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 乳幼児のアトピーっ子は、内臓の働きが未熟なために、食べ物でトラブルを起こしている場合が多いものです。

 実際に、うちの子供達や、アトピー仲間のお子さん達の、成長していく過程を見ていても、離乳食期にアレルゲ
 ンに気をつけて食べさせておくと、その後の経過が大変軽い
と言う事実にも驚かされました。

 そこで、アトピーを良くするためには、体に負担をかける食材を、ある程度 避けたり、体に優しい食べ物を、
 上手に選んで食べさせてあげることも、大事なポイントではないかと、私は思うのです。


 じゃあ、大人なら、こんな食べ方を始めても意味がないかと言うと、とんでもない!
 
 アトピーっ子に優しい食べ方を、親も一緒に続けてみたら、長いこと患っていた、アレルギー性の鼻炎や結膜炎
 のような症状が、いつの間にか軽くなって、本当にびっくりしたのです。ぜひ、アレルギーに悩む大人の方も、
 今さら食べ物に気をつけても無駄だわ・・・なんて、あきらめずに、出来ることからやってみませんか。

 でも、ちゃんと料理を作る事ってめんどくさいし、サプリメントで補えばいいんじゃない?とも思いますよね。
 また、水だけで治ったという話を聞いたら、そっちの方がいいなと、誰だって思うだろうし、今はそんなに悪く
 ないから、薬を塗るだけで、そのうち治るんじゃないかな・・・・なんて・・・考えちゃうでしょ?

 もちろん!私だって、楽して治したい!!って思っていたし、家事も料理も、めんどくさくてイヤでした。

 でも、幼い我が子のために、せっせと手料理を工夫していたら、いいこといっぱいあるんだなって、よ〜く
 わかったから、今、アトピーで悩んでいる、若いママさんには、ぜひ教えてあげたくて、こんなHPを立ち上
 げています。

 
幼い子が抱えるアトピーは、アトピーは、薬に頼りっぱなしで治すより、食べ物でも工夫しながら治す方が、
 絶対!!賢いやり方だと思うし、早く良くなれるよ。

 さっそく、ここから読んでみてね。


 

  幼児期に、食べ物に気をつけてあげなくちゃいけない、本当の理由 

  アトピーっ子に優しく食べ物を変えると、こんないいことがありました

  水だけでもよくなるんじゃないの? 

  花粉症をはじめとするアレルギー症状が、年々ひどくなる親にだって朗報!

  アトピーをチャンスに変える? 
 
  おすすめの食べ方、早わかり漫画・・・こんな食べ方を提案してします。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


 
     
   
 ◆◇  アトピーと幼児期の食べ物   ◆◇

  これは、以前うちのメルマガに載せた読み物です。
  幼児期食べ物に気をつけてあげることは、アトピーが良くなるだけでなく、こんな
  メリットも実はあったんです。知らずにいると、大きなソンをしちゃうかもよ。
                                     無料メルマガ見本

 

  
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 アトピーだと、いろんな意味で「大変」があります。特につらいのが、食べ物での大変。

 でもね、何でも食べらないからと、やむなく、高くても安全な食べ物を買い、育児で
 忙しい中、手間をかけて手作りを続けていたら、それが、その子の一生の健康状態を、
 大きくプラスに変える力にもなるんだなって、だんだん わかってきました。

 あの時は、大変だったけど、うちの子は、食べられない子で良かったなと、今は
 しみじみ思うのです。

 えーーーっ!!なんでそんな事言うの?と思ったママのために、メールマガジンに
 書いたことの中から、幼児期の食べ物についての、こんな5つのエピソードをご紹介します。

………………………………………………………………………………………………


  エピソード その1
 ◇…………………………◆

 少し前の話ですが、牛肉の輸入停止で、販売を中止していた吉野屋の牛丼が、一日だけ復活する
 というニュースが流れました。

 ちょうどその日、私は、駅前に人を迎えるために車を走らせていたのですが、吉野屋を目指す
 車の大渋滞に巻き込まれて、途中から全然進まなくなって、トホホ・・・。

 店の前には、まだ11時にもかかわらず、30人以上の人が並んでいて、駐車場も
 満杯。ここへ入ろうとする車が一車線を占領して、道路の渋滞を招いていたのです。

 私にとって、吉野屋の味は、どこにでもある、ただの牛丼でしかありません。

 でも、この味になじんだ人の舌には、ここでしか食べられない、吉野屋の味として、
 脳に刻み込まれ、時々、モーレツに食べたくなる、記憶の味なんですよね。

 そこで、思い出してみてください。マクドナルドやケンタッキー。

 以前、袋から漏れてくるにおいをかいだ人が、辛抱たまらずに、店へと直行
 していく、ケンタッキーのCMが流れていましたが、何度も何度も食べて、舌が覚え
 た記憶の味には、理屈では割り切れない、あらがいがたい魅力があるものです。

 特に、幼児期に覚える味は、その子の一生の味覚を左右すると言われています。

 和食をたくさん食べれば、和食が。洋食をたくさん食べれば、洋食が。そして、ファ
 ーストフードやインスタントが定番なら、もしかしたらそれを、お子さんは好んで
 食べ続ける事になるのかもしれません。

 あなたが今、一番たくさんお子さんに、食べ続けさせている定番のお料理は、果た
 して、どんなジャンルでしょうか?
 

  ==================================================================


  エピソード その2
◇……………………………◆

 私はもう、アトピーの親歴が長いので、アトピーで大変だった頃の仲間のお子さん
 が、それからどう成長されていったのかを、この目で見てきました。

 例えば、ある時、町でばったり会ったママのお子さんは、当時、喘息も患っていて、
 2歳過ぎでも、菓子類にわずかに含まれているアレルゲンに反応して、咳き込んだりも
 あり、なかなか症状が重くて、大変そうな状態でした。

 一緒に親の会の行事に通いながら、当時は熱心に、いろんな事を学びましたよ。

 「調子は、どう?」と、お互いの子供の様子を、まず聞くことから話は始まったの
 ですが、もうお子さんは、幼稚園に通っており、帰りにママ達と、マクドへ行くと聞
 いて、さすがにびっくりしてしまいました。

 でも、案外、乳幼児のアトピーってこんな感じなんですよ。食の制限があっても、
 幼稚園に入る頃には、食べられる子の方が多いんです。

 今は、食べ物はどうしているの?と聞くと、「はじめは全て手作りしていたけれど、
 食べても湿疹が出なくなったら、もうだんだん面倒になって、今は、つい、インスタ
 ントに頼っちゃう。」そうです。

 彼女とは、よく話しもしていたので、良くなった途端に、全て元の食の世界に戻して
 しまう人だとは考えられなかったので、ちょっとショックでした。

          ……………………………

 アトピーが良くなっていく過程で、その先に、道は二通りあります。

 一つには、何にでも過敏な我が子のアトピーがきっかけになって、その後も、食べ物
 の安全性に気を付けたり、和食中心の食生活を続けていくママ。その人達の中には、自然
 と体に優しいエコライフを心がけている人も多くいます。

 その逆に、症状が良くなったら、現代的な、元の生活に、そのまんま戻ってしまうママ。

 どちらのタイプのママも知っているし、割合から言えば、後者が圧倒的に多いよう
 に思います。だって、和食もエコライフも、手間がかかって、時代に逆行している生活
 を強いられる部分もありますから。

 でもね。前者に比べ、後者のママのお子さんは、大きくなって再び、花粉症を
 はじめ、成人アトピーや喘息になる可能性が、大きくなるのです。一度良くなっていた
 のに、小学校の高学年ぐらいから、また何らかの症状に悩まされ始めるの。

 だって、アレルギーの体質そのものは、大人になることで、変わってしまったわけ
 ではないのだから。

 幼児以降、大人になるまでの、食べ物や生活の仕方など、生活習慣から蓄積した
 ツケが、またアレルギーという形で、我が子に降りかかってきます。

 あなたは、どっちの道を選びたいですか?


  ==================================================================

  エピソード その3
◇……………………………◆

 
アトピーで食事に制限ができたときに、なぜそんなにつらいのかと突き詰めて
 よく考えてみたら、ファーストフードのような外食が取れなくなるから、と言うのも
 大きな要因
ではなかったでしょうか。

 私の場合は、マクドに振り回されてきました。

 だって、マクドは単なる食べ物ではなく、子供達を店内の遊具で、好き勝手に
 遊ばせておいて、ママ達でワイワイ気軽にしゃべる、楽しい社交場というツール
 でもあったから。

 マクドの商品が食べられないこと=親子サークルからはみ出してしまうことを、
 意味してもいたのです。

 いっしょに行こうと誘われて、食べられないから行かないと言うのは、はじめの
 うちは、なかなか屈辱的で言いにくい。でも、かといって、都合が悪いからと断っ
 てばかりいるうちに、もう誘ってもらえなくなるのも辛い。

 だって、お嫁にきて、知り合いのいない、見知らぬ土地で、孤独にあえぎながら
 子育てをしていて、子供を通じて出会うママたちの存在は、とても貴重なものな
 のですから。

 今でこそ、いろいろ悟った私も、子育て初心者のころは、勤めを辞めて、子育て
 に入った時から始まる、社会からぽつんと取り残されたような孤独との戦いの中で、
 出会いを求めて、しぶしぶ、マクドに通うと言う時期もあったのです。

 ファーストフードを含む、外食は、いまや食べてあたりまえ、ジョーシキなのですか
 ら、それが食事の制限で出来ないのは、手抜きができない不便も、もちろんの事
 だけど、世の中からはみ出しているぞと言う脅迫感に、イヤと言うほど、さいなまれ
 てつらいものなのです。

 でもね、あくまで、我が家の食の中心にあるのは、ファーストフードじゃないぞっ
 て思っていました。

 だって、アトピーが治ったら、真っ先に食べたいのがマクドと言うのは、ちょっと
 悲しすぎるもの。マクドが食べたいから、制限食をがんばったわけじゃないと思うのよね。

 日本マクドナルドの初代社長が、先日亡くなられたけれど、彼のすごいところは
 「子供達にサービスを手厚くし、グッズをたくさんプレゼントしながら、とにかく
 子供が来たがるよう仕向けなさい。味を覚えさせれば、彼らがリピーターとなって
 店は繁盛するのだから。」と言う経営方針を持っていたこと。

 マクドナルドが日本にOPENして、30年。今、30代すぎのパパやママが
 自分が食べたくなるから、子供を連れてマクドへ連れて行きます。

 幼い子供達が好きな物の中に、牛丼やハンバーガーがあっても、もちろんいい。

 でも、舌が記憶している一番好きな味は、ひなびた味の切り干し大根や、おすし
 や、煮込みうどんのような、おふくろの味であった方が、絶対その子の健康の
 ためにいいと、私は思うのです。


  ==================================================================

  エピソード その4
 ◇……………………………◆

 もちろん、アトピー仲間以外にも、親しくおつきあいしているお友達がいます。
 特に、近所に住む、二人の友達は、月に何度も会う機会があり、いろんなことを話し
 ます。ちなみに、早く結婚された二人のお子さんは、もう既に、中・高校生です。

 ある時、いつものように雑談していたら、アトピーっ子の食べ物の話になり、野菜が
 多いと、アトピーが良くなるだけでなく、体も丈夫になるし、風邪も下痢も全然しない
 よと、私が普段から話していることで盛り上がり、ぜひおすすめを教えてと言う事にな
 りました。煮物のレシピや、おいしく作るコツなどを、伝授して別れたのです。

 ところが、・・・・

 せっかく作っても、食べてくれないんだそうです。きんぴらは手を付けないし、イモも
 カボチャも、食べ慣れないから、嫌い!

 そうなんです。食習慣の基礎は、幼児期のしつけの一つとして、幼いときにしつけて
 あげるのが一番簡単なのです。大きくなってからでは、食べ物の志向が固定化しているの
 で、その子の体にいい物や、健康になれる食べ物を食べさせようとしても難しいのです。

 物の道理がわかる年頃になってから、野菜を食べろといっても無理!

 ママが猫の手も借りたいほど忙しい、乳幼児の頃に、しんどい思いをしながら、しつ
けて、食べさせて覚えさせるのが一番の近道だったのです。

 ちなみにうちなんて、楽してインスタントを食べさせたくても、制限があったから、
 それしか食べられない生活でした。有無を言わせず食べさせて、好きになってもらった
 のです。食べられないって、出された物を、必ず食べる子にしつけるには、もってこい。

 制限もある意味では良かったなと、後から振り返って思うのは、このせいもあったのです。

 ・・・で、話を、その後の彼女たちのお子さんに戻します。食べたくないといえば、
 朝からインスタントラーメンや菓子パンを食べ、息子さんは、学校へ通っているそうです。

 冬になると、何度か下痢で休み、毎年のように、インフルエンザに悩まされているの
 を、聞いて知っていますが、何も力になってあげられません。せめて納豆のような、腸
 内の善玉菌を増やす食べ物を、食べるようにすすめてご覧よとは話すのですが、本人が
 その気にならないと、やはり、どうにもならないようです。

 もう一人の息子さんは、今、なかなか治らないニキビに悩んでいます。

 
  ==================================================================


  エピソード その
 ◇……………………………◆

 以前、家庭科の授業で、その日の朝ご飯はなにかと、先生が子供たちに尋ねられたとき、他の子に
混じってうちの子が発言した朝ご飯のメニューを聞いて、「ホテルの朝ご飯みたいだ。」「豪華だ。」と、
他の子たちがびっくりしたそうです。

 たまたま、その次の日が参観日で、いつものようになにげなく廊下を通ろうとしたら、「おばちゃんちの
朝ご飯すごいねぇ。」と、4,5人の男の子に、なぜか取り囲まれて、朝ご飯についての質問責めにあい、
今度はこっちが驚きました。

 だって、その朝食って、焼き鮭と、みそ汁、のりとおひたし程度で、15分もあれば作れる、本当に手抜
きの食卓だったのですから。

 アトピーでヘコんでいた頃の食卓は、食べる物が見つけられなくて、本当にお粗末な食卓で、泣けま
したが、10年もたてば、それが、よその子にうらやましがられる食卓になっていたんだという驚きと、それ
だけ、他の子の食卓が寂しい内容なんだなと言う、複雑な思いを、その時は感じました。

 その後、末っ子の通う幼稚園で、お弁当の時間を見学させていただく機会があったのですが、この時も
また、ショックを受けました。

 一番はじめの子の時には、花形に切ったにんじんや、顔の形のおにぎりなど、とても凝ったお弁当があり、
そうでなくても、手作りした物が、少しは入っていて、親の愛情や工夫がかいま見えて、ほほえましい物が
多かったのですが、今では、よそのお宅の弁当のほとんどが、ふりかけと冷凍食品のオンパレードになっ
ていたのです。

 きれいな色のミニカップに入った、明らかに冷凍食品とわかるグラタンや煮物と、唐揚げ・コロッケ・ハン
バーグのいずれかが一個ずつ。ミニトマトとブロッコリーが入っているのも、みんなそろえたように同じ。
卵焼きを焼いてもらえる子はいい方で、キャラクター物のふりかけパックと白ご飯だけと言う、すごいお宅
もありました。

 しかもこれが、弁当見学もある、参観日とわかっていて持たせたお弁当ですから、普段は一体どうなの
でしょうか?

 子供たちの様子も悲惨でした。

 うちの子なら、ノドから手が出るほど欲しがると思う「からあげ」や「ハンバーグ」、「ぷちトマト」を、食べたく
なくて持てあましています。

 そりゃ、そうだわ。たまに唐揚げは嬉しくても、毎日毎日、から揚げが弁当に入っていると飽きてしまいます。
他の子の倍はある弁当箱を、ペロリと食べて、さっさと遊びに行った末っ子と、お弁当をもてあましている
お子さんを見比べながら、今の子の食卓は貧しいんだなぁと、しみじみ考えさせられました。

みんなと一緒の冷凍食品のオンパレードって、子供達にとっては、食べる楽しみの少ない、退屈な献立に
すぎなかったのです。

その時はっきりわかりました。

肉料理がごちそう!と言うイメージがやはりこどもの頃から心に焼き付いているので、今まで限られた食材
の中で作る、質素な我が家のご飯に少し引け目も感じていましたが、季節の素材を活用しながら手作りして
いる食卓は、今の時代では、案外豊かな食体験なのではないかしらと。

食べられないものがあるから、かえって工夫して、豊かに食べていたなんて、ステキじゃないですか?


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 エピソード その6
 ◇……………………………◆

 生き物が好んで食べる味覚は、大きく分けて二種類。

 「油」と「だし」だそうです。

 油には、脂肪分たっぷりのお肉や、炒め油、マヨネーズなんかを想像してみてね。
 だしには、昆布やかつお、干ししいたけ、入り干しなどを想像してみて。

 洋食は、もっぱら、油のうま味で食べさせます。だから、ひれステーキや、肉のう
 ま味が染みこんだビーフスープ、マヨネーズがしっかりかかったポテトサラダを、
 マズイ!!と感じるのは、生物学的には、無理というもの。

 うまくて当たり前なんです。でも、これは少なくても、アトピーっ子の体には負担
 のかかる食べ方です。

 だから、和食的に、だしをしっかりきかせながら、野菜を食べる。

 油の味を覚える前に、まず、だしの魅力で野菜を中心に食べる食事から覚え込ませ
 る。これが、アトピークッキングの極意です。

 幼い子の舌に、だしの味をしっかり覚えさせながら大きくし、何でも食べられるよ
 うになってから、少しだけ洋食も取り入れて献立を作れば、おふくろの味が、や
 っぱり一番の好物な大人に育てていけますよ。


  ==================================================================

  最後に
 ◇……………◆

 アトピーはしんどいし、食事制限があれば、交友関係にも影を落として、精神的にだって苦しい。

 でも、そんなアトピー体験を、プラスに変える一番のきっかけも、実は、食べ物にありました。

 幼児期にしっかり食べさせて、覚えさせておきたい味と言うのがある!!

 でないと、大きくなってまたアトピーがひどくなったり、健康に自信の持てないひ弱な
 体質になってしまう可能性が、現代の社会ではとっても大きいんです。

 だって、豊かな今の生活には、ファーストフードをはじめとする、手軽に食べられて、
 舌が大喜びする、脂肪たっぷりで野菜ちょんびりの、不健康な食の誘惑が大きいから。

 幼児の舌に、記憶された大好きな味が、煮物やおすしのような和食なら、アトピーが
 良くなった後も、きっと健康な体の大人に成長できる。

 逆に、良くなった途端に、手間いらずで簡単だわと、外食やインスタント、冷凍食品
 に頼る、元の生活に戻ってしまうと、将来また、アレルギーに悩まされたりするリスク
 を背負うし、何より、アトピーでこけてつらかった経験が、無駄になるのが、ケチな
 私には、とっても悔しい。

 だから、幼いお子さんをお持ちのママは、忙しくても、アトピーっ子の体を健やかに
 育てていくために、食のしつけや食生活に関心を持って欲しい!

 それが、将来にわたって、アトピーを良くしていく、一番の近道だと私は思います。

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幼いアトピーっ子の体に負担が少ない食事は、家族みんなが健康になれる近道でした。          

 ちゃんと手作りして食べさせるのは、育児や家事の新米ママには、大変な作業かも。
 それでもがんばって、作り続ければ、どんどん手慣れてきて、手早く作れるようになるし、
 これが、単にアトピーがよくなると言うことだけでなく、家族みんなで健康になれる近道でも
 あったんだと、よーくわかりました。

 例えば、アトピーっ子を良くするために、気を配った食事を食べていると、
アトピーを軽くやり
 過ごせる効果の他に、こんないいこともあったんですよ。


 
 家族みんなにこんないいこと

 ママのお肌がきれいになる−−−−ちゃんと野菜で、ビタミンその他のミネラルを摂るから、肌が
                       内側から潤うの。ニキビやカサカサとも、さようなら〜♪

 便秘が治る−−−−食物繊維の多い食べ物を多く食べるから、便秘知らずの快便ライフ。

 胃に優しい−−−−脂っこいものや刺激物が減るので、胃の調子もいいし、口内炎が出来なくなるよ

 たくさん食べても太りにくくなる−−−−ミネラルバランスがよい食事をとるようになると、代謝がよく
 なり、太りにくくなります。


  
子供の体にも、もちろんいいことがあるんですよ。

 歯がきれい−−−−糖分少なめで、しかも堅めの食材を多く食べるから、虫歯が少なくて、歯並び
            のいい子になれる。−−−−→かみしめられるから、我慢強い根性ある子になれる。

 病気にかかりにくい−−−−野菜や発酵食品を多く食べることで抵抗力がまし、風邪などの病気に
                    かかりにくい丈夫な子になる−−−−−→医療費も節約!

 偏食がなくなる−−−→食卓にあるものを食べる生活は、偏食しない習慣を身につけることにつながり、
                その意味でも健康的な生活が出来ますよ。食べさせ方のコツについては、
                メルマガの中で書きますね。

 頭の良い子になる−−−−魚をたくさん食べるので、DHAもたっぷり。頭が良くなるハズ!(ただい
 ま、我が子で実証中?)            

   戻る 



   水だけでもよくなるんじゃないの?     

 アトピーの治療法の一つとして、よく話題に上りますよね。

 我が家も以前から、水道水をそのまま使うのはやめて、ミネラルウオーターを買ったり
浄水器をつけて、少なくても塩素を取り除いた水で調理しています。

 体の70%は水分と言われていますから、ちゃんとした水を飲み、ちゃんとした水で煮炊き
した料理をいただくのは、とっても大切な事だと思います。

 でも、はたしてそれだけで万全でしょうか?

 いい水から、ミネラルなどを補うのは確かにいいことかもしれませんが、食べ物からは補わなくて
いいのかしら?

 肌を改善するのに役立つ、ビタミン類や食物繊維は、水には含まれていませんし、何より、アレル
ゲンを上手にブロックする、元気な内臓を育て上げていくためには、食べ物からの栄養や善玉菌類の
摂取もかかせませんよ。

 水を変えれば、アトピーも良くなるかもしれません。でも、食べ方にも工夫をこらせば、相乗効果で、
もっともっと早く良くなれますよ。



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 花粉症をはじめとするアレルギー症状が、年々ひどくなる親にも朗報!
 

 最近テレビのバラエティ番組を見ていたら、トークしていた芸能人の方々が、花粉症の
 話題におよんだとき、みなさん声のトーンが急に大きくなって口々に、私も、俺も花粉症!
 と言いだしたのにはびっくりしました。しかも、年々ひどくなると言う方が多かったです。

 ところが、子供のアトピーがきっかけになり、食べ物を変え、生活を見直す生活を始めて
 10年たちますが、いつの間にか、学生時代からのおつきあいだった、アレルギー性結膜炎も、
 社会人になって患った、花粉症も、気が付いたら「あれ?」と言うほど軽くなり、
 時には、意識しないままで、悪化する季節をやり過ごしていたこともあります。

 いったい何がよかったのか?

 よくなった本人自身も、コレが一番!と言って差し上げられないのが残念ですが、
 食べ物や暮らし方の見直しで、花粉症だって軽くなりますよっ!


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 ◆◇ アトピーをチャンスに変える? ◆◇
 



 乳幼児期にアトピーになる子は多いですが、いくら症状がひどくても、2、3年で
良くなる子がほとんどで、薬だけで良くなってしまう子も多いと思います。

 ところが、一度よくなったように思われたアトピーが、思春期の頃に再発して、悩まれる
場合も増えています。一番、容姿に気を使う時期に、顔などに湿疹が出ていると、本人はとても
気にしますし、それが、よけいにストレスになって、かゆみも出てつらい子もいることでしょう。

 なぜ、こんな事が起こるのか?

 住環境?ストレス?それとも・・・?

 その原因の一つに、食生活の問題があるのも確かなのです。

 食事に制限があって、アトピーっ子向けの食べ物について知りたい方だけでなく、将来にわたって
アトピーを予防していくために、アトピーっ子の体に優しい食べ方について、メルマガで読んでみませんか?

 アトピーで悩まれているママも、これからお子さんを生むにあたって、参考のため
に読まれている方も、どうぞメールマガジンで読んでいただいて、参考になさってくださいね。
                                             
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 アトピーっ子向けに、こんな食べ方をおすすめしています。   


 アトピーっ子向けの食べ方やレシピを載せたメルマガ、

「卵と牛乳なし!アトピーっ子にうれしい野菜たっぷり料理」では、

毎月、いろんな特集を組みながら、アトピーっ子の体をいたわり、健康に食べるための提案をしています。

 ところで、みなさんのお宅の、朝ご飯は、どんな内容ですか?

 我が家は、週5〜6日は、和食です。しかも、下の写真で見ていただいたように、野菜たっぷりで、なか
なかボリュームがある内容です。

 こんなの朝から無理!・・・と思う方もいるかもしれませんが、だいたいこれを、20分くらいで仕上げて
食べています。

 実は、アトピーっ子の場合、あまり寝る前に、ボリュームのある献立で、内蔵に負担をかけたくな
いので、
朝昼はしっかり食べさせ、夜は、あっさり消化のよい物を食べるというパターンがおす
すめなんですよ。

 アトピーっ子の元気のために、メルマガの中で提案している食べ方や献立の一例を、ここでも少し
ご紹介しますね。

 題して、

      20分で出来る、純和風の朝ご飯  


とっても簡単!おひたしを作らなければ、15分くらいで準備することが出来る、純和風の食べ方です。

   焼き魚
   または
納豆などの加工品
を使った簡単副食
  汁物
(みそ汁など)
おひたし  雑穀ご飯   のり

  

「焼き魚の付いた朝食」作りの手順は、こんな感じです。

    ↓

 アルミハクを敷いたオーブントースターに、干物を入れ、タイマーをかける。

    ↓  10〜15分焼きます。慣れてくると、だいたいの時間がわかるので
        途中で中を見なくても済むから簡単だよ。

菜っ葉を洗い、コップ一杯程度の水と塩 少々を入れた鍋でゆで、おひたしを作る。

    ↓  ゆでている間に、わかめを水でもどしたり、みそ汁用の野菜を洗います。

鍋を簡単に水洗いし、鍋に人数分の水といりこを加え、火にかける

    ↓ 煮立つまでに、
       ・わかめを水で戻す。
       ・具の野菜を、煮えにくい物から切って、次々と鍋に加えていく。
       ・まな板を一度洗って、先ほどのおひたしを刻み、味を付けて皿に盛りつける。
       ・最後に、ネギのような、すぐ煮える薬味を切る。
       ・もどした わかめを切る。

具材が煮えたら、ネギとわかめと味噌を加え、一煮立ちさせて火を止める。

     ↓  ・焼き魚が、そろそろ仕上がる。

皿などを配膳し、おひたしとみそ汁、のりの朝食の完成!


※これで、20分くらいです。おひたしの代わりに、納豆などの加工品で済ませると
15分もあれば、OK。赤ちゃん用には、離乳食に使える野菜を中心に、みそ汁の鍋
に入れます。

 柔らかくなるまで煮立て、みそ汁で食べさせてもいいですし、途中で取り出して、
スプーンでつぶし、塩や醤油で薄く味付けして食べさせてね。おひたしは、細かく刻
んで、ご飯に混ぜ、青菜入りのおにぎりにします。ゴマやちりめんも混ぜると、カル
シウムがより摂れるよ。

 焼き魚を作る代わりに、納豆や漬け物、つくだ煮のような加工品を利用してもいいですよ。
     



           

 みそ汁の具を切って、煮込んでいる間に、ざっくり切ったゴボウを炒めてきんぴらにしました。
 前夜、即席漬けした、甘酸っぱい大根のお付け物(これも、簡単よ。)とのりを添えた朝食です。

 「みそ汁」+「炒め物や煮物のおかず」まで作ると、だいたい 20〜25分くらいかかりますが、
 野菜も食物繊維もたっぷり取れて、家族の食べたと言う満足感は100%。元気に家を飛び出し
 ていけます。パンに比べて腹持ちがいいから、子供たちにも大好評です。


  「アトピー♪おいしーカレンダー」について詳しくは、こちらから


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 味覚の不思議について


 以前メルマガでこんな事を書きました。

 「今回から、具体的にアトピーっ子をよくするために食べて欲しい食材の話に入ります。
 でも、その前に知っておいて欲しいのが、味覚の不思議についてです。洋食をはじめ
とする、カロリーの高いメニューに慣れた人や、塩分や化学調味料の多い、インスタント
や冷凍食品に慣れた人の舌には、これからお話ししていくメニューをおいしいと思えない
人が多いのではないかと思うからです。  

 実は、私自身がそうでした。料理は好きだけど、魚が嫌いで、肉中心の中華・洋食ば
かりを長年好んで食べていたせいで、舌に脂肪の幕が出来てしまい、薄味で低脂肪の
和 食を、はじめはおいしいとは感じませんでした。これも、一種の味覚障害でしょうね。

 正直言って初めのうち、入り干しのだしが生臭く感じられ、焼き魚なんて、口の中で モソ
モソするだけで、ぺっぺ。まずくて嫌でした。でも、当時は、子供が食事制限のまっただ中
でしたのて、嫌々ながら同じ物を食べ続けたのです。  すると、驚いたことに、半年もすれ
ば、味覚が変わってきました。  

 サケの塩焼きに、まったりと舌にからみつくうま味を感じ、小松菜のおひたしの、こ れまた
おいしいこと。素材のうまみが、わかるようになってきたのです。逆に、便利だからと使って
いた、化学調味料入りの「和風だし」は、においが鼻につくようになり、 これまたびっくり。

 ですから、もしも『安心・安全』をモットーに、手作りしても、長年の習慣で、舌が鈍ってい
る大人には、おいしく感じられる場合ばかりではありませんからご用心。

 それでもめげずに、まずは半年がんばってみてください。

 「仕事で疲れてかえってなんだこの食事は!」と、文句を言う夫には、「あなたは子 供が
かわいくないの。」とウソ泣きして泣き落としを謀るなり、こっそり冷凍食品をチンして一品
つけ、わいろで黙らせるなりしてでも、協力をお願いし、続けてみましょう。

 和食は素材の持ち味を引き出す調理法が多いので、安全な素材を吟味して作れば、お
いしくないわけがない。子供のためだからと、イヤイヤ始めた和食に、あなたもハマること
間違いなしですよ。 」

 今回ご紹介した「入り干し」と「かつお節」を使っただしは、洋食ばかりを食べ続けてきた
方の舌や、化学調味料入りのだしの素に頼って調理してこられた方の舌には、はじめのう
ち、おいしく感じられない場合もあることを知っておいてくださいね。

 
でも、これに慣れてしまうと、これらのシンプルなだしが、どれほどおいしいかがよくわかる
ようになります。おひたしや焼き魚の、微妙なうまみがはっきりわかり、これが同じ食べ物なの
かと感動しますよ。

 逆に、化学調味料をたくさん使った料理を口にした時、薬臭い味やくさみ、ベタベタ胸につか
えるような甘みが、いつまでも舌に残るようになり、とても驚かされます。

 ただ、残念ながら、ヘビースモーカーで、舌の味覚が鈍っているパパの中には、なかなか
味になじめない方もいる事を知っておいてくださいね。   
            

 食事の制限がお子さんにある場合、朝ご飯はともかく、一般的には、こってりした夕ご飯
を食べたいパパたちには、どうしても辛抱の限界があります。

 舌が慣れないために、味がないと感じる夕ご飯を食べるのは、つらいものです。子供の
分を取り分けた後、だしの素やコンソメのような、インスタントの素材を、鍋、あるいは皿に、
直接少し加えて、レンジで加熱するなどの、工夫も時にはしてあげてくださいね。





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