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 洗濯について

 
 ・カーテンを洗うこと 

 ・かけふとんを洗うこと

 ・冬の寝具洗い

 ・大型ランドリー
 で寝具洗い


 寝具のメンテナンス
 あれこれ

 ・なぜ粉石けんか  

 ・漂白剤入り合成洗剤は、本当にいいものなのか? 

 ・粉石けんの使い方  
 ・夏から始める、粉石けんの使い方

 ・洗濯後の黒カビ

 ・お洗濯の回数

 ・ぬいぐるみを洗う

 アトピーだと、掃除もこまめにしなくちゃいけないし、お洗濯だって大変です。

 それらの家事を、効率よく、しかも、アトピー改善につながるよう、上手に片づけていく為に、
熟練主婦の知恵のあれこれを、メルマガに載せた話から抜粋しました。



  

      洗濯について  掃除について  衣類について 生活全般で
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洗濯について  とりわけ皮膚の弱い、アトピー子だから、洗濯にだって気を使って欲しい。
               肌に優しいお洗濯や、洗濯物の管理について書きますね。
  1 

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   カーテンを洗うこと   

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 我が家では、レースは1、2カ月に一度。カーテン(厚手のドレープを指して言っています。)も
ウオッシャブルタイプを、購入していますので、季節の変わり目ごとに、年四回を目安に、自宅
で洗っています。

 ダニやほこり、花粉などがたっぷり付きますから、レースやカーテンは定期的
に洗うのがマル!特に、寝室のカーテンは、影響も大きいですから忘れずにね。

 まずは、ウオッシャブルタイプを買いましょう。そうでないものは、洗うと縮みます。厚手のものでも
ウオッシャブルタイプは出ていますが、気軽にザブザブやりたいなら、薄手で、綿素材のプリントのもの
がおすすめ。華やかな柄物も、幼い子がいるお宅なら、愛らしくてよく似合いますよ。

 厚手のカーテンは、洗濯機にたくさん入りにくい上、重くて、レールから金具をつけはずしするのに、
大変力がかかり、手間ですが、保温性に優れるので、冬場に寒い地方では、窓からの冷気を防ぐ
効果が望めますから、夜にみんなが集う、リビングに向いています。

 逆に、子供部屋や寝室のように、夜間、寝るときだけ利用する場合は、室内を暖める必要性はない
ので、薄手のカーテンでも十分だと思います。カーテン類は、日光によって、生地がだんだんと傷んで
くるので、5〜10年で買い換えるつもりで購入するといいですよ。

 一部屋ずつ、一気に一日で、仕上げていきましょう。

 レールからはずしたら、まず、金具を取り除きます。

 面倒でも、はずしてから、洗濯しないと、金具が洗濯機を傷つけたりしますし、レースなどは金具
が引っかかって破れたりもありますから気をつけてくださいね。お子さんにも手伝ってもらいましょう。

 まずは、厚地のドレープカーテンから洗いましょう。7キロ以上の洗濯機なら、一度に一窓分(2枚)くらい
は洗えると思います。

 通常の洗剤で、大物洗いコースで洗えば十分ですが、生地が傷んでいる場合や、高価で買い、大切に
使いたいドレープなら、おしゃれ洗いなどで、つけ洗い洗濯してもいいですよ。

 水に漬けることで、付着したほこりや花粉、ダニなどを洗い流します。

 洗い終えたら金具をつけ、そのままカーテンレールに戻し、カーテンを閉めた状態にして、半日も干せば、
ちゃんと乾燥しますし、つるし干しすると、しわが残らず一番いいのですが、特に厚手の生地だと、生乾きに
なりやすいので、カビが生えてもいけませんから、乾きにくそうな生地なら、物干しに広げて、少し乾かしてから、
部屋に吊す方が無難です。

 ちなみに、レースはすぐに乾くので、洗ってすぐ、元のように金具を付けて、そのままつっていけばOK!

 レースを少しでも白くしたい場合は、酵素系の漂白剤に、30分程度つけおきし、その後は、普通に
洗います。

 晴れた日を選んで早起きし、一度が無理なら何日かに分けて洗っていきましょう。
洗い始めた途端、みるみる洗濯液が真っ黒になっていくのを見ると、快感〜♪なんです
よ、これが。

 また、カーテンをはずしたときに、ついでにカーテンレールや、サンにたまっているほこりも、ついでに
ぬれぞうきんでふいておきましょう。

 ものすごく汚れているところなので、ボロ布を使いましょう。拭いて、そのまま捨てれば、面倒がらずに
出来ますよ。

 以前は、ダニが住み着きにくいと言う理由で、プラスチック製のブラインドを使って
いたのですが、とにかく掃除が大変でした。

 本では、ブラインドがいいように書いているものもありますが、あんなにカーブのつ
いた羽根部分を、きれいにほこりとりするなんて、もう、メチャメチャ大変です。

 濡れた軍手でふくなんて言う裏技も試してみましたが、やはり大変なのは、いっしょ。
それより、ほこりやダニを吸ったカーテンを、定期的に洗う方がはるかに楽ですよぉ!



 かけふとんを洗うこと 

 
 夜ふとんに入ったら咳が出る、かゆくなると言うお子さんは、ダニやほこりに弱い子
だと言えると思います。

 そこで、何とかこれらの「ほこり系アレルゲン」を、少しでも吸わさずに済む方法は
ないかと、我が家でもいろいろ工夫してきました。

 でも、特殊素材を使った、一組5、6万と言うアトピー対応ふとんは、我が家が大変
だった当時から売られていましたが、子供のアトピーの場合、親と一緒の部屋で寝てい
ることも多いので、家族みんなのふとんを変えるとなると、お値段は大変な事になります。

 そこで、我が家ではもっぱら、市販のふとんを定期的に洗うことで、ダニの除去をし
ています。

 まずは、かけふとん。ダニの害で気をつけたいのは、敷きふとんもさることながら、
顔の近くに引き寄せて使う、かけふとんの方なんだって知っていましたか?

 冬は、アトピーっ子の定番の綿毛布を使っていますが、これはみなさん、定期的に洗
っていらっしゃいますね。

 さらに我が家では、家庭では洗いにくい、厚手のかけふとんをやめ、代わりに薄手の
ふとんを多めに重ね使いしています。これなら家庭で洗えますよね。

 つまり、「かけふとんは全て洗う」わけです。そして、洗うときは、一人分ずつ一気
に洗うのがコツ。

 これだと、間違いなく洗うたび、ダニはゼロ。ダニの量が少ないうちは、吸っても平
気な子が多いと思いますので、増える前にまた洗えばOK!

 掃除機による、手間のかかるふとんの吸い込み作業も必要なくなりますから、ママの
家事も楽チンです。


 冬の寝具洗い


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 花粉が少し納まった頃の春先は、冬の寝具やカーテン類を洗うチャンスです。

 少人数のご家族には、少し大きいと感じられるかもしれませんが、7、8キロサ
イズの洗濯機を買っておけば、薄手の毛布やかけふとんまで、自宅で洗って、ダニ
や汚れを、簡単に洗い流せるから便利ですよ。

 我が家では7キロまで洗える洗濯機を利用しているのですが、薄い綿毛布はもちろん
のこと、こたつの敷きふとんのようなファブリック類も含めて、洗濯槽に余裕で入る
寝具は、全てこれで洗います。

 干す場所に困るので、晴れた日を選んで、少しずつやっていますよ。

 ある程度生地が厚い毛布や掛けふとんも、屏風たたみにした上で、クルクル巻いて
試しに空の洗濯機の中に入れてみてください。すっぽり収まるようなら、おしゃれ着
洗い洗剤のような、つけ洗いタイプの洗剤を使えば、何とか洗えますよ。

 この場合は、あらかじめ洗濯機の1/3〜1/2くらいまで、洗剤と水を加え、軽く
回転させてよく混ぜ合わせてから、前のようにクルクル巻きにした生地を、水溶液を吸
い込ませながら、ゆっくり沈めて、押し洗いします。

 よく干したら、水蒸気がこもらないよう、少し熱を冷ましてから、ほこりが付かない
よう、通気性があるふとん用袋や、掃除機で脱気して圧縮する袋に入れてしまいます。

 布団類はよく湿気を吸い込みますので、押入なら上段にいれるといいですよ。
  それでも、こたつふとんや、大人用の二枚あわせの厚手毛布などは、ご家庭では
無理なので、大型のコインランドリーへ持ち込んで、水洗してみてはいかがでしょうか。

 これを大型乾燥機で乾かしたり、軽く乾燥をかけて持ち帰り、さらに、自宅で干したりもします。

 花粉が気になる時期に、野外で干すのはどうもと言う場合にも、大型のコインランドリーは便利です。

 汚れが落ちて清潔になるだけでなく、ダニも水流で洗うことで0になり、ドライクリーニングにはない
快適さがあります。

 具体的にはこちらで

 また、このついでに、ほこりが付いたカーテン類も洗ってみてはいかがでしょぅか。

   詳しくは、こちらから    

   季節の変わり目に気をつけたいことや、衣替えについて、こちらから
            
     
寝具のメンテナンスは大切!
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 ところで、寝具については、以前も少し書いたのですが、寝ている時間が長い
乳幼児は、寝具からダニの影響を受けやすいので、ふとんをきちんとメンテナンス
する事が、大切なポイントだと私は思います。

 それは、血液検査で反応がある子や、ふとんに入った途端に、咳が出たり、鼻が
詰まる、ハウスダストに弱い子だけに関係ある話ではなくて、将来的に過敏にさせ
ないために、どの子にだって、気をつけてあげた方がいいのではないかしら。

 高機能の防ダニふとんを利用するという手もありますが、値段に尻込みして、買
えなかった・・・(-_-;) 我が家では、初めのうち、本にあるとおり、掃除機で寝具
を毎日吸い込む重労働をしていました。

 でも、ふとんのダニ吸い込み作業は、時間ばかりかかって、マイナスの部分が
多い作業だったなぁと、今は考えるのです。

 そこで、我が家のように、洗える寝具を買って、定期的に水洗いし、ダニを洗い流して、
ダニ減らしをする、ふとんのメンテナンス方法も、一つのやり方だと思いますよ。

 洗った後は、よく干し、さらに、ふとん圧縮袋に入れて空気も抜けばさらに完璧。
次に使うときまで、ダニもほこりも付着しません。

 肌に優しいシーツや寝具のおすすめ  衣料品・寝具


大型コインランドリーで寝具洗い
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 知っていましたか?実は、敷きふとんだって、丸洗い出来るんですよ。ドライクリーニングではなく、洗剤を使用して、水でザバザバ洗うのです。

 ポリエステルのような化繊ふとんなら、大型のコインランドリーを使えば、1000円程度の料金で
簡単に洗えますし、綿が偏りやすい和布団も、うちの近所の大型コインランドリーでは、一枚2500円で、丸洗い&乾燥仕上げをしています。

 webで読んだ記事によると、掃除機で取り除けるダニが30〜40%なのに対して、洗濯して取り除けるダニは90〜99%なのだそうです。

 自動洗いだと洗剤の種類は選べないのですが、ダニが確実に水に落ちるから、丸洗いはおすすめで、私も時々やります。

 洗った後、万一にも水分や臭いがふとんに残らないよう、しっかりよく日や風を通しておくといいですよ。シーツを掛けて使えば、合成洗剤の肌への刺激も防げます。

我が家ではもっぱら、大型のコインランドリーへ持ち込んで、定期的に洗っています。

羊毛や綿はダメですが、軽い化繊の敷きふとんは気軽に洗えるので、季節の変わり目を目安に、子供の分を洗ってやります。

その場で乾燥機にかけて乾かし、さらに念のために自宅の物干しで干します。完全に乾かさないと、中にカビが生えても良くないので、お天気とも相談しながら、しっかり乾かしてくださいね。

気温が高い季節や地方なら、ある程度乾燥させた物を持ち帰っても、その日一日干すことで、中まで乾燥出来ると思います。

そのまま二つ折りで干しても乾きますが、二本の物干しに、M字型にのせるように干して、水分が一箇所に集まらないよう工夫して干すとさらに早く乾きます。

お昼になったら、一度、上下をひっくり返して、裏面も日に当てます。

布団が暑いと、かゆみが増すから、しまったら広げたままおいて 熱を冷まします。

 以前は私も、ふとんのダニ退治を、掃除機で吸い込んでやっていましたが、時間も
かかるし、体力的にもきつく、とてもつらかったです。

 子供が幼い頃は、ふとんにおもらししてしまう事も多いですし、夏には汗でふとん
が不潔になりますので、丸洗いは衛生面でもマルですね。

 ちなみに、ダニはかけふとんにもたくさんいますので、毛布、こたつふとんなども
季節終わりでしまう前には、同様に洗ってみて下さいね。

 アトピーが気になる、子供が幼児期には、敷きふとんは、年に一、二度、かけふと
んは、もう少し多めの頻度で、我が家では洗っていました。

余談ですが、暑い時期も寒い時期も、一番肌に当たる場所に掛けるふとんは、綿 100%がおすすめ。

うちでは、肌あたりのいいタオルケットを夏によく使いますが、ガーゼの方がチクチクしなくて、幼い子には よりいいと思います。

単に綿と言うだけでなく、肌の柔らかいところで触ってもゴワゴワしていないものがおすすめです。


  粉石けんを使っていますか?
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 あなたは、粉石けんを使っていますか?それとも合成洗剤?

 最近は、洗濯排水がどれだけ環境に悪影響を及ぼすかと言う、水質汚染に関する調査
で、粉石けんも合成洗剤もあまり変わらなかったと言うデーターを出しているところも
でているようです。

 じゃあ、良かった!これで便利な合成洗剤を大手を振って使えるわっ♪

 ・・・って、ちょっと待ってください。私はそれでも、胎児や赤ちゃんを育てている
方には、ぜひ、粉石けんを使ってねと、お勧めしたいと思っています。

 なぜなら、合成洗剤の界面活性剤に含まれていると言われる、環境ホルモンがらみで、
将来、生殖機能に問題が起こるかもしれないと言う危険性が否定できないからです。

 環境ホルモンは、生殖機能に作用し、将来、子供ができにくくなってしまう可能性が
あると言われています。とりわけ、胎児や赤ちゃんは気をつけて!小学入学前の子くら
いまでの、幼い時期ほど、その影響は大きいそうですよ。

 今、不妊に悩む若い夫婦が増えています。もちろん冷え性(これも、アトピーっ子の
体に優しい食べ方を、食卓に取り入れていく事で改善されると思いますが)や、その他
の原因が複雑に絡み合ってのことだとは思います。

 でも、アトピーが良くなり、大人になって、見事 結婚相手を射止めたた我が子に、
「どうしてこどもが出来ないんだろう」と相談されて、「もしかしてそれは、・・・」
と言葉を濁すなんて、私はまっぴらです。

 むしろ、「ママは、一手間かけて粉石けんを使い、みんなの体を守ってきたのさ。え
らいだろ!あっはっは」と、子供に胸を張って言える、今の自分が好き。

 良くないかもと言われているものは、過敏な体質の我が子のために、とりあえず避け
ておくに限ります。幼い頃だけでも、守ってあげる事の意味は大きいもの。

 もちろん、肌への刺激が少ないという意味でも、粉石けんで洗濯してあげる方が、
アトピーっ子の体に優しいんですよ。

 まだ合成洗剤を使っているのでしたら、あなたもこのメルマガをいい機会にして、切
り替えてみませんか?



漂白剤入りの洗剤について
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「漂白剤入りアリエール」のTVCMが流れているます。

「洗った後の洗濯物には、雑菌がいっぱい付いている」とナレーションが入り、「漂
白剤入りのアリエール」なら、こんなに少ないぞと強調してみせるCMです。

 でも、考えてみてください。洗濯物は、外で干すことで、お日さんに殺菌してもら
うわけだから、乾いた頃にも不潔なの?さあさあ、一体どうなのよ!と、私はつっこ
みを入れながら見ています。

そう言われると、あれ?って思うでしょ。漂白剤入りが、そんなに必要なの?
アトピーっ子なんて、あの漂白だけでも、肌を傷めそう。

でも、清潔の言葉に、私たちはだまされるようにして、つい買ってしまうのよね。

 昔はよく、まな板やふきんは、日光消毒しましょうと言われたものです。

 と言うのも、太陽光に含まれる紫外線には、優れた殺菌効果もあるからです。

 ですから、洗濯して少々雑菌が残っていても、日光に当てることで殺菌できるので、
洗濯直後に少しくらい雑菌が付いていても、そこからまた、光という安全な方法で消毒
してもらえから、そんなに気にしなくていいと言うことです。

 また、紫外線は、室内にも入ってきますので、花粉が気になって干せない日は、窓ガ
ラスごしに光を当たればいいだけです。

 また、乾燥機にかけると、熱でも消毒してもらえるから、洗濯後の雑菌量について、
ことさら強調しなくてもいいのに、そこをあえて不潔なように見せるあのCMが、世の
中の清潔志向をあおって、アトピーが気になるママは、つい買っちゃう。それが心配
なのです。

 衣類の繊維は、ツルツルでも、真っ平らでもありませんから、洗濯のやり方にもよる
のでしょうが、洗濯後も漂白成分が、多少なりとも衣類に残ってしまいます。

 なのに、肌の弱いアトピーっ子で、とりわけその中でも肌がメチャ弱い赤ちゃんへ、
漂白成分が毎回すすぎ残ったかもしれない衣類を着せてあげるわけですから、これが刺
激にならない方がおかしいように思います。

 漂白については、どうしても、もう少し白くしたいときにだけ、酵素系の漂白剤を使
う程度でとどめておく方が無難でしょう。ましてや、漂白剤入りなんて、不必要です。

 それでもまだ刺激が強いというお宅は、酢を1Cほど漂白剤の代わりに使って、30
分ほどつけ置きしてみてください。あたたかなぬるま湯であらう方が効果的です。

 また、それ以前の話として、合成洗剤より粉石けんを使ってお洗濯し、肌への刺激を
少しでも減らしてあげることが大切ですよ。


 粉石けんの使い方
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 お洗濯はどんな洗剤をお使いですか?私は、うちの子がアトピーに悩んだ
ときから、ずっと粉石けん。

 合成洗剤で洗った衣類が、敏感な乳幼児の肌にふれることで、かぶれを起こすことも
ありますから、テレビのCMに流されず、ぜひ使ってみてくださいね。

 でも、この粉石けんには、欠点もあります。その一番は、冷たい水にはうまく溶けな
くて、十分な洗浄能力を発揮できないことです。

 そこで利用して欲しいのが、お風呂の残り湯。

 実は、洗濯物の汚れって、あたたかい水温で洗うと、洗剤なんてなくっても、ものす
ごく汚れ落ちが良くなるんですよ。

 ただし、熱すぎると、衣類によっては、色がにじみ出し、ピンクや緑のパンツが出来上
がっちゃうから、色物は、ほどほどの温度で洗うのがコツです。

 粉石けんはまず、洗濯機の低水位まで注いだ、風呂の温かいお湯(出来るだけあたた
かい状態で使いましょう。)で、しっかり泡立つまで数分かくはん!!それから、初め
て衣類を投入します。そこからあとは、普通に全自動で洗ってもOKよ。

 衣類を入れる前の、ほんの数分の一手間で、汚れ落ちは全然違うし、衣類への洗剤の
すすぎ残しも減り、嫌なにおいや、ダマなどが残らず、粉石けんでも、きれいに洗濯する
ことができますから、試してみてね。

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 ◎家事について・・・粉石けんでの洗濯のコツ  その1


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 夏は、水温が上がって、粉石けんがよく溶け、初心者の方にも使いやすいと思う
ので、ぜひ、はじめの一歩として、この夏使ってほしいな。

 コツがいくつかありますので、少しずつ書いてみます。我が家のやり方を紹介し
ますので、参考にして、試してみてね。


 ◎熱いお湯で粉石けんを溶かしてから使うこと。

 これはもう、決定的に合成洗剤とは違うところです。

 よく溶かしてから、洗濯物を入れないと、汚れも落ちないし、白い粉がそのまま
ついていたりしますから気をつけてね。

 我が家では、みんなの風呂が終わったらすぐ、夜のうちに洗濯しますので、水温
は30〜35度はあると思います。これをバケツ三杯分洗濯機に汲んで入れると、ちょ
うど低水位の15Lになりますので、粉石けん投入専用のポケットへ粉を加え、
スイッチオン!

 3分ほどかくはんすると、泡が洗濯機の半分くらいまで盛り上がります。

 それを確認してから、洗濯物とバケツ2杯分の湯をさらに足し、後は全自動でOK。
洗濯物が、グルグルと勢いよく回っていなければ、衣類を減らしてね。


 ◎粉石けんは、だまにしないこと。

  専用のポケットがない場合は、粉石けんを入れる専用袋も売られています。

 要は、塊のまま投入せず、手でほぐして、さらさらにし、ぱらぱら振り込むことが
大切!これからの時期は、湿気で固まりもできやすいから、ほぐすのを忘れないでね。


●c● 同じ風呂の残り湯でも、翌朝洗うとと、すっかりさめてぬるいから、粉石けん
0 の泡立てがなかなか出来ません。

 汚れ落ちも、温度が40度近くあったほうが、きれいになりますよ。

 ちょっとのことだけど、水温の違いは、大きく洗濯の良し悪しを左右します。
ここがポイントです。風呂湯を使わない場合は、40度くらいを目安に、お湯を加えてか
くはんしてね。

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 ◎家事について・・・粉石けんでの洗濯のコツ  その 2


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 みなさんは、歯磨きするとき、どの程度の量の歯磨き粉を使いますか?

 歯ブラシの端から端まで、にゅ〜〜〜?でも、それって、たくさん使って欲しい
メーカーの思惑に、まんまんとのったようなもの。

 実際は、5ミリ四方もつければ十分!市販の発泡剤が入ったタイプなら、つけす
ぎれば、泡立ちすぎて、かえって磨きにくかったりしますよ。

 洗剤でも、同じ事が言えます。粉石けんを上手に使うコツのその2は、入れすぎ
ないこと。

 今は、コンパクトな洗剤が増えて、商品ごとに、洗剤の使用量がずいぶんと異な
っていますから、説明書きはよく読んで、少なくても入れすぎないようにしましょう。

 実は、我が家では、使用量の半分〜1/3で洗っています。

 もちろん、単に減らすだけでは、汚れは落ちなくなります。減らす分だけ、いくつ
かの工夫が必要です。

 一つ目は、グッズを使って、水を活性化させること。

 以前、資料を読んで驚いたのですが、インドのガンジス川のように、一見茶色に
濁って、いかにも汚れて見える水と、日本の水道水で、同じ条件で洗い比べをする
と、意外なことに、いろんな養分が混じり合って活性化された、インドの水の方が
汚れ落ちがよいそうです。日本の水は、消毒されすぎて、水本来の力を発揮できな
い、ある意味、死んでいる水なのだそうです。

 そこで、汚れ落ちが悪ければ、水の方を変えようと言う発想もあるのです。

 具体的には、洗濯ボールのような、水を活性化させるグッズと平行して石けんを使う
ことで、水の底力を押し上げ、少量の石けんで、効率よく落とすことが可能になります。

 洗剤の量が少なければ、当然、石けんがよく溶け、石けんカスも残りません。

 また、前回のメルマガで、同じ風呂の残り湯でも、温度が40度近くある、風呂後
すぐのお湯を使って洗えば、よく落ちると書きました。翌朝、さめてぬるい水より、
熱めのお湯で洗うのも、大切なポイントですよ。

「洗濯グッズ+温かなお湯+少なめの洗剤」の組み合わせで洗えば、粉石けんでも、
しっかり汚れが落ち、きれいに仕上がります。ぜひ試してみてね。

 ただし、洗うときに、すべてを風呂湯の熱いお湯にしてしまうと、色物はたまに色
落ちしますから、気をつけて!

 色物については、洗剤を上手に溶かしたあとは、水を加えて、ぬるめの湯で洗うの
が無難です。


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 ◎家事について・・・粉石けんでの洗濯のコツ  その 3


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 粉石けんでの洗濯には、コツがあり、やり方次第でずいぶん汚れは落ちるんだという
のが、前回までの話で、わかったのではないかと思います。

 今でこそ、こんな事を書いている私ですが、粉石けんビギナーの頃は、冬の黒い服
に、ナメクジがはったような白い筋が残っていたり、白い下着が、だんだん黄ばんで
しまったりもありましたよ。

 白い筋が出るのは、よく溶かさずに洗濯物を入れたことと、冬の肉厚な服が、水分を
吸って重くなり、十分な回転速度で回っていないのに(もっと洗濯物を減らすべきだっ
たのです。)、ちゃんと確認せずにフタを閉めてしまったことが原因だなと、今ではわ
かりますし、白い下着が黄ばんだのは、洗剤がよく溶けていなかったことに加えて、す
すぎの回数や時間が足りなかったことも一因かもと、今なら気づきます。

 合成洗剤は、洗濯物にふりかけて、スイッチを入れれば、あとはお任せでOKな事を
思えば、粉石けんはずいぶんと手間がかかるように感じるかもしれませんが、合成洗剤
が、さっと泡立つのも、まっ白く仕上がるのも、すべて本来の洗濯とは関係のない、薬
品が、成分の中に配合されているからこそ出来る技であり、それらが多少なりとも、衣
類に残留することを知ってしまったら、少しでも体に優しい成分で作られた商品を、ア
トピーっ子の我が子のために選んであげたいと願うのは、親として当然では
ないかと思うのです。

 ただし、粉石けんをいくら上手に利用しても、洗濯機で洗うだけでは、汚れ落ちに限
界がありますし、使い方が悪くて、衣類に残留する量が多すぎると、やはり刺激になっ
てしまうのです。

 少し値段は上がりますが、液体の粉石けんを使うと言う手もありますし、合成洗剤の
界面活性剤にも、いろんな種類があります。説明を読んで納得できるようなら、蛍光剤
や漂白剤を含まない 少し質のいい合成洗剤を試してみるのも、良いのではないでしょ
うか。

 アトピーっ子を育てるママは、家事や育児に手間がかかるものです。洗濯は、どうし
てもこれでなきゃ・・・と言うのはありません。家事が楽になり、何より、肌に接する
衣類が刺激にならないお洗濯が出来る洗剤なら、粉石けんにこだわらなくてもいいん
じゃないかしらと、最近は思うのです。

 ところで、粉石けんより、もっと洗濯が楽で、時間も短縮できる洗い方があります。
赤ちゃんの衣料や汚れの少ないタオルなどは、私はコレで洗っていました。

 その素材は、炭。次回で、炭での洗濯もご紹介します。    

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 ◎家事について・・・粉石けんでの洗濯のコツ  その 4


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 実は、粉石けんには、柔軟剤は不必要です。

 「ホールド」と言う名で、洗い上がりの柔らかさを強調したCMが流れていますが、わざわざ柔軟剤
を入れた、この手の洗剤が必要になるのは、洗浄力を強くする過程で、合成石けん
が、不必要に生地を傷めるから、それを補うために過ぎないのです。

 つまり、合成洗剤は安く売られていますが、柔軟剤も一緒に使えば、粉石けんより
単価が高くなると言うことも起こるわけです。

 もちろん、柔軟剤の成分が、アトピーっ子の肌に合わない場合もありますし、衣類
のにおいを取る「レノア」の様な商品も、よかれと思って使っていたのが、実は、肌
の刺激になっていたと言うこともあるかもしれません。もちろん漂白剤の使いすぎや、
漂白剤入りの合成洗剤にも要注意です。

 夏の衣類は、とりわけ肌に直接ふれる物が多いので、いろんな洗濯助剤を使わないの
が賢明だと思いますよ。

 また、粉石けんの使い方が悪いと、衣類に残留する量が多すぎて、やはり刺激になっ
てしまうと、前回書きました。

 粉石けんより、もっと洗濯が楽で、時間も短縮できる洗い方で、赤ちゃんの衣料や汚
れの少ないタオル、肌着、シーツなどの洗濯などに使って欲しいのが炭や洗濯ボールの
ようなグッズです。

 私は、汚れが多い物は粉石けんで洗い、汚れの少ない物を、炭や、洗濯ボールのよう
なグッズを利用して洗うよう、使い分けています。

 洗剤はいりません。炭の場合なら、塩と汚れが衣類に付かないよう、木綿の袋などに
入れた炭だけで洗いますし、洗濯ボールの場合は、水とそのグッズだけを使います。

 泡も立たないので、まずは一回、炭などと衣類を洗ったら、あとは、すすぎを一回す
るだけでOK。洗濯時間も水も節約で、家事や育児に忙しいママには、それも嬉しい話
ですよね。
 

※洗濯グッズについては、おすすめ商品の所でも、使い方の説明付きで載せていますので、
チェックしてみてね。

                   こちらから


  洗濯機の黒カビ

 我が家は風呂の残り湯を利用しながら、全自動洗濯機を使って、粉石けん
で洗濯をしています。

 残り湯の温度が高いうちに残り湯を洗濯に使えば、粉洗剤が溶けやすくて、とても便利ですよ。

 もちろん、水温が高い状態で洗濯をすると、洗濯物の汚れ落ちの良さにかなり差が出るので、
粉石けんに限らず、どんな洗濯方法であっても、残り湯洗濯は効果的なのです。

 だもんで、我が家の洗濯はもっぱら夜です。

 しかも、面倒でも必ず取りだしてから寝るようにしています。

 と言うのも、以前は、スイッチを入れたら寝て、朝干すようにしていたのですが、これだと、
いくら定期的にお手入れしても、黒カビが大量に繁殖して、しょっちゅう洗濯物を汚し
ていたからです。
 
黒カビ専用の漂白剤は、よくカビが取れますが、強力な成分が環境を汚染しますし、何より、
黒カビ取りは、手間もかかって大変です。

 それよりまず、黒カビを生やさない工夫をしましょうよ。一番のコツは、洗濯後、間
を開けずに、とりあえず洗濯物を取りだし、ゴミポケットの中味も、この時に毎回取りだして、
そのままフタを開けておくことです。

 アトピー悪化の一因ではないかとも言われている、洗濯機の雑菌は、湿度たっぷりで
密閉された洗濯機内で、繁殖しやすくなりますが、早く取り出せば、それらが繁殖して
衣類に付着するのを防いでくれますよ。

 日中の気温が高い時期は、中を空っぽにしてフタを開けておくことで、あっとい
う間に内部が乾きますから、これだけの注意で、黒カビの発生は、かなり違ってきます。

 私のお薦めは、「お子さんを寝かせに、寝室へ行く前に、洗濯機のスイッチを入れる」事。
これを習慣にしてみませんか?

 お子さんと一緒に、ママが爆睡していなければ、居間に戻ってくる頃には、ちょうど洗濯が
終了していますので、忘れないうちにすぐ取り出せて、洗濯物に雑菌が繁殖しにくくなりますし、
子供が寝ていたら、洗濯物だって干しやすいです。

 目の離せない子がいる時期には、たかが洗濯物一回分を干すのにも大変手間がかかる
ときがあります。

 ですから、夜のうちに洗濯だけでも済ませておけば、忙しい朝の時間もちょっと楽になり、
洗濯機の黒カビも生えにくくなって、お手入れする回数も減り、家事も楽チン♪

 忙しいとつい、また後で、また明日と、苦手な家事は引き延ばしてしまいたくなるの
で、洗濯はこの時間にする!と決めて、日課に加えておけば、いいリズムで家事がこな
せますよ。



洗濯機の黒カビ退治
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 とは言うものの、我が家も黒カビをやっちゃうことはあります。

 つい先日も、洗濯したのをすっかり忘れて、一晩そのまま。秋とは言え、まだまだ気温も高か
ったので、洗濯機の中は、一晩中、湿度ムンムンの亜熱帯状態になったようです。

 その日から少しずつ、洗濯槽の裏に黒カビが増えてきたようで、洗濯のたびに捨て
ている内ポケットのゴミに、黒い物が混じるようになってしまいました。

 そこで、仕方なく、洗濯機専用のクリーナーで、洗濯槽のつけ置き洗いです。

 出来れば、風呂の残り湯のような、温かなお湯を使うのが、効果的に取り去るコツです。

 低水位でしっかりかくはんして薬品を溶かし、洗濯機の高水位までお湯を加え、
使用説明書に従って、数時間から一晩置いて、通常通り一度洗うわけですが、それだけ
だと、黒カビが少しずつ出てくることもあるので、私は、針金ハンガーなどをちょっと
丸く形作り、破れたショートストッキングを、そこへ引っかけて作った簡易網で、はが
れて出てきた黒カビを、徹底的にすくうようにしています。

 よく回転させて、黒カビをはぎ落としたら、少し回転させて、浮き上がってきたとこ
ろをすくい、また回転させてすくいして、ある程度、きれいに黒カビを取り去ってから、
普通に水を替えて洗い流します。

 まだそれでも黒カビが残っている場合もたまにあるので、念のために、大人のズボン
のような黒っぽいものだけを初回は洗い、よく取れているのを確認してから、子供の衣
類を洗い始めます。

 乾燥まで続けて行う洗濯機でない場合は、どうしても黒カビが発生します。定期的に
掃除する事も大切ですが、少しでもカビが生えるのを予防する為にも、洗濯機から衣類
を早めに取り出すこと&洗濯機のフタを開けることはお忘れなく。

 また、ゴミポケットは、面倒がらずに、黒カビのチェックがてら、ぜひ毎回中味を
取りだして捨ててくださいね。

 その時に、洗剤カスなどが残っているようなら、目にはよくわからなくても、衣類に
成分が残っていたり、汚れがよく落ちていない可能性があります。


 冬の寝具の片づけ
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 もう冬物の寝具は片づけられましたか?

 我が家では、毛布やかけふとんなどを押入にしまう前に、一度洗ってからしまうよう
にしています。

 以前も書きましたが、かけふとんにはダニも多くて、アトピーっ子を刺激するので、
全て洗ってダニが落とせるよう、わざと薄手で洗える物を使い、その分多めに枚数をか
けて使います。

 洗った後は、よく干し、さらに、ふとん圧縮袋に入れて空気も抜けばさらに完璧。
次に使うときまで、ダニもほこりも付着しませんよ。

 また、こたつふとんのような大物は、大型のコインランドリーに持ち込んで丸洗い。
きれいな状態でしまっておきましょう。

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          夏から始める、粉石けんでの洗濯のコツ  


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 夏は、水温が上がって、粉石けんがよく溶け、初心者の方にも使いやすいと思う
ので、ぜひ、はじめの一歩として、この夏使ってほしいな。

 コツがいくつかありますので、少しずつ書いてみます。我が家のやり方を紹介し
ますので、参考にして、試してみてね。


 ◎熱いお湯で粉石けんを溶かしてから使うこと。

 これはもう、決定的に合成洗剤とは違うところです。

 よく溶かしてから、洗濯物を入れないと、汚れも落ちないし、白い粉がそのまま
ついていたりしますから気をつけてね。

 我が家では、みんなの風呂が終わったらすぐ、夜のうちに洗濯しますので、水温
は30〜35度はあると思います。これをバケツ三杯分洗濯機に汲んで入れると、ちょ
うど低水位の15Lになりますので、粉石けん投入専用のポケットへ粉を加え、
スイッチオン!

 3分ほどかくはんすると、泡が洗濯機の半分くらいまで盛り上がります。

 それを確認してから、洗濯物とバケツ2杯分の湯をさらに足し、後は全自動でOK。
洗濯物が、グルグルと勢いよく回っていなければ、衣類を減らしてね。


 ◎粉石けんは、だまにしないこと。

  専用のポケットがない場合は、粉石けんを入れる専用袋も売られています。

 要は、塊のまま投入せず、手でほぐして、さらさらにし、ぱらぱら振り込むことが
大切!これからの時期は、湿気で固まりもできやすいから、ほぐすのを忘れないでね。


●c● 同じ風呂の残り湯でも、翌朝洗うとと、すっかりさめてぬるいから、粉石けん
 〜   の泡立てがなかなか出来ません。

 汚れ落ちも、温度が40度近くあったほうが、きれいになりますよ。

 ちょっとのことだけど、水温の違いは、大きく洗濯の良し悪しを左右します。
ここがポイントです。風呂湯を使わない場合は、40度くらいを目安に、お湯を加えてか
くはんしてね。

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 ◎家事について・・・粉石けんでの洗濯のコツ  その 2


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 みなさんは、歯磨きするとき、どの程度の量の歯磨き粉を使いますか?

 歯ブラシの端から端まで、にゅ〜〜〜?でも、それって、たくさん使って欲しい
メーカーの思惑に、まんまんとのったようなもの。

 実際は、5ミリ四方もつければ十分!市販の発泡剤が入ったタイプなら、つけす
ぎれば、泡立ちすぎて、かえって磨きにくかったりしますよ。

 洗剤でも、同じ事が言えます。粉石けんを上手に使うコツのその2は、入れすぎ
ないこと。

 今は、コンパクトな洗剤が増えて、商品ごとに、洗剤の使用量がずいぶんと異な
っていますから、説明書きはよく読んで、少なくても入れすぎないようにしましょう。

 実は、我が家では、使用量の半分〜1/3で洗っています。

 もちろん、単に減らすだけでは、汚れは落ちなくなります。減らす分だけ、いくつ
かの工夫が必要です。

 一つ目は、グッズを使って、水を活性化させること。

 以前、資料を読んで驚いたのですが、インドのガンジス川のように、一見茶色に
濁って、いかにも汚れて見える水と、日本の水道水で、同じ条件で洗い比べをする
と、意外なことに、いろんな養分が混じり合って活性化された、インドの水の方が
汚れ落ちがよいそうです。日本の水は、消毒されすぎて、水本来の力を発揮できな
い、ある意味、死んでいる水なのだそうです。

 そこで、汚れ落ちが悪ければ、水の方を変えようと言う発想もあるのです。

 具体的には、洗濯ボールのような、水を活性化させるグッズと平行して石けんを使う
ことで、水の底力を押し上げ、少量の石けんで、効率よく落とすことが可能になります。

 洗剤の量が少なければ、当然、石けんがよく溶け、石けんカスも残りません。

 また、前回のメルマガで、同じ風呂の残り湯でも、温度が40度近くある、風呂後
すぐのお湯を使って洗えば、よく落ちると書きました。翌朝、さめてぬるい水より、
熱めのお湯で洗うのも、大切なポイントですよ。

「洗濯グッズ+温かなお湯+少なめの洗剤」の組み合わせで洗えば、粉石けんでも、
しっかり汚れが落ち、きれいに仕上がります。ぜひ試してみてね。

 ただし、洗うときに、すべてを風呂湯の熱いお湯にしてしまうと、色物はたまに色
落ちしますから、気をつけて!

 色物については、洗剤を上手に溶かしたあとは、水を加えて、ぬるめの湯で洗うの
が無難です。



お洗濯の回数


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 以前、アトピー仲間で話をしていたときに、洗濯の回数が話題になりました。

 あるママは、パジャマを夏でも冬でも、毎日洗うそうです。「え゛ーーー!冬でも毎
日洗うの?」私は目が点になりましたが、長年の習慣というのは、簡単には変えられな
いようで、皮膚が荒れていて、かきむしりが多かった時期に、『毎日洗う』ことにしていた
子は、それが当たり前になってしまったようです。

 おまけに、年頃になると、いまどきの清潔志向もあって、汚れていなくても毎日洗う
のが当たり前の感覚になりますから、ママの家事負担は減りません。

 アトピーっ子の我が子の世話にいつまでも手を取られては、なかなか社会復帰もかな
わないので、(←実は、私のことですが・・・。)どの程度の洗濯が適当なのかは、
一度考えてみてはどうかと思いますよ。

 ところで、先日WEB上で、約3万人が回答した、寝具の洗濯回数についてのアンケ
ート結果を見ました。

それによると、一番多い回答は、敷きふとんカバーは、一ヶ月前後、次が、一週間。
平均すると、一月半に一度。まくらカバーは、一週間、次が一ヶ月。平均すると、二週
間に一度でした。

 でも、さすがにこれでは、ダニや体から出るあかなどが気になりますよね。

 ちなみに、シーツに多くいるとされているチリダニは、卵のふ化に一週間かかるそう
なので、例え卵がついても、虫になって繁殖することが出来ないようにするには、少な
くても、週一でのお洗濯が効果的ですよ。まくらカバーもついでに洗いましょう。

 実は、ダニがいても、数が多くなければ、アトピーっ子との共存は可能です。

 殺虫してダニをゼロにしようとすれば、化学物質に過敏な子や、赤ちゃんの体には負
担となりますから、薬剤を使って、ダニが死に絶えた生活を目指すより、こまめ
に寝具を洗って、ダニとその死骸やフンを洗い流したり、ふとんを干して湿気を除き、
ダニの住みにくい環境作りを心がけられる方をおすすめしますよ。

 家事の負担は重いし、お天気とのにらめっこで大変でしょうが、お互いがんばりましょうね。

 

ぐるみを洗う?
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 テレビを見ていると、臭ければ、防臭スプレー、ダニが心配なら、防ダニスプ
レーを何でもかんでもかけちゃいましょう、これで全て解決っ♪よかったねっ!
・・・みたいな内容のCMがよく流されています。

 漠然と見ていると、そうか、においが無くなれば、きれいになるんだなぁ、とか
ダニがいなくなれば、アトピーは安心だみたいな錯覚を覚えますが、果たしてそう
でしょうか?

 布地から「においが消えること」や「ダニがいなくなること」は、「汚れが落ちて
清潔になること」ではないですし、スプレーする事は、吹きかけた所に、何らかの
「化学物質が付いちゃう事」だと思います。

 だから、よだれやほこりで薄汚れたぬいぐるみや、ライナス毛布のように、いつも
手元に置いて汚れてしまう愛用品があれば、臭くなったからとか、ダニが沸きそう
だからとスプレーするよりも、まず洗うのが正解だと私は思います。

 洗えば、ダニの心配もなくなるし、汚れた部分や薬品が吹きかけてある場所に、敏感
肌をこすりつけて悪化させる心配も無くなりますよ。

 ちなみに、

 ちょっと前ですが、洗濯機の特殊機能で、おもちゃなどを空気で除菌する「エアウオ
ッシュ」のCMが流れていて、空気で洗えば、金属のおもちゃまで除菌・消臭出来るな
んてすごいなぁと、ちょっと興味を引かれたので、調べてみました。

 すると、洗えないおもちゃやぬいぐるみまで、エアウオッシュすれば、においがちゃ
んと消えるようですが、やはり、汚れそのものは落ちないようです。



 ぬいぐるみを洗う? その2
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 前回の話の続きです。アトピーにダニは大敵・・・と言われても、欲しいですよね、ぬいぐるみ。

 あと・・・カバーが掛けられない 可愛いデザインのクッションやら、まくら。

 でも、洗えなければダニの温床になるからダメだと思い、はじめのうちこそ、
子供のためにと 買うのをがまんしていたのですが、そのうちボチボチとこれら
が増殖してきて、ええいっ!洗ったれ!!と、ダメになるのを覚悟の上で、いろ
いろ洗うようになりました。

 案外、形崩れずに洗えますが、洗うための表示がないものは、絶対大丈夫かどう
かは保証出来ませんので、万一の覚悟の上で、ダメになってもいいものから試して
腕を上げてから、本命も洗ってみてくださいね。

 私が使っているのは、おしゃれ着洗い用の液体洗剤です。

 まず、気温が高くなりそうな、晴れた日を狙って洗濯を始めてください。

 一般的な粉状洗剤はもちろん使えませんが、液体洗剤であっても、それなりに流水
でしっかりすすがないと成分が残りやすいと思われるので、形が崩れるのを避けるた
めに、通常でも貯めすすぎでOKな、おしゃれ着洗いを使っています。

 まず、ぬいぐるみなどが十分入る水を洗濯機に貯めて洗剤を加え、よくかくはん
してから、ぬいぐるみを入れ、生地に洗濯液が染みこむよう、形が崩れない程度に
生地を押して、そのまま20分ほど水中に漬け込み、汚れやにおいを浮かせます。

 脱水する前に、汚れの気になる部分を中心に、表面を軽く押し(なで)洗いし、
軽く脱水をかけ、ここへ水を貯めて1分ほど漬け込んだあと、軽く押すか、小さく
動かして洗剤を振り落として脱水します。これをもう一度繰り返し、最後は長めに
脱水をかけます。

 通常のように水中に入れて洗濯機を回転させるのは、形が崩れる元ですから
もちろんタブーですが、水の中に強く押し込んだり、脱水を強くかけても、形が崩
れる事があるので気をつけて下さいね。

 一般的には、しっかり綿が詰まっている方が、強く押し洗い出来ます。古くて糸目
がほつれ気味な商品は、要注意です。綿が出ると、一緒に洗うもの全てが、めちゃく
ちゃになりますので。

 脱水後は、形を整えてから、しっかり干します。

 ぬれた重みで形が崩れそうな部分には、タオルなどを詰め込んで形を整えたまま
干してもいいですよ。荒乾きしたら取り除きます。

 洗濯ばさみではさんで干すと、型が付くので、万一、形が崩れても気にならない部分
を下にして、台などにのせて干します。

 そして、この時期、案外よく乾いておすすめなのが、車の中です。

 日中は閉め込んだ車内が、かなり高温になりますので、中の綿までしっかり乾きます。
大きなぬいぐるみなら、二日以上入れておくと、間違いなくきっちりと乾きますよ。


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                               続く


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みてね。  こちらから