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  part1

 朝食は、パンでいいのかしら?
 ・おひたしについて

 ・雑穀 

 ・いも類

 ・市販のタレ類を使わないこと&化学調味料について

 ・大豆製品

 ・乳酸菌飲料


 ・カルシウムの摂れる食事

 卵と牛乳なしで、どんな朝食献立が可能か

 食べ物全般 2

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 アトピーっ子に優しい食べ物やレシピをご紹介している、
 「卵と牛乳なし!アトピーっこにうれしい野菜たっぷり料理」の内容を中心に、
 一部を抜粋して載せています。どうぞ、本編でも読んでみて下さいね。

 メルマガについて、詳しくはこちらから

  

 part1 食べ物全般  part2 夏   part3 秋  part4 冬  part5 春  おやつ 

 
       食べ物全般   ・ 


地味だけれど、アトピーつ子には、基本のおひたし
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 メルマガで書くには、あまりに当たり前すぎて、かえってPRが少なくなって
いたかもしれませんが、子供のアトピーをきに、一番よく作るようになった献立
と言えば、「おひたし」。おひたしの良さを見直してみませんか。

 作り方がとっても簡単なのにも関わらず、子供にとっての料理のスタンダード
にもなる調理実習で、一番ポピュラーなメニューが、「おひたし」よりも「サラダ」
なのは、本当に悔しい限りです。

 要は、青菜野菜を洗い、1/2C程度の水を沸騰させて、塩少々でしんなりする
くらいまで1分程度ゆでて食べやすく切り、「かつおぶし&しょうゆ」や、「ゴマ
&しょうゆ」などをかけて混ぜ合わせて食べるだけ。

 この時、小松菜やほうれん草のように、野菜を煮た汁が、かなり黄色くなるよう
なら、アクが出ていることなので、ボールに入れた水に、さっとくぐらせてから
切ります。

青菜から摂取できる栄養素は、アトピーっ子の体には欠かせません。

 青菜の他に、キャベツや白菜のような葉野菜で作ってもおいしいし、スナックえんどう、
さやえんどう、ブロッコリーなども、同様の味付けで食べてみてね。

 年中安くおひたしにできる素材なら、もやしや豆苗のようなスプラウト類のおひ
たしもおすすめです。

 また、赤ちゃん期には、このゆでた青菜野菜を細かく刻んでおかゆに加えたり、
味付けした刻みおひたしを、おにぎりに混ぜて食べさせ、この頃から味を覚えさせ
るのが、好物にする秘訣です。

 かつお節(幼い子は食べやすいよう、粉末でも)をたっぷりかけて、だしのうま
味がきいたおひたしにすれば、子供の一生の好物にしてあげることもできますよ。

 煮物や汁物を煮込んでいる間に、切って味付けして、盛りつけ!調理中のちょっと
の時間で仕上げられ、簡単に野菜料理が一品プラスできるから、おひたしはアトピー
っ子に絶対おすすめですよ!



    雑穀 

 我が家では、よく雑穀を混ぜたご飯を炊きます。普段から、いろんな種類の雑穀を、専門店や
通販などで買って、ストックしているのです。

 実は、制限食のはじめの頃には、主食が雑穀オンリーでした。当時は、パサパサのヒエご飯を、なんてまずい
んだと思いながら、子供につき合って、一緒に食べていましたが、食事制限も取れて、いざ白米の世界に
戻ってみたら・・・物足りないんです。麦の混じったご飯の、あのシコシコ感。もちあわの入ったご飯の、もち
米に負けない、もちもちしたおいしさ。

 そうなんです。除去食用のうるち系の雑穀は、パサパサして食べにくいものですが、自然食品店などで手に
入るもち系の雑穀は、米に1〜2割混ぜて食べれば美味だったのです。

 ミネラルたっぷりの雑穀を、普段からご飯に混ぜて炊いて、お子さんの体調を整える手助けをしてあげませんか?お子さんに足りないのではないかと心配なカルシウムや、あなたご自身が妊婦さんなら、鉄分をはじめとするミネラルを、雑穀で補う事が出来ますよ。

 一番簡単な食べ方は、米に混ぜて炊飯することです。

 毎日雑穀というのに抵抗があるようなら、白米と交互に食べてもいいんです。ご飯に混ぜて炊飯するだけで簡単に不足しがちな栄養と、アトピーっ子に欠かせない食物繊維を補え、さらに嬉しいことには、新陳代謝がよくなるから、お肌をきれいにし、太りにくくなるという、ハナマルの特典までついてくるんです。大切なのは、続けること!ぜひ雑穀ご飯を、生活に取り入れてくださいね。

 米に混ぜて食べる・・・・米や麦に制限がない、今の我が家での食べ方

 ★もちあわ、もちきび、たかきび、アマランサス、ハトムギ、押し麦、キヌアなどを一袋ずつ買ってきて、
 2〜3種類をブレンドしておきます。米をといだ後に、1割ちょっと、そのまま加えて混ぜ合わせ、通常の水
 加減で炊きます。お子さんが小さい場合は、少し大目に水加減して、柔らかめに炊きあげましょうね。

 もちあわか、もちきびのどちらかを、必ず加えてブレンドすると、モチモチしておいしいです。

 ハトムギは商品によって、そのまま炊くと固いものもあります。先に少し煮てから加えるのが面倒
 なら、米とそのまま炊飯できる商品を選んで買いましょう。

 ★制限が多い場合は、用心のためブレンドせずに、「きょうは、米とハトムギ、明日は、米ともちき
 び。」の様に、回転して使ってみてね。

 ★ハトムギ、大麦(押し麦)については、そのまま加えればOKですが、その他の商品に関しては
 そのまま使えるものと、洗ってから使うものがあり、会社によって異なるようです。まずは、表示
 を確かめ、わからなければ、メーカーに問い合わせてみてください。

 ★赤米や黒米だけを、ご飯に混ぜて、栄養をプラスし、きれいな色も楽しむ ご飯の日もありますし、
 白米(正確には、7分づき程度のあめ色の米です)だけの日もあります。

 ●おすすめの商品でもご紹介しています。

 押し麦 ひえ・あわ・きび  丸麦 赤米類 ハトムギ  アマランサス・キヌア





    いも類

 あなたのお宅では、いも類が、定期的に食卓にのせられているでしょうか?

 もちろん!と答えたお宅でも、よく聞くと、ジャガイモとさつまいもだけと言う場合も多いのではないでしょうか。

 いもと言われてすぐ浮かぶ食材である、さつまいもにしても、昔と比べると食べる機会がずいぶんと減っているそうですよ。甘くて食べやすいし、食物繊維が多くて、美容にいいという感覚を、たいていの女の人は持っているのではないかと思いますが、実は今、おかしな事に、焼きイモやふかしいもが苦手な子が増えてきているようです。

 なぜか?

 ・・・と、言うのも、モソモソして食べにくい、皮をむくのが面倒などが、理由の一つらしいのですが、実は、ホクホクした素材を、上手に飲み込むために、ツバを出して口の中で混ぜ合わせる練習や、皮をむきむきしながら食べる練習が、幼児期に、十分出来ていないからと言うのもあるようなのです。

 幼児期にあまり食べさせていないから、何度も体験させて、自然に学んで身につける食の習慣がなくてうまく食べられないから、結局、好きになれないと言う理由もあるそうなのです。

 いも類は、柔らかくて、消化がいい上に、滋養があるから、幼い子の体にいい素材なのに、もったいない話ですよね。

 いも類は、食物繊維も多くて、アトピーっ子にもピッタリな素材ですから、離乳食の頃から、しっかりレパートリーに加えてみましょうよ。

 さつまいも、ジャガイモに加えて、長イモなんかも、アクが少なくて、幼い子にも与えやすい素材です。少し大きくなったら、里いもや京いものような、アクや粘りが強い、いも類にも挑戦してみてください。

 いろんな種類のいも料理が、日替わりで食卓を彩る生活を目指すのが、理想的です。

 また、いも類は、おやつにもよく利用されますが、アトピーっ子の体の負担になる、油脂や砂糖をしっかり加えて作る食べ方ばかりが、幼児向けのレシピとして、たくさん紹介されるのは、気になります。

 いも類のおやつは、素材の味を生かす、シンプルな味付けでどうぞ。


 市販のタレ類を使わないこと・化学調味料について


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 中華料理店で外食し、アレルゲンになる食材が入っていないものを注文したのに、
湿疹が悪化した、後で下痢した、気分が悪くなったなどの経験はありませんか?

 一つには、うま味成分として、エビ、カニ、ホタテなどの貝類などの魚貝のエキスが
よく使われているので、これらがダメな場合が、まずは、考えられます。

 もう一つは、(結構こっちの方が、ダメな人が多いと思うのですが、)化学調味料
の問題です。 

 中華料理やラーメンは、一般的に、化学調味料が多めに使われることが多い献立です。

 化学調味料をたくさん摂取して起こる、健康被害については、味覚障害を始めいろい
ろ言われていますが、化学調味料 そのものへのアレルギーも存在します。

 大人でも、下痢や吐き気などを起こすこともありますので、乳幼児期には、出来るだ
け使用しないのが賢明ですよ。

 と言うのも、タダでさえ、私達の食生活の中には、気づかないうちに化学調味料が
使われているものなのです。

 例えば、味付けのりや納豆のタレにだって、「アミノ酸など」の表示で、化学物質が
含まれてはいませんか?

 わざわざ使った覚えがなくても、知らない間に摂取してしまう。それが化学調味料の
気になるところです。普段から、摂らないよう心がけておきましょうね。

 もちろん、レトルトの中華の素や、市販の中華ソース、中華調味料のスープ用の粉末
や固形商品なども同様です。

 食事の制限があるお宅では、これらを使わないのが賢明ですし、どうしても使う場合
には、裏の表示を確かめる注意が必要ですよ。  9月号では、中華レシピも載せています。


朝食は、パンでいいのかしら?
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朝は、パンを食べたいというご家庭は多いと思います。

 でも、近年、主食やおやつの素材としてよく利用される小麦に起因するアレルギー
が、だんだんと増えてきているのが気がかりです。

 そこで、例え今は大丈夫であっても、パン食は手軽だからと、安易に与えすぎない
心がけは必要なのではないかと私は感じます。

 ちなみに、我が家では食べ物での制限が無くなった今も、パンが主食として食卓に
のるのは、週 1回、多くても2回くらいです。 

 もう一つ、おかずの食べ方にも気を使っています。

 と言うのも、

 パンには油で炒めた食べ物や、卵や肉のお料理が定番ですが、CMや一般的な料理
本で紹介されるような副食をおかずとして用意すると、アトピーっ子の場合は油脂の
摂り過ぎになりがちだと思いますし、ハンバーグやウインナーのような、子供が喜ぶ
おかずばかりをパンのおかずに用意していると、

 「パン食=好物ばかり=ごちそう」

の構図が子供の頭の中で出来上がってしいます。

 すると、あっさり系の和食のおかずを喜ばなくなったり、必要以上にパンが好きに
なってしまうような影響も出てくるから、長い目で見たら、これもマイナス。

 ですから、パンを食べるなら、おかずにも配慮が必要じゃないかなと、私は思うの
です。

 そこで、パンを食べる時は、おかずに好物ばかりを用意しないよう気をつけ、出来
るだけ油を使わずに、あっさりと仕上げ、いつもの和食のおかずと変わらないような
味付けを心がけて作っています。

 もちろん!朝食用の家事を楽にするために、朝はパンで手軽に済ませたいなぁと言
う誘惑や葛藤は、私にもあるのですが、子供の時の食の定番は、えてして食の嗜好と
して定着してしまうものです。

 子供達の食卓を、少し先の未来で、

「朝ご飯は、いつもパンの生活にしたくない!」

と願うなら、「朝はご飯を基本に」の食生活がおすすめですよ。

 こんな話を書くことで、「今は小麦を食べても大丈夫でも、果たしてこのまま主食
として食べ続けて、将来は 大丈夫なのか?そして、その次の世代では?」

・・・なんて事を考えるきっかけに、なったらいいなと思います。

メルマガには、さらに具体的に、我が家での食べ方などもご紹介しています。


※アトピー四コマにも関連漫画UPしました。   こちらから     


 大豆製品

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 うちのメルマガでは、卵と牛乳を使わないお約束でレシピを書いているので、大豆製品は、貴重なたんぱく源として、大いに注目して、利用して欲しいのです。

 そこで今回は、大豆製品の選び方や使い方、レシピなどをまとめて特集してみました。

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 ★大豆と大豆製品の買い方★

 大豆の7割は輸入品です。

 輸入品の大豆は、船便で長い時間をかけて日本へ輸入されてくるので、途中で虫に食
われたりしないようポストハーベスト(収穫後の農薬)が施される場合があります。

 さらに、遺伝子組み替え大豆かどうかについても気になるところですが、現在、国産
大豆は100%、遺伝子組み替えでない大豆を生産しています。

 また、私達がスーパーなどで手に入れる、豆腐やあげのような加工品に使われている
大豆は、輸入大豆についても、ほぼ100%遺伝子組み替え商品ではないそうですが、
消費者が遺伝子組み替え商品かどうかを目で確かめることが出来ない、お菓子や冷食の
ような加工品には、食用油のような形で、遺伝子組み替え大豆を使った製品も使われて
いるようです。

 ただ、表示上は、その工場で、直接製造しない、油の様な素材ですから、遺伝子組み
替えを表記する義務がないので、私達には、その商品に使われているのか、いないのか
を表示からは知ることができません。

 結局、食の安全を求めたいなら、値段が安い加工済み商品を買わないようにするのが、
一番確実な対策かもしれませんね。

 そこで、国内では、今のところ大豆に関しては、遺伝子操作作物も栽培されていない
ので、安心できる食素材を買おうとすれば、とりあえず国産品が安心のようです。

 もちろん、国産大豆と表示されていない大豆製品は、間違いなく輸入品ですし、豆腐
などは、50%までは輸入品を混ぜても、国産と表示可能と聞いたことがありますので、
大豆の加工品では、100%国産と表示していないものは、いくらか輸入大豆を混ぜた
商品の可能性が高いと思います。

 また、有機栽培大豆と表示された商品もよく見かけますが、国産であれば、国産の表
示が必ずあります。

 ないものは外国から輸入されたものですが、輸入段階で、薬の処理などが行われるこ
とがないよう、通常の大豆とは取り扱いが違うのが一般的ですから、偽表示でない限り、
輸入大豆でも安全性に信頼がおける大豆と言えそうです。


★大豆と大豆製品の試し方 ★

 食事制限などの指示が特にない場合は、離乳食中期頃から、食べさせていく一例とし
て、

 豆腐・みそ・しょうゆ→豆乳・きな粉→おから・高野豆腐→大豆・納豆→食用油→
油あげ・厚揚げの様な順番でどうぞ。

 これは、柔らかで脂肪分が少ない大豆製品→噛みごたえがある大豆製品→油も使用し
た大豆製品の順番です。

 食事の指導を受けられている方は、医師の指示に従って、解除をすすめてくださいね。



    
 乳酸菌飲料をどう考えたらいいか

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 乳酸菌飲料だけに限らず、ヨーグルトのような、善玉菌が含まれていると言われる
乳製品の食べ物全般について、自分が考えていることを書いておこうかと思います。
 
 私は、二つのメールマガジンの中で、納豆やみそ、酢の様な、日本で昔から食べられ
てきた発酵食品をしっかり食べてねと、よく紹介しています。

 なぜなら、発酵食品を体内に取り込むことで、善玉菌を増やし、腸内環境を改善して、
アレルゲンが取り込まれにくい、元気な内臓にしてあげて欲しいからです。

 さて、「ヨーグルトを食べたら、アトピーが治る」これもよく聞く話ですよね。ご質
問のように、「菌をたくさんとるとアトピーが改善しやすい」も、同じ意味で書かれた
のだと思います。

 要するに、腸内環境を良くするために、善玉菌を体内に増やして、腸を守ろうとする
点では、和食の発酵食品も、洋風の乳酸飲料やヨーグルトも、同じ事だと思うのです。

 では、どこが違うのか。どちらがいいのかと言うことになりますよね。

 腸内環境をよくするという点では、どちらも同じ。おおざっぱに言えば、日本の菌か、
外国産の菌かと言うだけなので、飲んだり食べたりして、アトピーがひどくなったりす
る子でなければ、基本的には、どちらを選んでもいいのかもしれません。

 だけど、今、牛乳が飲めない子にはもちろんのことですが、症状が重くてつらい方や、
食事制限がきつい場合には、幼児期は、和の発酵食品をおすすめしたいと思います。

 その理由は三つあります。つまり、和食で使われる発酵食品は、日本人が昔から使っ
てきた伝統食なので、遺伝子的に体に合いやすい人が多く、体内で有効に活用されるの
ではないかと思えること。

 二つ目には、乳製品を定期的に食卓にのせたり、体にいいいからと自由に摂らせる習
慣が、幼児期に身に付いてしまうと、どうしても洋風のおかずやおやつが合うので、
こちらを好むようになります。

 食卓が洋風に傾いてしまいがちになると、どうしても野菜不足になるし、脂質の多い
メニューが増えて、アトピーっ子の体の負担になってしまいます。

 以前、「卵に厳しい制限のあるアトピーっ子」の生活について、特番をテレビでやって
いたのを見たことがあるのですが、その子の朝食風景を見て、大変驚いてしまいました。

 その子が食べていたのは、「ヨーグルトとチーズ、パンだけ」だったからです。

 確かに、卵は含まれていないかもしれませんが、果たしてこの食事内容で、アトピーは
良くなれるのでしょうか?答は、NOです。

 極端に言えば、あの世界が少し先に待っています。肌を潤す働きをする食品や湿疹が
出ないよう、体調を整える食品群が、何も含まれていない、単に、卵を差し引いただけ
のあの食卓で、果たして良くなれるのかしら?

 ですので、乳酸飲料やヨーグルトのような、乳酸品関連の食品は、無理強いしなくて
も喜んで食べますから、今は和食から善玉菌を摂取する習慣付けを優先させた方が、
長い目で見たら、お子さんのためになるように思うのです。

 だから、幼いうちは、ごくたまに、ごほうび感覚で乳製品を与える程度にしておくといい
よと言うのが、私のおすすめの食べ方です。



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 メルマガの中では、乳製品に制限があるアトピーっ子に、不足するのではないかと、一番不安を感じるカルシウムが、しっかり摂れるよう献立を工夫しています。

 まず、カルシウムと聞いて、一番にみなさんが頭に浮かぶのが、小魚。特にちりめんじゃ
こと、わかめやひじきのような海草類などではないでしょうか。

 これらをしっかり献立に利用しながらご紹介していますが、さらに付け加えて、それよりもっとカルシウムが摂れるよう、骨の総量が多い、めざしのような、より大きな魚を、骨ごと食べるのも効果的なので、ぜひお試し下さい。

炒ったにぼしや豆アジの唐揚げを骨ごと。鰯の丸干し、ししゃもなどの干物を焼いた
物、または、桜エビのような小エビ(殻ごと食べるとカルシウムが多いのです)を、酢
の物や焼き物に加えて。もちろん、魚を食べるだけでも、少しは摂れますからね。

 そして、海草。わかめ、切り昆布、ひじき、棒寒天、もずくなど。これらを汁物や
酢の物に加えて摂るようにします。

 また、バカにしてはいけないのが、葉ものの野菜。小松菜の他に、カブや大根の葉、
チンゲンサイなど、季節の葉ものをおひたしにして食べてみてください。夏なら
モロヘイヤやツルムラサキ、アシタバも、カルシウムが多くておすすめです。

 ゆでた野菜をゴマあえにしたり、貝類の汁物を作るのも、カルシウムを摂るのに効果
的です。

 また、酢と一緒にカルシウムを摂ると定着率がよくなり、逆に、砂糖や食品添加物を
摂りすぎると、せっかく食べても、カルシウムが目減りしていくことも、知っておいて
ね。

 乳製品に比べて、カルシウムの吸収率が劣ると言われている、海草や野菜のカルシウ
ムですが、砂糖や添加物を控えながら、酢と共に摂ることで、体内から逃がさず、
がっちり定着させてしまいましょう。

 メルマガの中でも、毎回、しっかりカルシウムを意識した献立をご紹介しています。



卵と牛乳なしで、どんな朝食献立が可能か
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 アトピーで食事の内容とアレルギー反応との関係が濃厚なのは、2歳〜3歳くらい
までだと言われています。

 我が家でも、厳密な食事制限をしていたのは、2歳前くらいまでなので、今は
何でも食べているのですが、それでも、卵 10個入りを一パック買うと、一週間た
っても、半分くらい残っていることも多く、まぁ、要するに、卵のない生活が長かっ
たので、卵が無くても何も困らなくなっているのです。

 でも、我が子のアトピーのために、今までの食生活とは別の献立を求められたママ
が、何を食べたらいいのか?と、頭を抱えてしまう気持ちはよくわかります。

 私でも、はじめはもちろん、そうでしたから。

 そこで、今回はメルマガにも載せていました献立例から、朝ご飯編を載せてみたい
と思います。

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●お弁当のおかずが不要な日は、汁ものに野菜をたくさん入れて、野菜を補います

◆主食 乾燥豆や青豆を使った豆ご飯、または、雑穀ご飯

◆汁物 具の多いみそ汁      

◆副食 干物や切り身をオーブントースターで焼き魚に
   (市販の)漬け物や、つくだ煮 、のり(焼きのり)などから、いずれか     

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●お弁当のおかずも作る時に

◆主食 雑穀ご飯、または、白飯  

◆副食 きんぴら(ごぼうも、にんじん、れんこん、セロリ、ジャガイモなどの野菜で)
    のり(焼きのり)、納豆、ちりめんじゃこ(小エビ)の酢しょうゆ  
    漬け物、昆布のつくだ煮など

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●お弁当のおかずも作る時に

◆主食 雑穀ご飯、または、白飯  

◆副食 おひたし+野菜の煮物
  (先に、少量の湯でおひたしをゆでた鍋で、続けて煮物を煮ながらご飯を食べます) 
    オーブントースターで焼き魚、または、焼き野菜
                  (カボチャ、ニンジン、シイタケ、ナスなど)
    のり(焼きのり)、漬け物、昆布のつくだ煮など

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 忙しい日のために、加工食品も買い置きして利用しますよ。

 市販品の納豆は、国産大豆使用のもの、漬け物やつくだ煮は、ヒマのある時に手作り
したりもしますが、買う時には、保存料と着色料不使用のものを選んで購入しています。

「卵と牛乳なし!アトピーっ子にうれしい野菜たっぷり料理」へは、こちらから





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