孤独に子育てをしているときに、アトピーっ子を抱えていると、ママが精神的に
追いつめられちゃうことも多いんだよ。
でも、あなただけが抱えている気持ちじゃない。みんな同じなんだって、知ってた?
気持ちが煮詰まると、とってもつらいよねぇ。
このコーナーは、アトピーで揺れる心理について、メールマガジンに書いたから、
UPして載せています。ぜひ、読んでみてね。
心のモヤモヤが、すっきりするかもしれないよ。 part2へ part4へ
アトピー商法に心が揺れるとき
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最近よく、アトピー関連の業者さんからメールが届きます。
アトピー対策用のふとんカバーやクリーニング、塗り薬、 化粧品、シャワーヘッドなどなど。
今の我が家には必要ないけれど、どれどれと参考のために見に行くと、HPの他の業 者さんの
宣伝バナーやリンクを、ついついクリツクなんかして・・・。
こんな調子で、熱に浮かされたように、フラフラいつまででもネットサーフィンして、 あちこち読ん
でいくと、いろいろ体験した私でさえ、一体何がよくて、何がいけないの か、混乱しそうになります。
でも、冷静に宣伝文句を読み込むと、売りたい商品の性能をアピールするために、あ えて「原因
は絶対これだ!」と思い込まされるよう、とても巧妙に情報操作されている のに気づかされます。
一度思いこむと、そうとしか考えられなくなって、そこから、底の見えない泥沼に、 足をつっこん
で行くことも、アトピーでは多いんですよ。
アトピーの世界は、食費に、 グッズに、薬にとお金をかけていくと、いくらお金をかけても、足りる
ことはありませ ん。
実は以前、成人アトピーに悩まれる娘さんをお持ちの奥さんと、アトピー関係の勉強
会で、5年
ほどご一緒したことがあります。
とても勉強熱心で、まじめな彼女がある時、「娘の結婚資金にと貯めていた
なけなし のお金を、
温泉療法などで、もう500万ほど使ったの。」と、教えてくれました。
ご・五百万!さすがに驚きましたが、当時は私も、漢方薬などで、年間100万は
使っていました
ので、人のことは言えません。
どう見ても親子ほど年の違う彼女に、私が出来るアドバイスなんて何もありません
でしたが、
「集団の中で話したり、聞いたりすることで、かたくなに思いこんでいた部分
がほぐれ、発見がある
の」と、毎回参加してくれていました。
今は、ネット上にアトピー情報があふれていますが、なんでも調べればわかるからと、
他人に
相談しないのはどうかなと思いますね。特に、子育て中の方は、これいいかもと 思えたときに、
「どう思う?」と、まずは誰かに聞いてもらいませんか?
私にも、あんな物買わなくても、これで十分代用できたのにと言う体験がいろいろあ るのですが、
あの時は、どうしてもこれ買わなくちゃと無理してしまったんですよ。
少なくても
【アトピーは、お金をかければ、かけるだけ治る】
と言うものではありませんでした。
本当に必要で、そこまでこだわって買う価値があるものかどうか、他人の冷静な意見 もまず
聞いて、それからもう一度考えてみましょうよ。かけるお金にキリはないですし、
浮き足だって、
害を与える商品を買い、後々後悔しないためにも。
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スキンシップ
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アトピーがきっかけとなって、親子関係がぎくしゃくしてくることはよくあります。
湿疹やかゆみでつらかったとき、「イライラして思わずしかりつけた。」「自立心が
芽生える、大切な時期に、ほめることより、食事制限で、ダメダメと、我慢させ続けた」
「ちょうど下の子が産まれて、十分な愛情が注げなかった」など、いろんな理由がある
ことでしょう。
時には、呼びかけても返事しない、わざと弟や妹をいじめたり、反抗的な態度で、親
を激怒させるなど、幼児といえども、精一杯の抵抗をして、親を困らせるものです。
もちろん、アトピーが良くなった後も、親子関係はずっと続くわけですから、ここで
親子の心のきずなに、しこりを残すと、思春期の頃までに、積み重なったお互いの不平
不満や、不信感で、本当に悲しい思いをさせられます。
そうならないために、今しておくといいこと。それがスキンシップです。
我が子にふれる理由なんて、何もいりません。ママの手が空いたときに、抱いてあげ
る、ひざに乗せる、なでてあげる、手をつなぐ(手遊びを一緒にする)などをしてあげ
ませんか?
大好きよの気持ちを表すのに、「いつ」はないのです。我が子とケンカして、むしゃ
くしゃしているときも、しかった理由をきちんと言い、ダメよと言った後なら、抱きし
めてあげます。しかったけど、あなたは好きよと、スキンシップで表現するのです。
アトピーだと、体もしんどくてつらい。だから他の子よりもっと、ママの愛情が欲し
い。それは、やさしい手で、日に何度も触れてあげることで、案外、簡単に満たされる
ものなのです。
なのに、見せしめのために、泣かしたまま、ほっておく→アトピーでダメダメとしか
る・・・のでは、幼い子供の心には、つらすぎる仕打ちです。
髪をとく、衣服の乱れを直す、鼻をかむなど、そんな、ささいな事で、我が子にふれ
る機会に、そっとお子さんの表情を盗み見てください。幼稚園くらいになると、誇らし
げな顔で、じっと体を預けています。終わったらついでに、「はい、おしまい。」で、
頭をなでてあげると、もっと、もっと嬉しいはずです。
ママは嫌い!
と、口で言う子ほど、ママに好かれたいと心の中で願っています。ちょっとのスキン
シップで、お子さんの心を救ってあげて!
そして、この先、ずっと続く親子関係ですから、今から大切に築いていきましょうよ。
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はみ出してしまうことを恐れないで
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塾に行かない子を、絞め殺した母親の事件がありました。
とんでもない鬼母では、決してないはずです。むしろ、子煩悩で愛情深く、おまけに
几帳面なお母さんではなかったかと、私は勝手に想像しています。
一種の育児ノイローゼだったのかもしれませんが、犯行におよんだ原因の一つに、
「我が子が、世の中のいい子の枠からはみ出すことが怖かった。」と言うのがあるの
ではないでしょうか。
今は、異端児の育ちにくい世の中です。「みんな塾に行く。」あるいは「お姉ちゃ
んは、素直に塾に行った。」のに、「塾はイヤ。」ときっぱり言う自己主張があるお子
さんは、長い目で見れば、未来の成長が楽しみなお子さんかもしれませんが、このお
母さんには、いい面が見えなくて、お子さんをもてあましてしまったのでしょうか。
「はみ出す子」これは、アトピーの世界でも同じ事が言えると思います。
我が子がアトピーだと、育児ママ仲間と同じ行動がとれなくて、はみ出してしまう
ことばかりです。
でも、これはいけないことだと、我が子や自分を責めちゃダメ!
アトピーだから見えてくる、アトピーだから体験できる、楽しい世界もいっぱいあ
るんですよ。
映画にもありましたが、「マトリックス」の世界だな、これは。と思うのです。
「これが絶対いい。」「これが常識。」「この世界が絶対。」と、私たちは思い込
みがちですが、とんでもない。
牛乳と卵が食べられないから、我が家は不幸、変だ、異端だと思いつめればつらく
なりますが、アトピーを持つ親の会のような、一種のマトリックスの世界を一度のぞ
いてみたら、「牛乳も卵も、一年以上買ってないな。」と、豪語する先輩がゴロゴロ
いて、「なんだ、アトピーの世界では、こっちが常識じゃん。」と、気分が軽くなっ
たのを懐かしく思い出します。常識なんて、そんなもんなのですよ。
さて、もうすぐGWですね。
食べられる物が十分置かれていない、ジャンクフードばかり多いテーマパークに、
無理して子供を連れて行くより、野山にハイキングやキャンプに出かけるのも気楽で
いいですよ。
草の萌える春のにおいをかぎ、ウグイスのきれいな声に親子で耳を傾ける体験を
したアトピーっ子が、ミッキーマウスに握手してもらった子と比べて、つまらない
一日を送っていると感じるなら、あなたは、常識に捕らわれすぎです。
本当はどっちの世界も、すてきな体験なんですよ。
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アトピーは、前向きが勝ち!
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アトピーを良くするためには、前向きな心の持ち方が出来るかどうかが、症状の
改善に、大きく関わってきます。
例えば、食べた途端に、お子さんに じんましんが出た時。
はじめての体験だった場合、パニくって、これは、大変なことになったと、頭を抱
えてしまったり、うかつに食べさせた自分を責めたりするのが普通ですが、子育ての
熟練ママの中には、「あら、これで出るのね。アレルゲンがわかって良かったわ。」
と、ものすごい事を考える人が出てきます。
なんてズボラな・・・ピリピリしながら子育てしていた当時の私は、これを知って
絶句してしまいましたが、子育ての経験を積むと、こんな考えもアリだと思えたし、
こんな発想の転換が出来る事が、本当は必要なんだとよくわかりました。
アトピー暮らしは、大変だけど、いい面を探し出して、前向きにとらえることが
出来るようになったら、ママの心の深いところにある「よそと違う子を産んだ劣等感」
が、コトリとはずれて、きっと無意識のうちに、表情が明るくなるし、子供に接する
態度や言葉も優しくなれる。
また、神経質に考えすぎたり、クヨクヨ気に病んで、ママが表情をくもらせながら
子育てをすれば、子供の神経も張りつめて、やはり、アトピーが悪化しちゃうから、
心を楽に、そして、自分や我が子のそんな体質を肯定しながら、アトピー暮らしは、
前向きに考えて過ごそうね。
「こけたら、何か拾って立ち上がる」そんな、わらしべ長者的考えが、あなたとお子
さんのアトピー症状を、きっとWで軽くすることになる。ホントよ。
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なぜ、一人目には、優しく出来ないのだろう
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あと一時間は寝ていられるのに、と言う時間に、隣の部屋から、子ネズミが一匹、
ふとんに潜り込んできました。
仕方がないので、掛けふとんを半分 分けてやり、体を横に向けて、背中をトント
ンしてやると、あっという間に、幸せそうな寝息を、すうすう たて始めます。
寝ている子供のおでこに、自分のおでこをくっつけると、なんだかとっても幸せな
気持ちになれて、寝付きが悪い私も、もうしばらく、まどろむ事が出来るかもしれま
せん。
でも、一人目の育児では、とてもとても、こんな気持ちにはなれませんでした。
一人目のアトピーが、一番悪化したのは、二人目がお腹にいた頃から、一年間ほど
の時期です。
その頃の私はと言うと、アトピーでかかる手間と、二人の子供を育てる大変さの両
方で、息抜きに出る時間を持つ事もままならず、気持ちは追いつめられ、心の中は、
いつもストレスでいっぱいだったのです。
寝返りがやっとの赤ちゃんと、お話しが出来て、自分でご飯も食べられる上の子を
比べると、どうしても、上の子は、しっかりして見えます。
だからつい、思っちゃったんです。
あなたがしっかり親の言うことを聞き分けて、面倒をかけずに、いい子でいてくれ
たら、ママはどんなに楽だろう・・・って。
早く食べてよ!一人で寝なさい!自分で着替えて!ほらほら、ちゃんと かたづけて
てよ!−−−−−もっとしっかりしてよぉ、ママは忙しいんだからっ!
そのうち、子供は、だんだん言うことを聞かなくなり、親子関係も、どんどん悪化
していきました。
だって、育児は初めて。
情報誌などで読んだ、一番しっかりした、よく出来る子と、同じレベルで、何でも
出来るのが当たり前だと思っていたし、幼い子の気持ちが、よくわからなかったのです。
三人育てて、幼児の心の中や習性が、よくわかった今なら、たかだか2、3歳の幼
児に、しっかりしてくれと期待するのは、あまりにも、厳しすぎたんだなとよくわか
ります。
一人目を見る目は、どうしても厳しい。点が辛くなる。きっと誰だってそうでしょう。
おまけに、親が忙しくて、ストレスを抱えていると、よけいに、一人目に不満をぶつ
けたり、突き放して、しっかりしてくれることを求めてしまいます。、
でも本当は、まだまだ、親が手本を見せたり、手助けしながら、自分からやろうとす
る気持ちを育ててあげるべき時期だったと思うし、反抗的な態度で、かわいげはなくて
も、心の中は、親が恋しくて、甘えたいだけの、いたいげな幼児に過ぎなかったのです。
一人目のアトピーが悪化したことと、私との関係が悪化していたことは、きっと
大きくつながっていた。そう思います。
だから、自分が一人目の子に厳しすぎると感じるなら、泣き続けていたら、甘やかす
からなんて躊躇せずに、だっこしてあげてね。幼児は、悲しいことに、悪いことをして
でも、親の気を引きたいと考えます。大きな愛情で、受け止めてあげて。
そして、寂しくて、ふとんに潜り込んできたら、大事に抱きしめて、あなたが大切よ
と、態度で伝えてあげてね。
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◎かゆみを想像すること
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強い薬を子供に使うことには、抵抗がありますよね。そこで、迷っているときには、お子さ
んの痛みやかゆみについて、想像してみませんか。
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私自身は、アトピーっ子でも なんでもなかったので、我が子がかゆくてつらいとき、
蚊に刺された時のかゆみを、いつも連想していました。
確かにかゆい。でも、かいていれば、かゆみが和らぐし、知らないうちに、かゆみが
引く。
アトピーのかゆみも、同じだと思っていました。
ところが、自分が体調を崩し、アトピー系のかゆみを体験してみたら、そこではじ
めて、「強くかかなくては、我慢ならないほどの、強烈なかゆみが、波のように何度も
襲ってくる」ことを知り、蚊に刺される つらさとの落差に、がく然としました。
かゆくて寝られない我が子につきあっていると、自分も毎晩 眠れなくて、だんだん
寝ないのに腹が立って、しまいには、我が子を厳しくしかった経験が、私にはあります。
そんな自分が、本当に情けなく、我が子に悪かったなぁと、心から思えたのは、自分で
そのかゆみを実感した、まさにその時でした。
また、アトピーっ子の赤ちゃんは、他の子より肌が弱くて、ちょっとのことで、性器
や、お尻がかぶれます。
あの頃は、少しくらい赤くなっているのを見ても、赤ちゃんの痛みを想像できません
でしたが、やはり、自分が体調を崩しているときに、お下が ただれた状態になったら、
それが、どんなに痛いか、よくわかりました。
一歩 歩くたびに、ヒリヒリとした痛みが走ります。それは、やけどが治っていな
い、あかむけの皮膚を、紙ヤスリでこすられるような痛さだったのです。
あの時、あかむけのお尻だった我が子は、痛かったろうなぁ。ぐずったり、寝なかっ
たりしたのは、そのせいだったのかなぁ。
自分が体感してみて、やっとつらさがわかりました。(-_-;)
カゼをひくことは、誰にだってありますから、熱が出て、フラフラする感じや、食べ
た物を吐いてしまう不快感も知っていて、カゼをひいた子供の看病は、すぐにお世話
上手になれるものですが、アトピーは違います。
体験したことがない人には、とてもわかりにくい、痛みやかゆみが、時にお子さんを
襲っているのです。でも、体験していないから、それが理解できません。
ですから、症状が悪化して、かゆみでつらそうなときに、あまり我慢をさせないで。
そんな時に、親がしてやれることは、素人考えで、処方された薬を、不安だからと与
えないことではなく、少しでも早く症状が軽くなり、強い薬が不要になるよう、食事や
身の回りの世話に心を砕いて、回復を助けたり、予防に力を入れてあげる事の方だと
私は思っています。
そして、ふだんの生活の中でも、我が子は一体、どんなかゆみや痛みを体験しているの
だろうかと、想像することが、とても大切だと思うのです。
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※薬について、以前書いた物は、こちらから
http://yoikomap.nobody.jp/kusuri.htm#21
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◎アトピーな心・・・「うちの子、アトピーなの。」って、言えるかな?
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私が一人目の治療に、心で泣いていた頃は、アトピーって、ごくごく一部の、特殊な
子がかかる病気で、遺伝的な要因が大きいというイメージを強く持っていたので、アト
ピーであることを、人に知られたくない、隠したいと、いつも思っていました。
ところが、二人、三人と育てる中で、我が子が、アトピーである事に対して持って
いた、劣等感が取り払われてきたら、知り合ったばかりでも、好感を持てるママには、
「うちの子、実は、アトピーなの。」って、気軽に言えるようになりました。
すると、そこから、アトピーライフが、がぜんお気楽になるような、別の世界が見
えてきたのです。
つまり、世の中に、アトピーの乳幼児が、山ほどいるって言うことがわかるように
なるの。
とりわけ、赤ちゃんの時に、アトピーが出る子は多いので、今でこそ、皮膚がき
れいで、アトピーじゃない子のように思えても、いざ話してみたら、「うちの子も、
そうな(そうだった)のよ」と言ってくれるママが、実は、うんざりするほどいたの
です。
だから、「アトピーなの」の一言から、「うちもよ〜〜♪」と、返事が来て、お互
い、妙〜〜に親しみを感じ、そこから、ものすごく話が弾んで、仲良くなっちゃうこ
とが、3人目では、よくありましたよ。
「ご近所には、アトピーの子なんていない。」・・・と言うメールをいただくこと
も多いのですが、実はそうじゃなくて、言わないから、お互い知らないだけと言う場合
もあるんじゃないかしら。
「うちの子、アトピーなの。」って口にするのは、「アトピーでも、平気よ。」と
心の中で思っていないと、なかなか言いにくいでしょう?
でも、勇気を出して口にしたら、アトピーっ子って、珍しくも、何ともないんだな
って事がわかって、ほっとするよ。
ちょっと勇気が沸いてくるように、少しだけコツを言っておくと
相手のママやパパが、花粉症の場合は、意気投合する確率が高いです。
子供のことを話しにくければ、ご自身のアレルギー体験(軽い鼻炎などなら、言いや
すいでしょう?)談から はじめて、相手の反応を確かめてみてね。興味を引かれ
ている様子があるなら、お子さんのアトピーを、はじめは、ジャブ程度に軽く切り出し
てみるのです。
脈があるママは、その時に、あからさまに、とっても嬉しそうな顔をするから、
すぐわかりますよ。逆に、アトピーが気になっていないママからは、「大変ねぇ。」と、
当たりさわりのない言葉が返ってくるので、それ以上深く話さずに、別の話題に切り替えてしま
えばいいじゃありませんか。
脈があるママにだけ、お互いのことを少しずつ話していけばいいのです。
あなただけでなく、相手のママも、そして、我が家だけアトピーがあると思っている
人ほど、みんな不安でたまらなくて、話が出来るママ友を、心の中で求めているんです。
勇気を出して、カミングアウトしてみたら、アトピーという共通項がある、ご近所の
友達が出来ちゃうかも。でも、自分から言わないと、なかなか仲間は、見つからないよ。
あなたは、「うちの子、アトピーなの。」って、言えそうですか?
食事制限でイライラ
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食事制限でイライラのストレスを解消できる食べ物について、下のような内容を別の項で
書いています。
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医師の指導で、お子さんにたくさんの食材の制限を指示されれば、それだけで
も大変でストレスがたまるのに、母乳育児の場合は、ご自身も好きな食べ物を絶ってい
る場合が多いので、大変なストレスを抱えこんでしまいます。
時には、我慢できずに、つい食べて、「私は悪い母親だ」「なんて私は意志が弱いの
だろう」と、自分を責めていませんか?
追いつめられて辛い、あのやり場のない気持ちは、私にもよくわかります。
イライラするときには、酒を飲んだり、たばこを吸ったり、女性なら、食べること
(特に甘い物は、ストレスを和らげます)で、ストレスを逃がせば楽になれるのに、
どれも母乳育児のママには許されない選択なのだから、キツイです!つらいです!!
もちろんこれは、制限のあるお子さんと、三食同じ物を食べながら生活しているママ
にも、当てはまるストレスですよね。
私も食事制限では、ずいぶん精神的に追いつめられました。我が子がつらい時なのに
食べたいと言う欲をコントロール出来ない自分の、心の弱さを責めながら、ストレスを
貯め、アレルゲンに入っていない食材で、暴飲暴食も繰り返しました。
続きは、こちらへ
嫁と姑、理解できないのは、お互いさま
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私のアレルゲンは、姑!!
そう断言する、強烈なメールをいただきました。そうです。おっしゃるとおり!
もっと姑さんとうまくいったら、お子さんも、そのママも、「風が吹けば、
桶(おけ)屋が儲かる」と言う落語話のように、巡りめぐって、アレルギーが軽く
なることだって、本当にありますよ。
ちなみに、私は、義理の親の近所に5年、その後はずっと、敷地内同居しています。
義母は、わたし的にかなり好意を持てる人格の人で、嫁姑のくせに、普段は仲良く
していますが、それでも、これまでに何度も、舅も巻き込んで、激しくぶつかった
事があります。
お互いが自分の方が正しいのにと思って言い争いし始めると、ドンドン言葉が過激に
なって収拾がつかなくなり、とどめの一言をどちらかが言って、さすがに言い過ぎたな
と、そこで気づいて 気まずくなり、ケンカはいつも、ここで終わりです。
何度もぶつかってわかったこと。それは、こちらが、ぐっとがまんし、気を使って
いた事とは全く関係のない、私にとって「どーでもいいじゃん、そんな事」と思える
ささいなことの方に、どうも親達は腹を立てていたらしい事。
つまり、何に腹が立つかという視点が、年齢が違う為に、全く異なっていて、お互い
の不満を、基本的な部分で理解できていないと言うこと。これではいくら説明しても
折り合えないのは当たり前。全く、あほらしくなりました。
私達に出来ることは ただ、子供の健康やしつけのために、父母に言いたいことは
一応言うけど、言い合いから憎み合いに発展しないよう、ここまでで止めておこうと
いう微妙なさじ加減を、ケンカのたびに少しずつ習得する事かしら。
そしてもう一つ大事なこと。それは、相手を嫌いにならないよう努力すること。
言われて悔しくても、お互い誤解もあることだからと、出来るだけ忘れて折り合い
をつけることに私はしています。
「良い嫁」=「相手にとって都合が良い嫁」は、昔の考え方であり、押しつけられ
ては、ストレスも貯まってしまいます。
相手のことを大事に思い、人格を平等に認め合う嫁姑の関係なら、バトルがあって
も、また修復できます。
だから、言いたいことは、ある程度はっきり言ってみる。言われの無いことで厳しく
言われても、腹に貯めない。でも、人としての姑を嫌いにならずにいたら、きっと
いつか理解できる日が来ると思います。
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子供のためにかく恥は、恥じゃない
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幼稚園や小学校に子供が上がるとき、まだ食事制限が残っていて不安だった上の
子二人の時は、入学前に電話をかけて、園長や校長とアポイントを取りました。
「すごい勇気がある。私には出来そうもない」と感じるママもいると思います。
でも、電話をかける前は、心臓バクバクでしたし、始めてかけた際に時は、やっぱり
やめたいと、何度も電話をしかけては迷ってやめました。
だって、私は高校の頃まで、どちらかというと内向的で、友達を作るのもヘタ、
集団行動は取り分け苦手で、黙って本を読んだり、漫画を書いているような少女だっ
たのですから。
でもね、一人で学校に電話して直談判をするほど、なんでそんなに強くなれたのか
と聞かれたら、「子供のためにかく恥は、恥じゃないから」と、今なら答えます。
人には、プライド(自尊心)があるから、バカにされたり、無視されたりするのは
耐えられません。つまり、人前で恥をかきたくない、人に頭を下げたくないと誰しも
思うのです。
でも、「それは出来ません!」と、相手に否定されるのは怖いけど、それが子供の
ことなら、話は別です。否定されているのは、自分ではなく、かわいい我が子だから
です。
私の心は、否定されても傷つかない!!だって自分のためでなく、子供の為にやっ
ているのだもの。
と、自分心に言い聞かせながら、子供のことで心配なことがあれば、親として出来
るだけのことはしてやろう!とがんばる中で、心臓に毛が生えました。(^_^)v
否定されて恥をかいたと感じるのは親でも、親がうやむやにして、ちゃんと言わな
かったばっかりに、痛い目やつらい目、そして、かゆい目にあって子供が苦しむ事に
なるかもしれません。それだけは、イヤです。
後から後悔するくらいなら、子供の体を守るために、今 ちゃんと言っておくぞっ!
うおりゃっ!!!・・・・まぁ、心の声はこんなところでしょうか。
赤ちゃん期に見た、我が子のアナフィラキシーが、とてもショックだったので、
それが気弱な母親の背中を押してくれたのもあると思います。
こうやって、少しずつ、パパよりママが強くなっていくのだと思います。
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※交渉のコツなど、いろいろ書いていますので、新入学の参考にしてくださいね。
こちらから
つらいときに読んでみてね
「どんぐりの家」という漫画をご存じですか?
以前から、この本の名前は聞いていましたが、先日たまたま図書館で見つけて読むことが出来ました。
アトピーっ子の我が子を抱えて、精神的につらくてたまらないご家族に、ぜひ読んで欲しいなとしみじみ思いましたので、ここでご紹介します。
この漫画は、ろうあと、知的障害の二重の障害を持つお母さんと、その娘の 圭子ちゃんを中心に、障害のあるお子さん達と彼らを育てているご家族の姿が描かれたお話しです。
泣けました。
ツボにはまって、ボロボロ泣きました。
同情?
とんでもない!!同情どころか、まさに昔、自分が歩いてきた道のりでした。
流した涙は、共感の涙だったのです。
障害のあるお子さんの子育ても、アトピーで大変だった自分の子育ても、大変さの度合いや、家族が遭遇した戸惑いの状況こそ違えども、親として似たようなことで悩み、苦しみましたので、漫画に登場するお母さん達の戸惑いや、行き場のないつらい気持ちが、実感を伴って胸に響いてきます。
そして、漫画の前半では、精神的に追いつめられ、子育てを投げ出し、時には、死んでしまおうとさえ思い詰めていたお母さん達が、後半では、お荷物だと思っていた子供の存在に救われます。
そして、他の子よりもゆっくりとではありますが、親子で少しずつ困難を乗り越え、成長し、お母さん達は、どんどん強くたくましくなっていきます。
これもまた、よくわかります。実際そうなのですから。
この話はフィクションですが、決して書かれている内容は、絵空事ではありません。本当に人はそうやって成長していくのだと言うことを身をもって知りましたから。
周りの人に助けてもらいながら、つらかった時を親子で乗り越えたら、HPやメルマガで書いているような いいこともしっかり見えてきましたし、マイナス面を持つ我が子がいたから、親として強くなれたと思います。
はじめてのお子さんがアトピーで、食事の制限まであるような場合は、お母さん達は本当に精神的に追いつめられてしまうと思います。
家事や育児だけでも振り回されて大変なのに、子供の症状につき合えば、家も片づかないし、まともに食事も作れず、外にも出られず、人の目が気になり、子供と二人だけで、頼る人もなく一日を過ごす心細さ。
そんな毎日が、いつまで続くのかわからない不安。漫画に描かれるお母さんも、はじめはまさにそうでした。
ですから、 今もし、あなたがそんな気持ちでいるなら、ぜひ読んでみて欲しいと思います。
漫画の中にも、そんなあなたと同じく、若くて弱い、普通の女性が描かれています。。
でも、希望はないと思える明日でも、がんばって育てていく中で、少しずつ光が差してくることが、漫画を読めばわかりますし、何かのきっかけで子供を産んだことを、心から良かったと思える日が来ることも、やはりわかるのです。
少し先の自分の姿を漫画の中にぜひ見つけてください。
どうぞ、子育てに希望をもってね。
ただ疲れて繰り返されるだけの、まるで意味がないように思える、今のつらい毎日も、実は明るい将来に連なっていて、戻ることも、避けることも出来ない一本道なんです。
この暗い細道を抜けたら、きっと私みたいに、とんでもなく肝がすわります。すると、これから人生の中で出会う いろんな大変なことが、結構ちっぽけで、あんまりたいして辛くないなと感じるような おまけまで付いてくるから、どうぞお楽しみに♪
今つらい人は、こんな漫画を読んで、がんばる心の支えにして欲しいのです。
漫画を読み終えたら、きっと涙で目がショボショボすることでしょうが、泣いた分だけ心が晴れてくれることを心から願います。
どんぐりの家
シリーズで七巻まで出ています。
どんぐりの家(全七巻セット)
アトピーっ子が生まれるか否か
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ご自身やご主人の両方、あるいは、片方にアレルギー症状がある場合、生まれた
お子さんがアトピーっ子になるのか、それとも、ならないのかは、大きな関心事だ
と思います。
私はアトピーサークルにいた時から、三人の子供たちを幼稚園に通わせるまでの
間に、本当にたくさんのママ達と、お互いの子のアトピーについて意見を交換して
きました。
当然そこで出てくる話の一つに、誰かお家の人がアトピーなの?と言う話があり
ました。(無理に聞き出すのは失礼かもしれませんが、自分から先に言うと、案外
気軽に話してくれます。詳しく言う必要もないので、突っ込まれても、言いたくな
いことは言わなければいいのです。さらっと言えば、自分も傷つきません。また、
ここまで話すと、お仲間として認めあって、より親しくなれるチャンスもあります)
親のいずれか、あるいは両方に、喘息やアトピー性皮膚炎の悩みがあったりする
事ももちろんありましたが、どちらかと言うと、花粉症によるアレルギー性結膜炎
や鼻炎くらいしか思い当たらないと言う方の方が、数的には多くて、それも、片親
だけと言う場合も結構ありました。
全くどちらも関係ないのに、子供の症状がひどくてと言うご家庭がまれにありま
したが、もう少し詳しく聞いてみたら、田んぼに囲まれた地域であったり、新築に
住んで臭いのを我慢していたら、親子で体に発疹が出て、そこから子供は未だに治
らないという、どちらも農薬や化学物質のような、環境汚染が原因かもと推察でき
るケースでした。
つまり、環境や食べ物が薬漬けで、ものの質が低下している現代では、親がたい
したアレルギー体験をしていなくても、子供がアトピーになる確率は高いと言うこと。
だから、もしも親のいずれかに、アレルギーの傾向があるなら、お子さんに大なり
小なりのアトピー症状が出るものと考えた方がいいと思います。
でもね、これは悲劇ではないと思うのです。だから、もし出ても、ママは決して
凹まないで。
親が夜も寝られなくてノイローゼ気味になるほどのアトピーはつらいけど、赤ち
ゃんから、幼児の時期には、アトピーの湿疹が少し出るくらいなら、その方が絶対
お得だと思いますよ。
特に、赤ちゃん期に出るのは、ママから胎盤を通じて受け渡された毒を体外へ出す
効果も期待できるから、出た方がいいと私は思っています。
母乳で育てているママは、2〜3ヶ月で湿疹が出はじめる事が多いし、ミルクの場合
は、牛乳以外のアレルギーがある場合もあるので、離乳食が中期くらいまで進んだ頃
から出はじめたりします。
そんな時に、アトピーだからと、安全で健康な食事作りや、掃除に親が気をつけて
がんばれるから、それがいいのです。(←もちろん、親は嫌でしょうが)
じゃあ、逆に、赤ちゃん期に全くアトピー症状が出ないと、どうでしょう。誰でも
初めは、赤ちゃんのためにと、競って無農薬の商品を買い与えますが、そのうち、
なんだ平気じゃないかと思うと、人は慢心するので、食べさせ方がどんどんいい加減
になります。
で・・・、そのツケが貯まって、思春期頃に思いっきり悪化することもありますよ。
また、食べ物が豊富で、なんでもインスタントや冷凍食でそろう時代に生まれた、
最近の10代〜20代の若者の中には、好きな物だけ食べて大きくなった人が多いか
ら、子供にも同様の食べ方をさせ、子供は健康的な食体験をせずに大きくなり、味覚
がそれで定着します。
これは、怖いことだと思いますよ。好きな物だけ食べる生活で栄養が偏り続けたら、
10代のうちに、小児成人病を発病し、30過ぎで親より先に死ぬと言う、想像した
くないような世界と、隣り合わせになるからです。
だから、アトピーがあると、食べ物や自分の体を大切にするようになるから、決して
悪いこばかりじゃないんです。
もしも生まれたお子さんにアレルギーがあっても、ガッカリしないで。
出てもいいんだって、前向きに考えましょう。ママは大変かもしれませんが、子供の
ために苦労しながら、自分も成長していくのが、親の本来のあり方だし、保護者の意味
なのですから。
薬を塗るのが嫌でたまらない
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お子さんの湿疹に薬を塗るのが嫌なママは、多いのではないでしょうか?
(-_-;) なんで 毎日いちいち 薬なんか塗らないといけないんだろう。
(>_<) めんどくさい。
(T_T) なんで私だけが、こんな面倒を押しつけられるの?
<(*_*)> 薬を塗るときに、湿疹が悪化しているのを見たら、イライラしてくる。
こんな気持ちに、思い当たる節はありませんか?
私も一人目の子育ての時は、薬を塗る時間が、苦痛でしかありませんでした。
イヤイヤながら義務感で、ハイ、次はここ・・・と、機械的に塗っていました。
でも、ある時 見つけたのです。
お風呂上がりに薬を塗ってあげている時に、子供がちょっと嬉しそうな顔をしている
のを。
なんでだろう?私はこんなに苦労しているのに、何が嬉しいのか?・・・と、イラ
イラしていた当時の私は、はじめ思いました。
ところが、だんだんわかってきたのです。
「あーあー、また湿疹が増えてる」と、ママが顔をしかめながら薬を塗ると、子供は
罪悪感で悲しくなります。
幼くても、自分の病気のせいで、ママが不機嫌だったり、つらいのが何となくわかる
から。
ところが、
「あっ、見つけた。ここにも塗っておこうね。早く治れ、治れ」と、明るい声で話し
かけながら塗ると、どうでしょうか?
すると、薬を塗るという行為が、お子さんとふれあう、スキンシップの時間へと変わ
るのです。
ウソだと思ったら、ためしに、笑顔で話しかけながら薬を塗ってみてください。
お子さんは、いつもより嬉しそうな顔をしていませんか?
ママにとっては、単なる治療行為でも、ママにかまってもらい、世話をしてもらう
その事が、子供は嬉しいのです。
特に、下に赤ちゃんがいて、普段は甘えたい気持ちを我慢している幼児の場合は、こ
んな機会に、自分だけをママがかまってくれることが、嬉しくてたまらないのです。
だから例えば、カサカサ荒れたほっぺに保湿剤を塗ってあげるときには、両手の平に
伸ばして、よくあたためた保湿剤をほっぺをはさむようにして、しばらく両手で優しく
覆ってみてください。( この場合、指先にステロイドなどが付いていないように、
気をつけてね。薬の塗り方について詳しくは、下のリンクからどうぞ)
手の平で覆うパックをすると、保湿効果も高まりますし、なにより、ママの温かい手
でぎゅっと覆ってもらった子供は、幸せな気持ちになりますよ。
薬や保湿剤を塗る時間を、義務感でイヤイヤするのではなく、愛情でつつんで、楽し
いスキンシップの時間に変えてみませんか?
スキンシップについて以前書いたこと
http://yoikomap.nobody.jp/kokoro-2.htm#2
アトピー四コマ薬の塗り方
http://yoikomap.nobody.jp/4koma-oyasu-8.htm
アトピーをきっかけに、きれいになろう!
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すったもんだはありましたが、子供の食事制限を機会に、和食中心で、野菜が多い
食生活になって、もう10年以上経ちました。
子供のためにと、自分が食べたい物をあきらめて、無理をして作っていた時期もあ
りましたが、食べ続けているうちに、肉や油物が多い献立よりも、あっさりとした和食
が好きだなと、だんだん思えるようになるから、人の味覚は不思議だなと思います。
以前は、肌を美しくするのは、化粧品の力だと思っていましたが、食事の内容が
変わったら、そんなにコテコテと塗りつけなくても、肌のトラブルが減ったので、
基礎化粧品もメイクアップ用品も、使う量や品数が減ってきました。
それは単に、吹き出物が出なくなったと言うことだけでなく、口の端が切れて痛ん
だり、口のまわりが、無惨にガサガサになって、そこに化粧がのらない(これらは
もっぱら、消化不良など胃のトラブルと関係があるそうです)なんてトラブルとも、
無縁になったと言うことです。これは、女心としては、とても嬉しい事ですよぉ。
でも、考えてみたら、ビタミンをはじめとする、ミネラルを新鮮な旬の野菜から
しっかり摂取しているし、食物繊維が多い乾物も、普段から積極的に調理に活用して
いるから、肌にいいのは当たり前なんですね。
おまけに、とにかくアトピーっ子の肌が、少しでもきれいになるようにと、普段か
ら食べ物メルマガでご紹介しているような、肌を活性化させる栄養素を含む素材を、
意識して使うクセが付いたので、美容にいいとされる成分を自然と摂るから、美肌
にも効果的なのでしょう。
よくCMで使われる、「内側から潤う」と言う意味は、こういうことだなとしみ
じみ思います。
また、以前はゴシゴシ顔をこするようにして洗顔していましたが、強くこするたび
に、肌が分厚く、固くなるのを、我が子の肌トラブルで実感したので、泡で洗い、顔
をこすらないよう気をつけながら水で流し、タオルでは、ふかずに押さえて水分を取
る習慣が付きました。
シャンプーや石けんなども、かつては無関心で、安ければ何でもいいやくらいに考
えていましたが、不要な添加物を取り除いた、低刺激な商品を子供のためにと使い始
めたら、それが元々肌が弱かった私の為にも良かったようです。
なにが原因が分からないまま、何となくかゆかったり、赤くなったりと言った、私
自身の全身の肌トラブルも、いつの間にか無くなりました。
お子さんのアトピー症状が激しくてつらいときには、何も希望が見えなくて、ただ、
ただ毎日が苦しいばかりだと思います。
でも、アトピーによかれと試してみることって、もしかしたら、少し先の未来で、
今よりもっときれいな あなたになれるチャンスかも (^_^)v
と、考えてみてはいかがでしょうか?
決して、はったりじゃありませんよ、私と言う体験者の先輩が、「そうだったよ」
と言っているのですから。
仕方なく子供のためにと調理していることや、生活の中で気を使っていることが、
何年か先に、自分のキレイにつながるって考えたら、ちょっとやる気が出てきません
か?
アトピーでめげてるだけじゃ、もったいない。アトピーをきっかけに、みんなでお肌
美人になりましょうよ。(^_-)
アトピーと食べ物については、こちらへ
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