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  part1

  part5

 春は、野草摘みに

 ・大福もちレシピ

 ・健康野菜&酢で野菜料理

 ・いちごの食べ方

 ・アスパラガス

 ・青豆の季節

 ・ハーブ類

 初夏に向けての旬食材

 夏にかけての大根料理

 わらびもち
 
 さやインゲン

 PART3へ


  アトピーっ子に優しい食べ物やレシピをご紹介している、アトピー♪おいしーカレンダーから、
 一部を抜粋して載せています。

  

     part1 食べ物全般  part2 夏   part3 秋  part4 冬  part5 春   


春は、野草摘みに

  温かくなってきたら、お天気が良い日に外へお出かけされるというお宅も多いかも
しれませんね。私の場合、春は、野草摘みに行きたくてたまらなくなります。

 そこで、メルマガの3月号の内容の一部に、おすすめ野草の食べ方を少しご紹介しました。

 実は、春に野草を摘みに行きたくなるのには理由がありまして、そのきっかけは、
「自然療法」の世界をかじったことからです。

 野山に自生している草花には、昔から薬草として利用されてきたものがあり、例えば
ビワなどはその代表で、ビワの葉をやけどに貼ったり、解熱に使ったり、あるいは、煎じ
て入浴剤として使って、皮膚の薬にするなどの使い方が出来るのです。

 また、道ばたの何処にでも生えているオオバコは、漢方でも利用される薬草の一つ
で、咳止めから鼻炎、喘息などにも効くとされています。

 他にも、カリンやナズナ、よもぎ、タンポポなどなど、けっこう身近な草花にも
アトピーっ子に役立つ薬効をもつ植物があるのには驚かされます。

 とりわけ、春の若芽には、冬の間に貯め込んだ成分が凝縮されているため、おすすめ。

「科学的に、こうだからこうなる」と、明確な理由は解明されていないけれど、「食べ
たら体によかった」みたいな世界がここにあるから、昔の人の知恵の結晶である、身近
な薬草はあなどれないぞと私は思っています。

 興味がある方は、自然療法の世界のきっかけとして、自然食や自然療法の研究家であ
る「東城百合子」さんの本あたりから、まずは読んでみてはいかがでしょうか。

 ブログでも紹介しました。こちら



大福もちレシピ


 卵も牛乳も使わなくても、和菓子ならOK!

 甘さ控えめの、大福もちを手作りしてみませんか?蒸し器や鍋で本格的に作ると、もち類の後かたづけは、大変なんですが、レンジを利用すれば、短時間に出来て、気軽に挑戦できますよ。

 今回は、簡単に作れるよう、市販のあんこを使いました。とりわけ過敏な子でない限り、国産小豆使用で、袋裏の表示に、原材料が「あずき・砂糖・食塩」とだけ書いてある商品を使えば、問題はないと思います。

 アトピーっ子向けに、生地に砂糖を加えないレシピにしましたが、どうしても物足りない場合は、砂糖を大さじ 1〜2加えてください。

 良質のもち粉を選んで作ると、かなりおいしいです。

 ★写真は、小粒のいちごを、あんこでくるんでから皮でくるみ、いちご大福にしています。


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  ◎「アトピー♪おいしーカレンダー3月号」より
                    ・・・大福もち


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 材料

 白玉粉(出来れば、もち粉)  200g
 水     220cc程度
 あんこ   200g
 塩   耳かき2杯程度
 片栗粉  適量


 作り方

・大きな皿に、片栗粉を底が見えないほど多めにふっておきます。

・あんこを8〜10等分に分け、丸めておきます。

・大きめのどんぶりなどに、粉、(砂糖)、塩を入れ、分量の水を加えて、大きめのスプーンなどで、よーーく混ぜ合わせ、すくって落とすと、トロトロ流れ落ちるような、なめらかで柔らかい生地にします。

・レンジでまずは、1分チンし、取り出して、よく混ぜます。

・また1分チンして、均等な固さになるよう、同様にしっかり混ぜます。

・ここからは、30秒ごとに取り出して、よく混ぜます。生地が透明感を帯びた色になってくるはずですから、よく見てね。

 全体的にむらなく透明になったら出来上がりです。うちのレンジで、3分30秒ほどです。

最後は粘りが出て、かなり力がかかりますが、しっかり練って下さいね。どうにもも固くなりすぎたら、途中からでもOKですから、10〜20cc水を足して、全体をよく混ぜると柔らかくなります。

・片栗粉の入った皿に、出来た生地をスプーンですくって流し込みます。

・手に片栗粉を軽くつけ、生地を8〜10等分にし、1センチ程度の厚みの円形に伸ばしてから、あんをのせ、生地を引っ張るようにしながら、中央に生地を集めて丸くくるみ、指でつまむようにして合わせ、丸く大福型に加工します。

 手にもちがくっつくようなら、一度片栗粉の上で、丸くなった生地を転がしてから、手で形を整えるときれいに出来ます。

●多めに作ったら、ラップなどで覆って、冷凍庫へ入れ、後日のおやつにしましょう。自然解凍すれば、作りたてのおいしさです。

●もちがついた、使用後のどんぶりは、水(出来れば、お湯)に、しばらくつけておくと、簡単に洗えます。

●レンジで作ると、早く固くなるので、出来たてを食べてみてね。ふわふわの大福もちです。子供に手元を見せて教え、あんこを包ませてあげると喜びますよ。

                   




 いちごの食べ方

アトピーっ子のおやつに、旬の果物もどうぞと言う話を、以前書きましたが、これか
らは、いちごが旬ですね。

 先日、ネットで調べものをしていたら、アトピーっ子で、いちごが大好きなお子さん
の事を書かれた日記に、たまたまヒットしたので、読ませていただいたら、赤ちゃんな
のに、一パックも食べてしまうことがあるそうで、その時には、湿疹も出たそうです。

 いちごは、皮をむかない果物で、おまけに、ゴシゴシとは洗いにくいので、残留農薬
の有無が気になります。

 季節はずれのいちごは、もちろん輸入品ですから、食べないようにして欲しいです
し、買うのなら、幼いお子さんには、無農薬栽培のものがいいと思います。

 また、かゆみも出やすいとされているので、アレルゲンでなくても、食べ過ぎはダメ
ですし、毎日食べると、刺激になる子もいると思います。

 我が家では、幼児の頃に、3〜5粒を目安に、少し間隔を開けながら、露地物が出回
る、春の一時期だけ、もっぱら食べさせていました。

 もちろん、おやつ類に砂糖を控えるのが、アトピーっ子育児の心得ですから、砂糖な
ども かけないでね。

 そのままのいちごを、薄く切ってきれいに並べたり、寒天とシロップを加えて、フ
ルーツ寒天にしたり、おやつにトッピングします。

 あっと言う間に食べてしまえるいちごを、いかに たくさん食べたかのように、子供
に感じさせるかが、私の腕の見せ所でした。

 お子さんの湿疹や、下痢気味になっていないかなどにも気をつけながら、いちごは
適量を食べさせてみてね。



アスパラガス


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 庭のアスパラガスが、ものすごい勢いで伸びています。野菜は、朝収穫するのが
一番!夜の間に栄養が蓄積されるから、おいしいそうです。

 そこで我が家は、ぜいたくにも、朝ポキンと折って、すぐゆで、みそあえや甘酢あ
え、みそ汁の具などにしていただいています。うまみが濃くって、それはおいしい♪

 子供のアトピーで懲りてから、マヨネーズとドレッシングは、まず使いません。三杯
酢や甘酢のような、油を使わない和の味付けで、あっさり。野菜本来の味が強く前に出
て、これで十分おいしいんですよ。

 ちなみに三杯酢は、酢:砂糖:しょうゆを、3:1:0,5程度で混ぜたもの。
酢が1/3Cに、砂糖 大さじ1、しょうゆ 小さじ 1〜1.5です。

 甘酢は、しょうゆの代わりに、塩を少々加えて作ります。透明なので、野菜の色を生
かした一品が出来ます。

 すりごまや、ちりめんじゃこ、焼きのりをもんで細かくした物などを加えて、アスパ
ラガスとあえると、さらにおいしくて、カルシウムもプラスできますよ。

 ちなみに、アスパラガスは、苗を庭に植えておいて、年に二度肥料をやるだけで、
どんどん根を伸ばし、増えていきますから、転勤はないわと言うご家庭なら、ぜひお
庭に二株ほど植えてみてくださいね。

 そして、取れたてのおいしい野菜の味を子供たちが覚えることも、とても大切です。
おいしいから残しませんし、育つ過程を見せていますから、大切に食べてくれます。
 野菜好きな子を育てるための、大切な食教育の一つです。

 アスパラガスは、たまに見に行くのを忘れていると、もう伸びすぎて食べられなくな
っています。日に10センチ以上伸びていく様子を、子供と観察するだけでも楽しい、
素敵なお野菜です。



 青豆の季節

 空豆や、さやエンドウ、スナックエンドウなど、青豆がおいしい季節です。

 青豆は、ぜいたくな食べ物で、採って時間がたつごとに、どんどん味が落ちていき、さや
から出した途端に、またまたガクンとうまみが減っていくそうです。

 冷凍食品や、さやから採りだした、グリンピース状態の豆しか知らないお宅は、ぜひ
この春、新鮮な豆を、お子さんに手伝ってもらいながら、楽しく取り出して、鮮度を
大切にしながら、調理してみてくださいね。

 味は、全然違います!特に、空豆なんて、別物ですね。

 青豆を煮るときは、だしなんていりません!少しの水に砂糖と一緒に入れて煮立て、
仕上げにしょうゆをちよっと。青豆の香りがついた、おいしい煮汁ですから、もう、これ
だけで、甘辛くておいしーーーー!のです。

 さやえんどうは、筋を取って、甘辛くあげと煮込むだけで、簡単においしく出来ますよ。

 ぜひこの春は、青豆料理に挑戦してね。

 メルマガの4月号でも、しっかりレシピを取り上げています。





 ハーブ類

春先から育てて欲しい、ハーブの二つ目は、和のハーブ、「しそ」。

 これは、我が家の夏の食卓に欠かせませんね。アトピー向けの軟膏や石けんに成分が
混ぜて発売されているように、「アトピーと言えば、シソが効く!」と、大勢の方が何
らかの形で、シソ成分のお世話になっているのではないでしょうか。

 ビタミンやミネラルを豊富に含み、中でも、カロチンの含有量がとりわけ多いので、
アトピーっ子のお肌にいいんです。せき止めにも用いられていて、花粉症や喘息が気に
なる方も含めて、アトピー症状全般に、しそは効くようですね。

 シソも、先週お伝えしたミントと同様に、薬味で使うことが多い素材なので、いくら
薬効に優れていると言われても、そんなにむやみやたらと食べられるものではありません。

 そこで、やはり一番簡単に摂る方法は、お茶にして飲むことです。こちらは、昆布茶
に似た風味で、ミントよりはるかに飲みやすいですよ。

 お茶の入れ方は前回と同様に、洗ってちぎってお湯を注いで、蒸らしてから飲むだけ。
 飲みにくければ、ほうじ茶のように、普段飲んでいるお茶とブレンドして飲んでみて
くださいね。

 また、6月の梅干しシーズンによく出回っている赤シソなら、ジュースにして飲んだ
りもしますよ。詳しくは、6月頃にお話ししましょうね。

 実は、ミントもシソも、同じシソ科ですので、先週の記事を参考にしながら、育て方
も同様にしてくださればOKです。ある程度肥えた土を使い、水さえ欠かさなければ、
どなたにでも簡単に育てることが出来ます。

 苗で植えるなら、もう少し後に植えても大丈夫ですが、種からまくなら、そろそろまき
時ですよ。

 そしてもう一つ、私が重宝して使っているのが「カモミール」。アトピーっ子用石け
んの成分にも使われることがあるので、名前を知っていらっしゃる方は多いのではない
でしょうか。

 甘いリンゴの香りで、これこそお茶にぴったり。少しはちみつで甘くすれば、どなた
にでも、おいしく召し上がっていただけますよ。子供のカゼの初期に、薬としてこれを
飲ませる地方もあるそうなので、幼い子にも安心して使えますね。

 また、ガーデニングには、いやし効果も期待できます。

 土にふれることで、心のストレスを取り除く効果があるそうですから、アトピーや育
児に煮詰まったときに、親子の心のリフレッシュにもなりますよ。

 春はガーデニングの最適時期!摘み立てのフレッシュな薬草を使うメリット+ストレス
解消に、ハーブ栽培はいかが?


春は、ぬた。だんだんに、酢の物を
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 普段から、「サラダ」よりも「旬の野菜のおひたし」を食べようとメルマガでは書いていますが
これからの季節は、献立の一品に、「酢」を利用する食べ方もおすすめします。

 酢は、アトピーっ子にはぜひ積極的に摂取させたい発酵食材の一つで、体調を整える
だけでなく、Caの吸収にも役立ちます。

 乳幼児は生まれながらに、甘い食べ物を好みますが、逆に、酢の様な酸味は苦手です。
そこで、これらは 離乳食期から少しずつ摂取させて、舌を慣らし、訓練する必要があ
りますよ。

 まずは、ぬた。春ならではの日本の食べ方ですが、これは
「酢みそあえ」ともよばれます。

 まぐろやあじのような、魚の刺身、イカやタコ、あおやぎ、アサリや赤貝などの貝類など、
海の物と合わせてあえるのが一般的ですが、制限があって食べられなければ、野菜だけ
をみそであえても、それはそれでおいしい。甘くて子供のウケもいいんですよ。

 この時期は、ワケギのぬたが有名ですし、甘くて子供が食べやすいですが、ネギで作っても
かまいません。

  大人には、練りからしをお好みで加えると、よりおいしいですよ。下の写真では、黒ごま
大さじ 1をすった物も加えて、「ゴマみそあえ」にしています。カルシウムも摂れる、ゴマを
使える場合は、こんな料理にも使ってみてくださいね。
           

 四人分の調味料の目安としては、

・みそ          大さじ 2
・砂糖          大さじ 2
・酢           大さじ 2  です。

 ゆでた野菜を、これを混ぜたもので
 和えます。


 また、酢を使ったサラダを食べさせるのなら、単なる生野菜を刻んだサラダよりも、柔らか
くゆでた野菜も加えてつくり、いろんな栄養素を摂取させます。

 少し甘めの味付けの甘酢(例えば、酢 大さじ 2.5〜3、砂糖 大さじ1〜1.5
塩 小さじ1/2〜2/3)を作って和えてあげれば食べやすいですよ。

 他にも、三杯酢(酢:しょうゆ:砂糖=1:1:1/2)や土佐酢(三杯酢に、砂糖
少量とだし汁、または、かつおぶしなどを足す)のような、和風のノンオイルのドレッ
シングも子供には食べやすい味です。

 月齢が低い赤ちゃん向けには、これらをさ湯で少し薄め、味をマイルドにするのも
いいと思います。

 もちろん、和の献立に添える一品なら、ぬたや酢の物もおすすめです。気温が上がっ
て暑くなるに従って、酢の物を作る回数を増やすします。

 ゆでた洋野菜や海草・春雨のような乾物なども生かした酢の物を心がけてみてくださ
いね。



初夏に向けての旬の食材

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 今は青い豆類が旬です。この時期の青豆は、おいしい上に栄養も満点ですよ。

 豆の栄養価は、種類によって様々です。ビタミンが豊富で緑黄色野菜に近いものや、
タンパク質やカルシウムが豊富で大豆に近い栄養価のもの、そして、その両方の良さ
を兼ね備えたものもあるんですよ。栄養を補うために、ぜひ食卓に加えてみて下さい。

 ただ青豆は、鮮度が落ちやすいのが難点です。しかも、空豆やグリーンピースなど
は、さやから出した途端に味がどんどん落ちていきますから、ちゃんと自分で皮をむ
き、ヘタを取って、下処理しながら食べるのがおすすめ。もしも、冷凍食品の青豆の
味しか知らないのでしたら、あなたは、絶対後悔しますよぉ。

 グリンピース、インゲン、さやエンドウ、スナックエンドウ、空豆など、いろいろ
出ていますから野菜売り場でチェックしてぜひ食卓に取り入れてくださいね。
                (4月号の青豆レシピも参考にしてください。) 

 春キャベツも柔らかくて、子供向き。煮ると溶けちゃって、たくさん食べられるから
ぜひ食卓に加えてね。お好み焼き、塩もみ、甘酢あえ、スープやカレーに入れて
煮込んでもいいよ。

 新タマネギも水分が多くておいしいよ。中華丼、肉じゃがなどの煮物、炒め物の他
酢しょうゆ漬けも、今ならではの甘味でおいしいです。

 ジャガイモ、にら、三つ葉、アスパラガス、セロリ、サラダ菜、サニーレタスなどの
レタス類も旬です。

 また、アトピーっ子体調を整える効果を期待して、ゴボウ、レンコン、大根、にん
じんの様な根菜類を、年間を通して常備野菜として使います。

小松菜、白根、ターサイ菜、などの、菜類もぜひ日課として、おひたしで しっかり
食べて、食物繊維やビタミン類を補ってね。

 旬の果物としては、いちご、すもも、びわ、国産さくらんぼ、甘夏などの柑橘類が
あります。ただ、子供が大好きなイチゴの食べ過ぎには注意してくださいね。
かゆみの出る子もいます。間隔をあけながら食べさせ、量もほどほどにどうぞ。




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  ◎アトピーおいしーカレンダー5月号より・・・ 夏に向けての大根料理


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 気温が高くなってきました。そろそろ、酢を使ったおかずを食卓にのせる機会を増や
していきませんか。

 例えば、大根です。大根は、制限が多いアトピーっ子でも食べられる嬉しい野菜です。

 単に栄養的にすぐれているだけでなく、消化を助けてくれる働きを持つから、アト
ピーっ子の体に優しい食材の一つですよ。我が家では、ほぼ一年中、冷蔵庫に常備し
ています

 冬の間は、煮物によく使われて、出番も多かったと思いますが、これからは、みそ汁
の具や、たまに煮物にと言う使い方だけではもったいないから、積極的に酢の物に活用
してみませんか。

 夏にかけての大根は、少し辛みも出てきますが、酢を使うことで食べやすくなります。

 酢の物で、ヒリヒリしない食べ方にするためには、

 3センチくらいの幅の大根の皮をむき、細切りにして塩をひとつまみ入れ、なじませ
るために手で全体を混ぜ合わせ、5分ほどおき、しんなりした後で、少し水分が出て、
くたっとなるまで手で握るようにもんでやります。

 これをきゅっとしぼって、酢 大さじ 3、砂糖 大さじ 1.5(〜2)で合わせ
た漬け汁に加えて混ぜ合わせ、しばらく浸しておきます。

 すりゴマを加えると、さらにまろやかになるので試してみてね。

 お好みで、わかめ、チリメンジャコ、トマト、貝割れ、アスパラ、さやインゲンなど
の青豆、ノンオイルのツナ缶などを加えて栄養をさらに補います。

 また、ドライフルーツや甘夏やいちごの様な旬の果物をここへ少し加えることで、子
供が好んで食べるようになるから試してみてね。

 いつも食べさせて、大根好きのお子さんに育ててあげましょう。

               

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※5月号では、お弁当のおかず用に、とても簡単に出来るレシピの第二弾を載せて
います。また、卵と牛乳を使わず作る、「天然酵母パン」と、「イースト菌パン」、
そして、強力粉よりもお腹に優しい薄力粉でもおいしく作れる「蒸しパン」の三種類を
まとめてご紹介していますのでご覧下さいね。

詳しくはこちらから、         http://yoikomap.nobody.jp/5gasu12.htm
 メルマガの本文では、旬の野菜を使った いろんなレシピを載せています。

 詳しい内容のご紹介ページへは こちらから

 まぐプレが初めての方のお申し込みは、こちらからどうぞ
 
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  わらびも
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 子供のアトピーで悩んでいた頃、これなら食べられるよと、仲間に教えてもらった
のが「わらびもち」です。

 自宅で作れば、たっぷり食べられ、赤ちゃんのおやつにもぴったりですよ。

 甘藷でんぷんを使った一般的なわらびもち粉は、どこのスーパーの粉物コーナーで
も置いてあります。

 もっと良質なものは、お菓子や粉の専門店や自然食品の売り場で手にはいりますよ。

 また、イモ類のでんぷんがダメな場合は、くず粉を利用して、くずもちを同様の作
り方で作ってみてください。

 ただ、作ってからさます時間が必要なので、おやつの40分くらい前には、取りか
かってくださいね。

「こんなに簡単に作れるのに、なんで今まで作らなかったんだろう。」と、きっと
あなたも、そう思うはず。ぜひ作ってみて♪

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★材料

・わらびもち粉  約100g 
・水  450cc  
(一応の目安にしてください。商品によって水の分量は変わります。)
・トッピング用のきな粉  20g
(輸入大豆の一般的な物でなく、国産大豆100%の商品を使ってね。)
・砂糖 大さじ 3  
・塩 小さじ 1/4
(きな粉と砂糖、塩は、ジャムなどの空きビンに、全て加え、フタをしてシェイク
しておきます。夏場は、ビンごと冷蔵庫に入れると、風味も落ちず、虫もでません。)

●きな粉が使えない場合は、黒密をかけます。(または、市販の黒密シロップで)
 黒砂糖の粉末  50g  水  30cc  

 材料を鍋で煮るか、レンジで少し温めて、砂糖を溶かし、さましておきます。

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★作り方

・鍋にわらびもち粉と水を加え、全体をよく混ぜてから、中火にかけ、最初から
木べらなどで混ぜ続けます。

・少し固まりはじめたら、火を弱め、焦がさないよう気を付けながら、さらに混ぜ
続けます。

・固まってきた後も、全体が白濁色から半透明に色が変わるまで、力を入れてかき
混ぜる。(粘りがでて大変なのは、最後の1分ほどです。白色がなくなるまで、
ひたすら混ぜ続けましょう。)

・半透明になったら、火を止める。

      
※冷やし方に、いくつか やり方があります。お好きな方を選んでね。

その1 
・冷たい氷水を入れたボールの中に、出来たて熱々のわらびもちを、スプーンで
丸くすくって落とし、ボール状にしていく。一度氷水を替えると、よく冷えます。
食べる前に、水をざるなどでよく切り、きな粉や黒蜜をかけて食べます。

その2 
・熱いうちに、ぬらした流し缶やゼリー用容器に移し、氷水につけて冷やします。
食べるときに切り分けて、甘味をかけます。

●自家製のわらびもちは、冷蔵庫で長く冷やすと固くなって味が落ちますから、
氷水程度で冷やして食べます。


★離乳食期には

 赤ちゃんや幼児に食べさせるときは、のどに引っかけてはいけませんので、水を
1.5倍ほどに増やして、もっと柔らかく作りましょう。

小さく切って食べさせてください。

※おすすめの商品の「和のお菓子素材」でも、ご紹介した材料がUPされています。

きな粉  くず粉  黒砂糖  黒密シロップ  



 さやインゲン
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 これから夏にかけて、さやインゲンが旬です。このインゲンの実が、白花豆や金時豆
で、こちらも栄養がある豆類なのですが、緑のさやに包まれた今の時期に食べると、
ビタミンや食物繊維がたっぷり。カルシウムも摂れるおまけ付きです。

 まずは、ヘタの固いところを切り取って、下ごしらえはおしまい。

 簡単に食べたいなら、塩少々でゆでて、そのまままな板に取り、食べやすく切ってあ
えます。

 しょうゆとすりゴマであえて、ゴマあえにしてもおいしいし、チリメンジャコと一緒
に酢しょうゆをかけたり、酢みそあえ、ゴマ+甘味噌でもよく合います。

 市販品を使うなら、ゆでてノンオイルの和風ドレッシングをかけてみて。

 その時に、トマトやわかめ、有機コーン缶詰などを一緒に合わせると、さらに栄養バ
ランスが良くなりますよ。

 今回は、煮物でレシピをご紹介します。あげは手でちぎって加えれば、しみこみがよ
くなります。インゲンは、大きめのぶつ切りりしましたが、お子さん向けには、短かく
斜めにスライスして煮込めば、早く味がしみこみますし、食べやすいです。



★ 材料 ★

 インゲン豆  200g 
 あげ  1/2枚
 水 1C 
 いり粉  大さじ 1(または、だしの素を小さじ1/2)
 みりん 大さじ 1 (みりんが使えない場合は、砂糖を 小さじ1程度入れる。)
 砂糖  小さじ1
 しょうゆ  大さじ 1/2
 塩  小さじ1/8

  さらに、にんじんを1/2本、細切りにして加えれば、彩りもきれいですよ。
 
★ 作り方 ★

・インゲンはヘタを取り、筋があるようなら取り去って洗い、食べやすい大きさに、
手で折るか、斜めに切る。

・あげは、湯にくぐらせて、湯通ししてから、手でちぎるか、細切りにする。

・鍋に、いり粉、水、みりん、砂糖、塩を加え、インゲンとあげを加えて中火で煮ます。

・10分程度で、柔らかく煮えるので、水が少なくなってからは、火を弱め、焦げ付か
さないようフタを開けて、全体を大きく混ぜながら、煮汁を残り1割ぐらいまで煮つめ
ます。(火加減によって、煮える前に水がなくなって焦げそうになるかもしれません。
その時は、1/2C水を足してください。)

・しょうゆを加えて煮汁を味見します。薄味すぎるようなら、少し塩味が足りないと思
える程度の辛さになるよう、塩を加えて調節して、出来上がり。

※味見をするときは、あげを少し食べてみると塩辛さの加減がよくわかります。逆に、
インゲンは味が染みこみにくい素材なので、30分ほど置くうちに、味がだんだんと
濃くなりますから、早くから辛くしすぎないのが煮物のコツです。


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※アトピーおいしーカレンダー6月号でもインゲン豆についてはご紹介しています。

詳しくはこちらから         



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