶色い葉、ツツジの赤や紫色が、所々にアクセントのように咲いていて、一幅の日本画を見ているよう。

 私にもっと根気と技術があったら、きっと絵にしたのになぁって、毎年思いながら、車の窓から、すぎて行く、春の山の風景を楽しみます。

 今回、うちの子は、昆虫網やケースを持って山歩き。お目当ては、倒木に入っているクワガタムシです。

 そして、私は、と言うと、もちろん、ビニール袋を片手に、山菜取り♪・・・の予定が、いざとなると、腐った木にさわるのが、怖いとのたまう、何ともふがいない お子様のせいで、いっしょに虫取りをするハメとあいなりました。

 もろくて、まだ湿り気がある倒木を、手で壊していくと、中には、死んだように手足をぺたりと体につけた黒い虫が、時々出てきます。

 まだ、活発に動き回る前なので、こんな様子ですが、霧吹きをかけながら飼っておくと、そのうち元気に動き始めるんですよ。

 今回は、2センチ程度のクワガタの仲間が、5匹ほど取れました。やれやれ。
 
 山の谷川では、ほんの少しの水の中に、オタマジャクシがウジャウジャ。春だなぁ。

 ケロロ軍曹にハマっている うちの子が、飼いたいと言うかなぁと思ったけど、昆虫ケースの虫に気を取られて、それどころじゃなかったみたい。

 イタドリも、ずいぶんたくさん生えていたので、ポキンと折って食べさせておき、私は、念願の山菜取り〜〜〜♪

 ここも、あそこもと、欲に目がくらんで、ポキポキわらびなんかを折りながら、いつの間にか遠くまで、山を駆け上ってしまうから、きょうは久々に、いい運動になりました。




 


夏バテ0の秘訣食  2005/06/15 11:27  
 先日からせっせと作り貯めていましたが、梅ジュース7キロに、梅干しと、ラッキョウが2キロずつ。やれやれ、やっと、今年の作業も一区切りつきました。 この時期漬ける、梅の加工品とラッキョウ漬けは、夏バテしや食中毒を予防すると共に、体の調子を整えてくれる、梅雨から夏への特効薬。日本人の生活の知恵がぎゅっと詰まった保存食なのです。

 実は、この中では、梅干しづくりが一番難しいです。正式な作り方をしようと思えば、三日三晩の土用干しをしなくちゃいけないので、手間がかかる上に、はじめの塩漬けの段階で、結構カビを生やしてしまうこともあるから、手強い相手です。

 でもね、自分で作る梅干しは、本当に塩だけでも出来ちゃう。安い市販品のように、アミノ酸のような、うま味調味料を入れなくったって、おいしいよ。

 ちなみに、我が家では、梅干しは、2〜3年置いた物を食べています。何年か寝かしてから食べると、より、塩がまろやかに効いておいしく、薬効の面でも優れてくると言われているけれど、確かに、単に塩辛いとか、酸っぱいだけでなく、いくらでもご飯が食べられる、こくのある酸味が食欲をそそります。

 意外なことに、かなり酸っぱいのに、末っ子にも好評です。

 以前聞いた話ですが、最近、食の洋食化と共に、酢の物を日常的に食べない人が増えた結果、梅干しが酸っぱいと売れなくなり、酸っぱくない梅干しや、かつお梅のような、本来の味とは異なる商品に人気が集まる傾向があるそうです。

 そこで、酸味を取り除くために、わざわざ一度水洗いして、せっかくの薬効成分も洗い流し、そこから、だしなどで、別の味をつけたりするそうで、わざわざ、カスのようになった梅干しを、「梅は体にいいのよぉ〜。」なーんて、食べている場合もあるから気をつけてね。

 買って食べる場合、ちゃんとした梅干しを見分けるためには、パックの成分表示を見て買いましょう。「梅、塩、赤シソ」以上!・・・の、いたってシンプルな原材料が表示してある、梅干しがおすすめですよ。

 そして、発酵食品でもある梅干しは、定期的に食べていくことで、腸にいい菌を貯金し、アトピーっ子の体調を整えるのに、大いに役立つから、食中毒の予防も兼ねて、この夏はぜひ、乳幼児の調理にも利用して欲しいな。

 おにぎりに混ぜるだけでなく、煮物に加えたり、酢の物に加えたりも出来ますよ。

 「梅干し=酢+塩」 の調味料と言う感覚で、しっかり使ってみてくださいね。




2005/06/18 21:57  

 5時をすぎても、外は明るい。ついうっかり、図書館でフラフラ長居をしてしまった私は、そのまま、子供を乗せて近所のスーパーへ直行です。

 あーー、どーしよう。なにもおかずの用意が出来てないなぁと、少しあせりながらカートを押していくと、うわっ・・・こんな時に限って、鮮度のよさそうな、お・お魚がいっぱい。し、しかも、安い!・・・あ・・どーしよう。

 ちなみに、メルマガを長く読んで下さっている人は、私がどんだけ魚が苦手か知っているハズ。

 そーなのよ、大嫌い。

 食べるのも嫌だけど、触るのは、もっと苦手。生臭い においが染みこんだ手は、洗っても、洗っても、やっぱり生臭いような気がして、とてもじゃないけど、魚になんて、触れませんでした・・・そう、子供がアトピーになるまではね。

 だって、しょーがないじゃないですか。

 一時期は、制限が多くて、肉も大豆製品も食べられなかったんだもの。

 野菜は好きだったから、私だけなら、ベジタリアンになっても良かったんだけど、給食 食べて、学校へ行って、社会に出ていく途中の、人との交わりの中で成長していく子供に、特殊な食べ方を押しつけるわけにはいかないもの。

 おまけに、青い背の魚には、アレルギーの改善に役立つ成分だって含まれいてるから、それも無視できないし・・・・

 ってんで、嫌いだけど、ちゃんと調理して食べさせてますよぉ、お魚。

 ちなみに、今日安かったのは、片口いわしと、アジと、シタビラメ。

 こんなに遅い時間から、うちへ帰ってこれをさばくのか・・・と思うと、好きで魚を調理するわけではない私は、胸がつぶれる思いがするのです。

 止めようか・・・あ、でも最近、夕食では、食べさせていないし・・・うーーー、でも、どれを買っても、下処理に時間かかりそうだなぁ・・・ぐすん、何でこんなに、買ってくれよと言わんばかりで、嫌がらせのように安いんだ、くぅ〜〜。

 って感じで、いつも魚を買うときは、魚を買いたくない自分の心と、子供に魚を食べさせてあげなくちゃの親心が、交錯して、魚の陳列棚で、異様に長く立ち止まってしまう私です。

 結局、目の奥まで、キラキラ澄んでいた、大きめのアジを買いました。

 三種類の中で、一番アジの味が嫌いです。いや・・・ジョークでなくて。ホントです。

 嫌いだから、少しでも食べやすいよう、我が家では珍しく、片栗粉付けて、油で揚げ、南蛮漬けにしました。

 それでも余りそうだから、半分は、開いて、塩水に浸して、一夜干しに。干物だと、まだ私にも、食べやすいから。

 おいしい?うん。じゃ、ママのも少し分けてあげるね。うん、これ好き。よかったね。

 小さいときから食べさせているから、魚が好きなうちの子たち。

 自分の食べる分を、子供の皿に、せっせとよそおってやりながら、減って嬉しい、私の魚。

 こと魚に関する限り、いつもとは、うって変わって気前がいい母なのでした。
 


ありとキリギリス的、夏の暮らし  

2005/07/22 22:31  

 真冬にせっせと仕込んだ自家製のみそを、梅雨明けと共に、壺から取り出しました。紙のフタを取った途端に、ぷうーんと、発酵したみその香り。

 おっ、いいのが出来てる出来てる。匂いをかぐだけで、出来の善し悪しが分かります。今年は、心配したカビも出ず、上出来でした。

 6月に漬けた らっきょうは、ボチボチ食べて、残りは1/3程度。どっさり漬けた梅ジュースも、半分以上飲み尽くしてしまいました。

 ここんとこ、外は連日、30度を超える暑さですから、早朝に外の用事を、まとめて全部済ませたら、あとは、保存食と畑の夏野菜を組み合わせながら料理し、外の仕事がない日は、出来るだけ買い物に行くのもさぼって、家の中にいる毎日。

 何かこれって、冬ごもり、ならぬ、夏ごもりって感じ。

 梅雨前に、せっせと作り貯めた保存食があるから、今日も夏バテせずに、元気よぉ〜と、アリ&キリギリス気分を味わっています。

 嬉しいことには、ただ今廊下には、実家と親戚からもらった、地元のスイカが、ゴロゴロゴロ。

 私の一番の大好物なので、今は目を細めながら、毎日のようにかぶりついているけれど、果たして、最後まで、おいしく食べ続けていけるかしら?

 旬の食材って、みんなに一気にもらうから、はじめ おいしくて嬉しくても、時には、だんだん苦痛にもなる。

 しいたけのように、乾物に出来るものや、漬け物にして保存できる物は、ちょっと手間をかければ、どっさりもらっても、長くおいしく食べられるけど、いくら好物でも、スイカはねぇ〜。

 シャーベットやフラッペを作ってみたこともあったけど、種も多くて、手間がかかる割にはおいしくないの。

 やっぱりスイカは、切りたてに そのままかじりつくのが一番かなあ〜。

 完熟トマトを煮込み料理やスープに使ったり、実がオレンジ色に熟した、地元の旬のカボチャを、和洋あれこれに調理して食べながら、夏はおいしいって、しみじみ嬉しい、この頃の我が家の食卓です。

   国産大豆で手作りみそ   2005/02/02 09:40  

 うひゃ〜〜〜〜〜。 なんちゅー寒さでしょうか。寒いと急に動きが鈍くなる、トカゲ並の根性な私は、早くも、午後の買い物に、家から出る勇気をなくしてしまいました。・・・んなもんで、今夜は、乾物料理よぉ〜。ああ・・・。

 ところで、先日書いた、さつまいも おじちゃんに、実は、大豆も、どっさりもらっていた私。

 先日重い腰を上げて、ついに味噌作りをはじめました。

 と言っても、最近はミンサーも使わずに、保温調理鍋で柔らかく煮たものを、ビニール袋ごと足で踏んでつぶし、こうじと塩を混ぜるだけで作っちゃうんだけどね。

 実はおみそって、国産大豆と、いいお塩を買って自分で作れば、誰にでもおいしく作れちゃうものなのです。

 2、3カ月から食べられるけど、梅雨をこす頃まで、かびを生やさずに、上手に常温で発酵させることが出来たら、とってもおいしい。←ちょっとコツがあって、難しいのですが。

 1〜2月は、気温が低くて、失敗なくおみそが作れる絶好のチャンスです。

 塩の加減や、混ぜ方など、本によってもいろいろ違うので、買い求めた「米こうじ」の袋の分量や作り方で、まずは作ってみるといいよ。

 私は、実家に転がっていたカメをもらいうけ、今年も、それに詰めて、常温で発酵させていきますが、 場所がないという人は、タッパーでも作っているようです。冷蔵庫に入るサイズの、タッパーにつめておき、野菜室にいれて熟成させます。

 「手前味噌」と言う言葉は、自分ちの味噌が一番おいしいだべ。と言う自慢話から来た言葉だそうですが、確かに、おいしくて、それはそうだべと実感させられます。

 市販のおみそのほとんどは、輸入大豆で作られています。船便で運搬するときに使われる農薬も気になりますし、遺伝子操作大豆が混入している可能性も否定できません。

 農薬の残留した作物も、遺伝子操作作物も、食べたからといって味が違うわけでも、病気にすぐなるわけでもありません。

 私が怖いなと思うのは、遺伝子レベルでのお話し。

 何にでも過敏なアトピーっ子が、たくさん生まれるのも、衣食住環境の変化から来ていることが大きいのなら、農薬や遺伝子操作の作物をなにげなく食べづけて、子供たちが、次世代に残す遺伝子に果たして支障はないのか?そこが気になります。

さらに深刻な、免疫の機能などに異常がある子供たち(私たちにとっては、孫の世代)が生まれてしまったら、・・・親として、自分の脳天気を、きっと悔やむと思うのです。

 だから、おいしい上に安全な手作りみそがおすすめ。今のところ、遺伝子操作の心配があまりない、国産大豆と良質の塩で、ぜひ作って食べてみてね


科学で遊ぼう

 小学校の頃に、毎月楽しみにしていたのが、学研と言う出版社の「科学・学習」という雑誌。今思えば、本誌なんてあんまり読まずに、付録でパンの様なお菓子を作ったり、もっぱら、実験や工作をするのが好きなだけだったという気がするんだけど、子供の頃に読んでいたからかなぁ。大人になった今も、何となく愛着があるのです。

 んで・・・夏休みになったら、自分の本を選ぶついでに、子供にも買ってきて、なになに?今回は、化学実験なの?と言うわけで、試験管まで、なまいきにも付いているのです。

 はじめは、子供の自由研究のヒントが見つかればいいかなぁと思っていたんだけど、学校での授業時間が減って、解剖はおろか、ろくに化学の実験なんかもさせてもらっていないうちの子の手元が、あんまりおぼつかないものだから、どれどれと、ついつい、いつものように、しゃしゃり出てしまうわけですよ、私という母親は。

 あ〜あ〜、試験官はこう振るのよぉ。スポイドはこう洗って、中の薬が残らないようにしておかないと、次の物質と化学反応を起こして、正確な実験が出来なくなるよぉ〜。野菜はすり下ろしてから、水を加えてみたらぁ?

 ちょっとアドバイスするつもりが、つい、おもしろくなって、手まで出しちゃう。

 今回調べたのは、でんぷん、タンパク質、ビタミンC、鉄分の四項目だけだったのですが、実験しながら、改めて感心したのは、豆という素材の優秀性。

 以前も紹介したチクピー豆をたまたま煮ていて、煮汁があったので、これも実験に使ってみたら、タンパク質、でんぷん、そして、なかなかの量の鉄分が、含まれているのを発見!

 パンやご飯は、でんぷんとタンパク質が含まれ、牛乳やいり粉は、タンパク質だけ。野菜類は、もっぱらでんぷんや、ビタミンCが入っていたので、豆の栄養価は、その点より豊かで、しかも低脂肪。

 乳製品が摂れない、アトピーっ子のママなら気になる、カルシウムが調べられなかったのは残念だったけど、食物繊維も多いし、やっぱり豆を積極的に食生活に取り入れてきた日本人のご先祖さんは、えらいわ。

 あれから病みつきになり、今度は、乾物と旬の野菜をたくさん使ったスープで実験してみました。

 肉をだしに使ったので、タンパク質が含まれていたのは、もちろんのことだと思ったし、鉄分がしっかり含まれているのも、乾物が多いからとー然のこと。ところが、保温調理鍋で、かなり長い時間煮込んだのに、ビタミンCもしっかり残っていて、びっくり。

 スープで野菜をたくさん食べる生活って、やっぱり間違っていないわって、改めて子供の実験セットが証明してくれて、とっても嬉しかった私です。

 もうさっぱり飽きてしまった子供をこっちにおいて、小学校の頃の、試験管振りの快感を思い出してしまった、私の実験遊びは、もうしばらく続きそうです。


 たまに食べるからおいしい

2005/08/31 12:04  

 夏休みも、もうおしまい!バンザイ!!・・・と言うわけで、きのうから今日にかけて、夏の間に、あちこちに子供がこっそり作って、家中に散らかしたり、基地を作って隠していた、「工作ゴミ貯め(おもに、こっそり新聞やら厚紙で、武器やらお面やら、手裏剣やらです。作っちゃ遊んで、そのまま。次の日はまた、新聞紙を丸めて次のを作る。ええい、止めてくれ。セロテープはがして、リサイクルに出すのは大変なんだぞぉ〜。)」やら、「おもちゃ貯め(もっぱら、ガチャのガンダムです。積み木で基地も作っているから、気づかずに踏むとかなり痛い。)」を、子供と一緒に、捜して集めて、片づけているところです。

 んで、机の回りを片づけていたら、隅から出てきた、学校のアンケートチラシ。

 なになに、どれどれ?

 どうやら、学校で元気な体で過ごすために、食生活に気を付けようね・・・みたいな趣旨で学習があったらしく、食物繊維が取れる食べ物は何かを書かせる欄があったりします。

 その中に、好きな食べ物を書かせる欄があり、ハンバーガー、きんぴら、豚カツ、おひたし、ひじきの煮物、酢の物、ステーキなどが書いてあります。

 今回の勉強の趣旨からして、ここは、きんぴらやらおひたしに○を付けるのが、よーくわかった お利口さんの子供のするとではないかしら?と思いつつ、よくよく見れば、我が家のお子さんが○をしてたのは、ハンバーガーとステーキの欄。

 おいおい、こらこら、そんなものに○を付けるんじゃありません!!

 きんぴらやおひたし、煮物ばっかりを、普段は食べさせているじゃありませんか。いつ我が家でステーキなんか食べさせたかいな?そもそも、血の滴る ステーキを食べたことが、この子はあったかいな?と、思わず吹き出しそうになりました。

 ちなみに、食事の制限がとうに取れている我が家ですが、肉だけをおいしく食べるという調理は、今も ほとんどしていません。

 肉は、たっぷりの野菜と炒め合わせたり、煮物やスープに加えて、だしに使って、脇役に回る使い方がほとんどです。

 だから、ステーキやハンバーグ系の献立は、何か特別なことでもない限り、めったに作らないのです。

 たまたま今朝は、珍しくパンで、サンドするために、鶏肉を焼いて、照り焼きチキン風に、甘辛く味を付けて食卓に出しましたが、お肉は、ほんの2〜3切れ。

 それよりも、皿の上には、きのことキャベツ、ピーマンを蒸し煮して、ゴマ入りの酢しょうゆであえた、あっさりした温野菜がどっさり盛られ、豆乳で甘く仕上げた、カボチャの煮物が添えてあります。

 肉を焼くのも、鶏の皮の油を利用したので、食用油も一切使っていないから、パン食にしたら、かなりあっさりした組み合わせなのですが、繊維も多いから、お腹のもちは、いいんですよ。

 肉を食べるなら、どっさり野菜を食べようよ!が、我が家の食べ方です。

 でもね、こんな風に、肉をどっさり食べない食事が多いから、たまに食べる肉は、高くても、飼料や抗生物質の投与に配慮がある、おいしいお肉を買ってくるの。

 たまに、おいしい肉を、ちょっとだけ食べるから、とってもおいしい♪

 うちの子が書いた、好きな食べ物調べは、いつも食べているものではなく、いつも食べたいなぁって思っている願望の献立に、○を入れたみたいだけど、そのうちこの子も、地味な煮物やきんぴらに、迷わず○を付ける大人になる!!

 母は、そう願ってるよぉ〜♪



食物アレルギー診断指針を読んで思うこと

: 2005/09/08 11:55  

 先日の新聞に、食物アレルギーについて、日本小児アレルギー学会が、診療指針をまとめたものが掲載されていたので、要点をまとめて載せておきたいと思います。

 この様な指針が出た一番の理由は、アレルギーかどうか分からないうちに、食品を控えさせて、医療現場や家族の間で混乱が生じているためとされています。

 要するに、食品を取ることを控えることで、栄養失調ぎみの乳幼児や、その親、または、妊娠中から除去することで生じる、母胎や胎児への影響を心配させられる事例があると言うことです。

 別の調査によると、食物アレルギーは、乳児の10%、3歳児で、3〜5%、学童期で2〜3%と報告されています。

 食事制限を行うのが妥当かどうかについては、食事日誌と血液検査により、医師が問診で、原因を推定した上で、最終的には、この食事を微量に含んだ食事による、負荷試験を行って特定するようにと言うことで、具体的に、負荷試験で試す食材や、その分量について詳しくコメントが出ています。

 ちなみに、乳製品は、ヨーグルト(ミルク)1/4さじ。

 うちの子が、7ヶ月頃に、そろそろ食べられるかもと、パンに浸して、口に含ませてあげたら、全身じんましんを起こしたことを思い出して、うちの子には、この負荷試験、きつすぎるわ・・・(-_-;) と、しみじみ思う。

 そもそも、原因を特定しなければ、除去はダメなんだろうかと、複雑な気持ちになります。

 もちろん、ただただ食べる物が減っていく、引き算の除去では、体だけでなく、乳幼児の脳の発育も妨げて、賛成できないけど、卵や乳製品くらいだけなら、どうしても食べなくては、栄養が不足するという食品じゃないのにと、今は思うのです。

 記事は、食物アレルギーは、年齢を重ねるごとに体内に耐性ができて、食べられるようになる子が多いから、アレルギーと判断されても、12〜18カ月ごとに、チェックするよう目安を示して結ばれている。

 もちろん、その点は、大いに賛成。

 だって、一口のミルクも受け付けなかったうちの子が、小学校に上がる頃には、コップ一杯の牛乳が飲めるようになったんだもの。

 卵でじんましんが出た子も、マヨネーズOKになったし、そもそも、ここんとこ、食べ物でじんましんを起こすこと自体が、なくなった。

 だからと言って、肉や油料理大好き!洋食バンザイ!!の元の食の世界には、戻りたくないのです。

 食事制限が終わっても、食物に気を使う生活は、ずっと続けるつもり。

 食物アレルギーに指針を出すことはとても難しいと、記事を読みながらしみじみ思う。実際に体験してみて、納得できるところも、出来ないところもあるから。

でも、今、苦しんでいる人は、

食物アレルギーは、年齢を重ねるごとに体内に耐性ができて、食べられるようになる子が多い

と言う部分を信じて、希望を持って子供を育てて欲しい。

 無茶な食事制限に走らないよう、できるだけアトピーの仲間を見つける努力をし、お互い支え合いながら、がんばってみてね。


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