メールマガジンの記事中から、ピックアップして載せています。
メールマガジンの登録は、こちらから トップへ
カメ
うちは、大きめのたらいの中に、少し小石を入れた状態で、もう3年目になる、ミドリガメを飼っています。
カメの種類にもよるのでしょうが、水は、水道水をそのまま使っていいみたいなので、
水が汚れてきたら捨てて、水道水を入れてやるだけ。
一週間に何回か替えるだけで、ポンプもいりません。
冬以外は、玄関の外。真冬だけ、日当たりのいい室内においてやるやり方で、
二年越冬させました。
冬場は、入れてやっても、餌は食べないようですが、水に溶ける養分で生きている
かもと、一応少し入れてやり、日向で温めた水で、時々水替えをしてやります。
特に冬眠しているようではありませんが、じっとしています。
ただ、甲羅干しが出きるよう、登っていける陸を用意する必要があるので、
亀の飼育セットのような商品を買って、カメ用の陸ごと買うと、簡単でいいかも。
カメは臭いとよく言われますが、エサが残らない程度に食べさせて、しょっちゅう水を替えれば、
特にくさくはないですよ。
臆病で、甲羅に閉じこもることはあっても、怒って噛みつく事は、まず無いから、
幼い子にも、簡単にお世話できるペットです。
ただし、世話をした手は、必ず石けんで洗うことを、お子さんによく言い聞かせておきましょう。
病気を持っていることがあります。
ちなみに、我が家は、浮き上がる金魚の餌で飼っています。
食べ残すとすぐわかるので、首を伸ばして、餌を探している様子が見えたら
少しずつ入れてやります。
うちは、まだ5センチくらいですが、エサの量にもよるのでしょう、かなり大きくなる場合があります。
買うときは、どの程度大きくなるカメなのかを、確認してから買ってね。
カメは長生きしますし、大きくなったからといって逃がせば、在来種を脅かすので、死ぬまで飼ってやる心意気がないと、
亀は飼ってはいけないペットだと思います。
もちろん、かわいいからと、何匹もいきなり買うのは
論外だと思いますよ。
カメはどの程度賢い生き物なのか、まだよくわからないのですが、何年も飼っている方から、
飼い主がわかるかのようにすり寄ってきたり、エサをねだるという話も、聞いたことがあり
大事に飼ってあげると、結構、カメは楽しめるのではないかと思いますよ。
その話を聞いてからは、毎回、カメに話しかけながらエサをやっている私です。
なかなかに、その様子は、怪しいオバサンなのでしょうが・・・。
金魚
我が家にはたくさんの水生ペットがいます。
和金が20匹程度、出目金が6匹、カメ一匹、ベタ一匹。
水槽が家の中のあちこちに置かれていて、飼うと言った人が世話をする約束なんだけど、
気がついたら、私も結構世話を焼いていたりします。
金魚たちは、5〜8年は軽く生きるので、もう今では、大人の手を広げたくらいのでっかいサイズになっている物もいて、
家族の足音を聞きつけるたびに、バシャバシャ恐ろしい音を立てて大騒ぎし、エサをねだります。
飼い始めた頃は、物足りなくて、かわいくもなんとも思いませんでしたが、さすがに長いこと一緒にいると、愛着がわき、
今では、エサをやりながら思わず金魚に話しかけている私がいます。
子供にアトピーがあると、猫や犬、ハムスターやウサギのような毛のある生き物を、室内で飼うことには、
なかなか勇気がいります。
それでも、幼稚園の頃くらいから、子供は何か飼いたいとせがむので、それじゃあと、ハムスターを飼ったり、
ウサギを飼ったりしました。(←どちらも、真冬をのぞいて野外で飼いましたが。)
子供と一緒に、いろいろ生き物を飼ってみて思ったのは、知能が高いとか、芸が出来るペットばかりがかわいいのじゃなくて、
長年飼って愛情を注ぐと、メダカであろうが、カブトムシであろうが貴賤の差はなくて、やっぱり同じようにかわいいと言うこと。
その意味で、水生の生き物は本当にお世話が楽ですね。上手に飼えば、十年、二十年と長生きします。
アトピーっ子の世話だけでも、家事が多くて大変なので、無理なく気軽に飼える水生ペットは、おすすめですよ。
金魚すくいについて
夏祭りの金魚すくいで金魚をはじめて手に入れるお子さんも多いと思います。
せっかくとった魚の生存率を高くするために、飼い方のヒントを少し載せますね。
たいていの夜店の金魚は、追いかけ回されてくたびれているので、そのままほっておくと、
次の朝には、もう死んでいると言うことも多いです。
容器やポンプなどがはじめから十分にあるお宅ばかりではないと思いますが、応急処置として、
持って帰ったらまず、浄水器などを利用して、その日のうちに塩素抜きの水を用意してくださいね。
この時、水に空気を含ませるために、高いところから水を注いだり、コップなどでくんでは
元に戻して、水の中に、泡をしっかり立ててやります。
さらに、水温の変化によるショックを防ぐために、水の用意が出来ても、いきなり金魚をここへ入れず、
まずは、金魚入りのビニール袋ごと、水の中に入れてしばらく置き、徐々に温度を近づけ、最後に
袋の口を開いて、さわらないよう、そっと水に逃がしてやります。
翌日、空気を水に入れるためのポンプや水槽を買ってきます。
もしも、今すでに飼っている金魚がいる場合も、すぐに一緒に混ぜてはダメですよ。
新しい金魚に病気がないかどうかを確かめるために、二、三日別の容器で飼い、元気がよいようなら、
そこではじめて一緒にしてやります。この間、ポンプがない容器の場合は、先ほど書いたように、水をくんでは戻して、
時々空気を水に含ませてやります。
これだけの工夫で、魚類の生存率は、ぐーんとUPしますから、ぜひ試してみてね。
小動物の飼育体験には、いろんな発見があるし、子供の心にたくさんの想像をふくらませ、心を豊かにしてくれるから、
ぜひ無理のない範囲で飼ってあげて欲しいなと私は思います。
ベタ
ベタは、大きな背びれや尾びれが優雅で、赤、青、白など、鮮やかな色の美しい小型の鑑賞魚です。
空気ポンプを入れなくても飼えるし、水の汚れにはいたって強いので、夏などはワイングラスのような小さな器に入れておくだけで気軽に飼えるので、ついつい衝動買いしてしまいがちですが、ところがどっこい、この魚は、別名「闘魚」と呼ばれ、やたらと気性が荒いのです。
きれいだからと二匹を一緒に買うと、たちまち執念深くケンカをはじめます。
しかも、お店で売られているひれが大きいきれいな形のベタは、全てオス。負けるわけにはいかないとばかり、相手が死ぬまで、容赦なくケンカし続けるのかも。
さらに飼い始めたときによく聞いたのが、ベタは冬を越せないと言う話です。
一時期はやったので、結構飼っていた人がまわりにいたのですが、冬を越せずに死んだと言う話ばかりでした。
そこで、冬がちかづいた頃にペットショップで聞いたら、ベタは寒さに弱いから、冬はヒーターを入れないと越せないそうです。
えーーー!!
夏はあんなに手軽なのに、水槽はヒーターが入るほど大きいものを買い足すことになり、やたらと出費は多かったのですが、おかげで一冬を越し、今年は二回目の冬です。
大きくなりましたよ。全長は10センチくらいで、威嚇をはじめると、背びれと胸びれが、ふわぁ・・・っと広がって、とても見事です。
・・・で。。。
先月、ぶらぶらペットショップをウオッチングしていたら、「おっ?」
ベタのメスをたくさん売っていました。しかも、やたらと安い!
あーー、そうか、冬になると買う人がいなくなるので、処分前のセールだ!
ピンときて、衝動買いしてしまいました。
ところが、ベタというヤツは困った生き物で、メスでさえ相性が悪いとつつき回し、最後は殺してしまうそうで、まずは、ビニール袋ごと水槽に入れてお見合いを続け、時々一緒にしてあげるというのを繰り返していたですが、どうもこれがいけません。
見ていて思うのに、すばしこくて、えさを先にパクパク食べてしまうメスを、大人げないことに許せないみたいです。
残念だなぁと思いながら、水槽内別居を最近ではしていたのですが、今日ふと上からメスを見てみたら、「ん?」
もしかしてお腹ふくらんでいる?
いそいそと水草を入れてやりました。二世が生まれるかもと、今からとっても楽しみです。
ちなみに、人に聞いた話ですが、メスは複数入れてあげると、カップルが生まれやすく、他のメスへの攻撃性も減ると言うことですよ。
あの時、たくさん買ってやれば良かったかなぁ。
冬場は、水替えも温めたものを用意しないといけないので、少し飼うのが難しいのですが、水温7度以上で生きていけるそうなので、春先に水が温かくなったころ、よかったら飼ってみてください。
怒りん坊なのは、たまにキズですが、静かに滑るように素早く、水草の間をくぐり抜けて泳ぐ姿が美しく、金魚のようにエサにがっついたところがない、優雅なベタの生態は、見ているだけで癒されますよ。
戻る
|