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  part1
  part2
 
 part3


 ・中華チャーハン

 あっさり肉じゃが

 11月の旬の素材
  &カブ漬け


  大根&かぶ

  栗の季節です


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  アトピー♪おいしーカレンダーでは、アトピーっ子に優しい食べ物やレシピをご紹介しています。 
  アトピーっ子向けの食べ方のコツや食材の選び方などについてについても、毎回詳しく載せている
 ので、じっくり読めば、アトピーっ子の食生活を工夫するために出来る、思いがけない発見がありますよ。
 このページでは、その中から、一部を抜粋してご紹介しますね。

  アトピーっ子の食生活を豊かにしていくための、ヒントが見つかると嬉しいな。
    

  

  part1 食べ物全般  part2 夏   part3 秋  part4 冬  part5 春   

  ここでは、9〜11月号に載せた内容から載せています。    ・ 2



中華チャーハン

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 今月のメルマガでは、秋素材を利用した中華料理のいろいろを取り上げています。

 中華料理の場合は、素材を切ってさえおけば、食べる直前にさっと炒めたりして
すぐ仕上げられるレシピが多いので、長時間台所に立つことが難しい、幼い子がいる
ご家庭にもピッタリな調理法だと思うのですが、その反面で、味付け時に化学調味料
がたくさん使用されたり、油っぽくて、アトピーっ子には合わないと言うイメージが
あるのではないかと思います。

 そこで、今回ご紹介しているのは、中華用の特殊な調味料を使わず、いつもの和の
調味料で味付けし、油や肉を、通常より控えめに使った、アトピーっ子向けの中華料
理です。

 油で揚げる部分も、出来るだけ少量の油で、蒸すようにして火を通して、極力工夫
してみました。

 今月は、そんなアイデアを盛り込んで作る、消化が良くて、後味のさっぱりした中華
レシピです。

 ご紹介した中から、野菜ばかりで作る、あっさりしたチャーハンレシピを載せてみ
ますね。マクロビオテック風に、野菜から出る蒸気で、ご飯を蒸して仕上げています。


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◆材料  4人分  
(一度にたくさん炒めるのは難しいので、二人分ずつ、二度に分けて作ってください)

 ご飯  茶わんに 軽く山盛り 2杯
 キャベツ 100g
 ピーマン 2個
 玉ねぎ  1/4個
 コンソメ  1/2個(化学調味料不使用の物)
  http://yoikomap.client.jp/index-sou.htm#3
 酒  大さじ2
 しょうゆ  小さじ2(〜4)
 油・塩・コショウ  少々

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◆作り方(二人分の材料による作り方です)

・ピーマンを回しながらそぎ切りにし、1センチ角以下の大きさにさらに刻む。

・キャベツは千切りに、玉ねぎは、5〜7ミリ程度の角切りに。

・ここから、二人分の材料を取り分けて作っていきます。

・熱したフライパンに、油を大さじ 1/2程度たらし、中火で玉ねぎの1/2量を
軽く炒め、ピーマン、キャベツも、いずれも1/2量を加えて、全体をひと混ぜした
ら平らにならし、塩少々と、コンソメ1/4個をほぐして、全体にパラパラとふります。

・ご飯 一杯分を、この野菜の上にのせて手早く平らにならし、すぐフタをして、野菜
が煮えてその水分で蒸気が上がってくるまで、20〜30秒ほど、そのまま置いて蒸し
焼きにします。

・やがて野菜が乾燥して焦げ、チリチリ音を立てますので、微かな音が出はじめるか、
蒸気がある程度出れば、フタを開けて様子を見ます。

・野菜が軽く焦げて、煮えていたら、ご飯をほぐし、酒 大さじ 1を全体にふりかけ
て、野菜とひと混ぜし、少し隅にスベースを作って、しょうゆ 小さじ 1を加え、そ
れが沸騰したらすぐに、ご飯の色が均等になるまで、木のしゃもじなどで、手早く混ぜ
合わせます。

・ここで火を止めて味見をし、味が薄いようなら、塩、または、しょうゆを少しふりか
けて、再度混ぜ合わせて味を調えます。

・小さめの茶わんにチャーハンをぎゅっと詰め、皿を乗せてからひっくり返し、丸く形
作って盛り付けます。

◆酢の物か、さっぱりしたお漬け物、簡単なわかめスープなどを添えてどうぞ。


※仕上げに塩で味を調節できるので、ニンジン(5ミリ角くらいに細かく)、セロリ、
冷凍有機栽培コーン、ニラ、ねぎなど、他の野菜をもう一種類くらい入れてもいいです
し、豚肉やベーコン(いずれも100g程度)、または、ツナ缶(小 一缶)を、炒め
る最初で加えれば、さらにうま味をプラスして、おいしく作れます。

細かく具を刻むのが苦手な人は、千切りキャベツと野菜一種類だけで作ってもいいです。
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※その他にも、季節の野菜を使った野菜のレシピが満載です。
アトピーおいしーカレンダー9月号の紹介へは、こちらから
                   

 栗の季節です
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 野菜売り場に、ネット入りの栗が並ぶ季節になりました。

 スーパーに行くと、100円で買えるスナック菓子がいくらでもあるから、一般
的には、「おやつに栗を食べよう」だなんて、きっと考えたことがないママが多い
事と思います。

 でも、アトピーで市販菓子が食べられなくなったときに、栗やサツマイモのような
甘い農産物のおやつは、子供達にとって至福の喜びでした。

 栗は、食物繊維、タンパク質やでんぷん質を多く含み、ビタミンCをはじめとす
るミネラルも豊富で、ご飯の代用になるほど栄養価の高い木の実です。

 消化吸収もよく、離乳食にピッタリだし、体内にはいると他の食物の栄養素の吸収
を助ける働きもあると言われるので、あなどれない食べ物ですよ。

 スナック菓子を食べるより、はるかに上質なおやつになりますから、ぜひこの秋は、
食べさせてあげてくださいね。

 一度にたくさん食べるのなら、ゆで栗に。

 よく洗った栗を、塩ひとつまみを入れた、たっぷりのお湯に入れて、小粒なら20
分、大きめは3〜40分くらいゆでます。

 ゆで加減は、試しに一個取り出して食べてみたらいいと思います。サツマイモのよ
うな、粘りがある なめらかな舌ざわりならOK。スプーンですくって、ボロボロし
た感じがあるようなら、もうしばらくゆでます。

 ゆで汁を捨てたら、10分ほど蒸らしておき、食べやすいよう、包丁などで縦半分
に切り、小さめのスプーンなどで実を取り出して食べます。(お行儀は悪いですが
切るより、奥歯でカリッと半分に皮を割る方が簡単です。食べ方のコツがわかれば、
子供でも一人で割って、スプーンで上手に食べますが、幼いうちは、一さじずつすく
って食べさせてあげると、世話をしてもらうのも嬉しくて、Wで子供が喜びます。)

 赤ちゃんはそのまま食べさせると、気管に入りやすいので、おかゆに実を混ぜてあ
げたり、少量のお湯で実を練って、きんとん状にしてどうぞ。甘味はいりません。

 少量の栗なら、皮に切れ目を入れた上で、アルミホイルに包んで、オーブントース
ターで15〜20分ほどチンして焼き栗に。

 アトピーだからこそ出会う機会があった、おいしくて、栄養価の高い秋の味覚です。



あっさり肉じゃが

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 これからの季節は、おひたし&煮物、鍋物などが、我が家の食卓にひんぱんに載せら
れるようになります。

 煮物を作るときのポイントの一つとして、より消化よく食べられるよう、肉類の煮物
には、糸こんにゃくが欠かせません。味がすぐ浸みるので、勝負が早いし、料理が苦手
なママにも、味付けしやすくて、扱いやすい食材の一つです。また、糸寒天も、食物繊
維やカルシウムを献立にプラスするために、とっても便利な食材ですから、煮物、鍋物、
汁などに加えてみてね。

 単に、調理に加えるだけの簡単さですから、いつでも使えるよう、ぜひどちらもまと
め買いしておきましょう。もちろん、ダイエットにも向く食材ですから、ママにも
嬉しい♪

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 油で炒めずに作る、あっさり肉じゃがです。とても簡単に出来ますから、ぜひぜひ
作ってみてくださいね。

 肉じゃがの素材には、いろんな野菜が合いますが、こんにゃくは忘れずに加えて、
消化の良い肉じゃがを作って下さい。糸こんにゃくは、子供向けに必ず短く切っておき
ましょう。

 肉は、牛でも豚でもかまいません。出来るだけ赤身の多い肉を、薄くスライスした物
を使います。先に肉だけを濃い味付けでさっと煮ておくと、甘辛い味がしっかりしみて
おいしいですよ。また、煮すぎて肉が固くならないよう、一度取りだしておきます。

 今回使った野菜の他に、にんじんやゴボウのような根菜類(細切りにし、はじめから
入れて煮込む)、まいたけやエノキのようなきのこ類(仕上げの頃に加えて、さっと火
を通す)を加えてもいいですよ。
                             

 ■材料
 
 薄切り肉   100〜150g
 じゃがいも   3個
 タマネギ    1個
 糸こんにゃく  一袋
 ネギ       1/2本
 砂糖       小さじ1
 しょうゆ・みりん   大さじ 1.5
 水        1/3〜1/2C

 ■作り方

・ジャガイモは皮をむき、大きめに切り分けて、切った端から、水にさらします。

・タマネギは、皮をむいて1センチ程度にスライスするか、くし切りに。

・糸こんにゃくは、ざるに移して水洗いし、子供がのどに引っかけない、食べやすい
長さに切っておきます。ネギは三センチくらいにぶつ切りします。

・鍋に砂糖、しょうゆ、みりんを加えて中火で煮立て、肉を加えて、火が通るまで
さっと煮て、煮汁ごと別の器に移しておきます。

・肉のうま味がついた鍋は洗わず、そのまま続けて、ここに水を加え、ジャガイモと
タマネギを入れて、中火で煮ます。

・タマネギに火が通ったら、こんにゃくと先ほどの肉の煮汁だけを加え、ジャガイモが
柔らかくなるまで煮ます。十分煮える前に、水分が無くなりかけたら、1/3C程度、
水を足してください。

・ジャガイモが煮えたら、ネギと肉を加え、全体を大きく混ぜて、肉と具をなじませ、
煮汁の味をみます。甘さと辛さは、砂糖としょうゆで微調整してください。

・ネギに火が通るまで、さっと煮て、出来上がり。


■離乳食向けに■

 肉がまだ使えないときは、食べられる野菜を小さめに切って、別鍋で柔らかく煮て、
塩で薄味を付けます。食べられるのなら、仕上げの頃に、少し豆乳を加えると、クリー
ムシチュー風の味付けになります。肉がOKなら、野菜が煮えたときに、肉と肉汁を
少しだけ加えて煮て薄味を付けて取り分けます。



 11月の旬の素材&カブ漬け


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 11月は、冬の野菜が出そろってきます。

 寒い時期には、野菜に高値が付くことも多いのですが、値段の安定している、
もやしのようなスプラウト類やきのこ類も加えながら、少しでも安心して食べ
られる、国産野菜を、しっかり食べさせてあげて下さいね。

 レンコン、ゴボウ、にんじん、大根、カブのような根菜類が、これからは
主役です。

 さつまいもをはじめとするイモ類や、かぼちゃ、冬瓜は、煮物や汁物に加えて
日替わりで食べてみてね。

 キャベツ、白菜、セロリ、レタス、ブロッコリー、カリフラワーなども、火を
通して、温野菜やスープで食べてみましょう。

 汁物の薬味に使われることの多い、ねぎ、春菊、三つ葉も、粉ものに刻んで
混ぜ込んだり、炒め物にも加えて、より多く食べさせてみましょう。

 冷え込む夜には、体が冷えて、アトピーも悪化しやすいので、晩ご飯は、汁物
か鍋物のような、温まる献立を一つは加えるのが秘訣です。消化のいい おかゆ
や おじやも、乳幼児には絶対おすすめ。

 夜は、消化がよく、温まる食べ物は、出きるだけ早い時間(出来れば、6時前後)
に食べさせ、ある程度消化してから寝付かせるのが、かゆみを出にくくするため
のコツですよ。

 他にも、植物性の乳酸菌が摂取できる漬け物も、この時期に押さえておきたい
キーワードの一つです。

 乳酸菌を上手に体内へ取り込んで、アトピー肌や冬の下痢対策をしませんか?

 自分で作れば、保存料無添加。砂糖の量も控えることが出来るから、とっても
健康的に食べられますよ。

 今回は、メルマガからカブの甘酢漬けをご紹介します。

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 かぶと言ったら、まずこれでしょう。甘酢漬け。千枚漬けの商品名で、本格的に
漬けたものを店舗で見かけますが、保存性を高めるために、どうしても甘いです。

 こちらは、だれにでも簡単に作れる即席漬けなので、砂糖控えめ。だから、長く
ても、3日程度で食べきる量を作りましょう。

 自分好みの甘さに加減して、少し甘さ控えめで作り、その分たっぷり食べると
いいですよ。大根のような苦味がないから、幼い子も喜んで食べます。生食すれば、
ビタミンCもしっかり取れて、おすすめですよ。


 ■材料
 
 かぶ 3個
 塩   小さじ 1
 酢   1/3C
 砂糖  大さじ 2.5〜3
 切り昆布  ひとつまみ(ピンポン玉程度の固まり)
(または、だし昆布を小さめに切ったものを5センチ程度)


作り方

・かぶは水洗いし、ピーラーなどで皮をむき、薄くスライスしてボールに入れる。

・塩をふって、上下を返しながら、よく全体にからめ、30分ほど置く。上に、
2キロ程度の重しを乗せると、早く漬かります。

・かぶから水が出て、片手でちょっと握ると、しんなり、へらへらになったら、
下漬け完了の目安です。固いままの部分があるようなら、よく混ざっていません
ので、再度全体をひっくり返しながらよく混ぜ、もう20分ほど置いておきます。

・大きめのどんぶりなどの容器に、酢と砂糖、切り昆布を加えて混ぜておきます。

・全体がしんなりしたら、片手でかぶを握り、ぎゅっと水分をしぼってから、容器
に移し、よく混ぜて漬け汁をからめます。

・容器に直接重しを乗せるか、容器よりやや小さめの皿をのせて、未使用のジャム
ビンのような、ある程度、重しになるものをのせ、さらに1時間以上置きます。

・酢の物として、すぐ食べられますが、半日以上、常温(寒い頃には)または冷蔵
庫に置いてから食べると、昆布のうま味がしみて、よりおいしく食べられます。


 
  大根&カブ

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 秋から冬にかけては、体を温める働きももつ、冬野菜を中心に、火を通し
た野菜で、食卓の献立を作って欲しいなと思います。

我が家は、野菜を食べているわと言う場合も、夏野菜のピーマンやトマトを年中
使用していたり、冬野菜ながら、レタスをサラダでしか食べていないようなら、アト
ピーっ子に優しい食べ方とは言えません。

 青菜を食べようと言う話は、毎回のように書いているのですが、他にもぜひ、たく
さん食べて欲しい素材の一つが根菜類。中でも、大根です。

 大根は、食事で制限が多かったときに、医師から、アレルゲンにもなりにくいから、
ぜひ食べるようにと一押しですすめてもらった素材です。単に、栄養が摂れると言う
だけでなく、肉類などと食べ合わせることで、消化を助け、食の負担を軽くしてくれる
優れものの素材なのです。

 おまけに、冬の大根は、辛みが抜けて、お子さんにもずいぶんと食べやすくなって
いますよ。

 特に、中央部分は甘く柔らかい部位なので、乳幼児向け。辛みが残る根に近い部分
は、酢を少し加えて、なますや即席漬けにすることで、とっても食べやすくなります。

 おでん、ふろふき大根、煮物、汁物の具、漬け物、酢の物などで、ぜひしっかり食
べさせてあげて下さいね。大根については10月号で、詳しくレシピを取り上げてい
ます。

 また、11月号では、大根に見た目が似ていて、口当たりが良く、幼い子に食べさせ
やすい、旬のカブについてレシピをいろいろ載せています。

 我が家がそうであったように、洋食に偏った献立が多かったお宅には、どちらの素材
も、なじみが少ない食材ではないかと思います。

 アトピーを期に、ぜひこれらの食材を利用したレシピを、しっかりご家庭の定番に
なるよう覚えて、健康的な食卓を目指してくださいね。

※その他、PART2・3は、いろんな乾物のご紹介や、その使い方、レシピに
ついて。PART4は、旬の野菜料理レシピ集。PART5は、魚料理と、離乳食
にも使えるイモ料理あれこれ。PART6は、おやつレシピの構成の読み応え
たっぷりな、6部構成のメルマガです。

いつもよりおやつは多めに載せていますので、クリスマス向けに、何か得意なレパー
トリーが出来るといいですね。

 ★11月号の見本は、こちらから