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アトピーと、もっと上手につき合っていくために、生活の中で
出来る工夫って、実はたくさんあるんですよ。
ちょっとしたコツや工夫をここから見つけてくださいね。
スキンケアについて かゆみについて 生活全般で 暑い頃に 寒い頃に 季節の変わり目に
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暑い頃に 暑い頃ならではのケアのコツや、生活で出来る工夫について載せています。
1 ・ 2
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水浴びの季節です。
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幼いアトピーっ子の肌は、汗の刺激にも弱いものです。おまけに赤ちゃんほど、
汗っかき。親は平気でも、赤ちゃんや幼児は、知らぬ間に汗をかいたままになっ
ていて、それが肌の状態を悪化させていく、引き金になることも多いんですよ。
だからこれから夏にかけては、汗対策に神経を使いましょう。ポイントは、汗を
こまめに洗い流すことと、汗で汚れた衣服を、面倒がらずに着替えさせること。
そこで、外出先から帰ったときや、お昼寝の後など、汗びっしょりになっている
ようなら、行水をそろそろ はじめましょう。
その場合に、肌の油を取りすぎても、アトピーっ子は良くないので、行水の時に、
むやみに石けんを使わないでね。
ぬるま湯を張ったベビーバスや、シャワーで汗を流してから、さっぱりした服
に着替えるだけでも十分ですよ。
おむつの子は、お尻もよく洗うことで、性器まわりに付いたおしっこや、おむつ
の蒸れを、一度リセットしてあげることにもつながります。
また、ブニブニして、お肉が重なっている部分や、汚れがたまりがちな、デリケ
ートゾーンは、手で汚れや汗をかき出すように、優しくなで洗いしてあげて下さいね。
夏場のアトピーっ子は、汗への対策がしっかり出来ていれば、もっともっと、
悪化させずにやり過ごせる場合が多いと思います。普通の育児書より、こまめな
回数の行水を心がけてね。
また、集団生活に入ったお子さんは、プール開きのシーズンです。肌を傷める
原因になる塩素や、照り返すプールサイドでの紫外線対策について、ここで少し
読んで下さいね。
紫外線予防帽子
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三月にはいると、紫外線は、ぐっと強くなると言われます。
そこで、アトピーっ子にはぜひ、紫外線予防帽子(サンハット)がおすすめです。
最近では、幼稚園や保育園などでも取り入れられているところがあるので、ご覧になったことが
ある方もいるのではないでしょうか。
前にツバがあるのは当然ですが、後ろに、その5倍くらいの大きなツバがある形状の帽子です。
子供は外遊びも多いですし、しゃがんで砂遊びをすることも多い幼児たちは特に、首の後ろが、
無防備に日にさらされる事が多くて、問題だと言われています。
アトピーっ子の中には、首の回りに軟膏を塗るお子さんもいるので、日を浴びることで、日焼けを
促進し、肌がより黒ずんで、ダメージを受ける場合もありますので、ぜひご用意下さいね。
ネット通販などでも、よく売られています。
汗をかいたら着替え
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お昼寝の後や、外出先から帰ったら、乳幼児は頭の中まで汗をかいていませんか?
そんな時は、めんどくさがらずに、さっとシャワーや行水。肌の汚れを取ってあげ
ましょう。
夏は薄着で洗濯も楽だから、思い切って上着も着替えちゃえ!
肌がか弱くて、すぐあせもも出来るから、普通の子以上に、汗には気をつけ、お肌の
ケアをしてあげてくださいね。
アトピーっ子の肌着
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あなたは、お子さんに肌着を着せてから、綿のシャツなどを着せていますか?
それとも、いきなり着せますか?
冬は、薄手の衣類でも、重ねて着たら、温かい。
じゃあ、夏は、下着を着ない方が、涼しいし、快適なんじゃないかと、感じる人
も多いのではないでしょうか。
ところが、少なくてもアトピーで肌が弱い子にとっては、直接、衣類を着せる行
為は、あまりよいとは言えないのです。
なぜなら、肌着には、肌の汗を吸い取り、素早く放出する効果と、肌へのあたりが
柔らかで、肌を刺激しないと言う、二つの効果があるのに対し、夏の衣類は、もっぱ
ら、服の内側にたまる、体の熱を逃がして、涼しくし、快適に過ごさせることを、一
番の目的に制作されているという違いがあるからです。
「サッカー」と言う、少し表面がデコボコして、手触りがサラリとした、夏向け
の涼しい生地を例に挙げるとわかりやすいのではないかと思いますが、肌着と同じ、
綿素材100%の生地であっても、少し硬めですから、直接肌に着ると、体の柔ら
かい部分に当たる箇所は、敏感肌なら、大人でも少し痛いです。
体に張り付かないから、着ていて涼しいのですが、汗が背中を流れて落ちます。
逆に、この生地の下に、肌着を着ておけば、硬めの生地から感じる刺激もなく、
体にピッタリ寄り添う柔らかな生地が、出た汗をさっと吸い取り、肌の刺激を減ら
してくれます。
肌着を着ない方が、本当はやや涼しいのではないかと思いますが、肌のトラブルを
起こさないがないためには、汗を吸う効能に優れた肌着をちゃんと着せて、衣類との
間に、ワンクッションを作ってあげた方が快適ですよ。
赤ちゃんや幼児には、肌着を着ることが、特におすすめです。
また、夏はひんぱんに着替えて洗濯をするので、洗濯回数が多くなるうちに、
衣類も傷んで、固くなりがちです。
洗った衣類をたたみながら、肌着が固くなっていないか、刺激になりやすい、首回
りや脇の縫製の様子はどうかなどを、時々確認しておきましょうね。
汗の季節にタオルを活用してね
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これからの季節、汗っかきな赤ちゃんにはタオルが欠かせません。
肌が弱い赤ちゃんですが、アトピーがある子はさらに敏感なので、タオルの肌
ざわりが良い物をぜひ使ってくださいね。
質の良いタオルは、値段によって様々でしょうが、まずは、「何度も洗って固く
なったりしていない 肌当たりの柔らかいタオル」を使う事は最低でも気をつけて
あげたいですし、赤ちゃん用にこれから買う場合は、「生成(きなり)のタオル」
を目安に買うと、染料や漂白剤の刺激がないから、より赤ちゃん向きです。
さらにこだわるのなら、「オーガニックコットン(※1へ)使用のタオル」が
より肌に優しいですよ。
そしてもう一つ大切なことは、タオルや下着類は、肌に優しい低刺激な洗剤を利
用して洗ってあげることです。
漂白剤も洗剤も、微量とは言え、肌から吸収されるものなのですから。(※1へ)
赤ちゃんなら、柔らかくて、水分の吸収がよいバスタオルが一枚あれば、単に
風呂上がりに水分をふくためだけでなくいろいろ使えます。
例えば、タオルケット代わりに、二つ折りで掛けたり、ちょっとしたお昼寝で敷布
にして、背中の汗を吸わせたり、丸めて枕に使ったり、バギーやチャイルドシートの
下に折り畳んでしいて、背中が汗で蒸れるのを防いだりと、これからの汗の季節に
大活躍しますよ。
汗から湿疹を悪化させないために、上手にタオルを活用してくださいね。
※柔らかいタオルもご紹介しています。 オーガニツクコットンタオル
ダニ退治
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気温が高い頃は、ダニの繁殖が高まる季節でもあります。
アトピービギナーの頃、我が家でも、○ースレッドのような商品を使って、部屋全体
を薫蒸し、少しでもダニのいない環境を子供たちに整えてあげたいと思っていました。
でも、考えてもみてください。ダニは、生きているものだけでなく、死骸もやはり影
響を与えます。
だから、単に殺虫剤を使用して、殺虫するだけではダメで、掃除機でダニの餌になる
アカや食べかすなどを取り除き、ダニの死骸も吸引していかなくては、殺すだけでは意味がない行為なのです。
おまけに、殺虫成分って、結局のところ農薬の一種です。虫を殺せるくらいですから
体が弱い赤ちゃんなどの体に取り込まれると、やはり不安を感じる成分には違いないのです。
ですから、薫蒸という手段で殺虫すると、家中の虫が死んで、とりあえず清潔にな
るでしょうが、そのような農薬成分が染みついた床や家具、窓などに、子供の体が触れ
てしまいます。
赤ちゃんなら、ハイハイしながら、時には、ベロベロなめ回すこともあるでしょう。
それって、本当に安全で、大丈夫な事なのかしら?
化学物質過敏症の度合いは人によって違うけど、幼い子ほど過敏と言われています。
皆殺しのダニ退治って、アトピーっ子の体にとって、安全でいい物なのかを、一度考
えてみてくださいね。
ダニが繁殖する条件は、温度・湿度・エサがあることの、三つがそろっている時だそうです。
部屋の湿度が60%を切っていて、そこそこ掃除が行き届いていたら、薬剤を使わなくても、
ダニはそう繁殖できないんじゃないかと私は思っています。
CMの文句に踊らされないでね。
体操服
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小学校は、運動会のシーズンです。
毎日、外へ出て練習をするので、体操服も汗で汚れて、不潔になりやすくなります。
通常は、一週間に一度しか持ち帰らせない場合も多いと思うのですが、肌に湿疹など
のトラブルがあるのなら、汚れた衣類が刺激にならないよう、着替えを持たせて、取り
替えるようにしてあげましょう。先生に、連絡ノートなどで持ち帰りをお願いしてもい
いと思います。
また、かいた汗が刺激になったり、運動してからだが暑くなって、かゆみが増す場合
もあります。
保健室にシャワーが備えてある学校は、まだあまりないように思うので、かゆみが出
るようなら、保健室で冷やしてもらったり、冷やしタオルで体をふくなど、何らかの対
策を取ってもらえるよう、事前に先生と相談しておきましょうね。
運動後のかゆみについて知らされていない場合、かゆくてもぞもぞしているのを、落
ち着きがない子だなと、先生に誤解されてしまっては、子供もかわいそうです。
クーラーを安易に使わないで
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暑くなると、クーラーを使う日も増えてきます。
もちろん、じめじめした日には、除湿機能で、お部屋の湿度を下げ、ダニやカビが繁
殖しにくい環境を作るのにも一役かってくれますから、便利ですよね。
でも、幼いお子さんを育児中のママには、一つ知っておいて欲しいことがあります。
それは汗腺の発育についてです。
夏も冬も、快適な温度で暮らしたいと望むご家庭が増えた上、子供の外遊びの機会が
減ってきて、寒い、暑いの、メリハリある気温をあまり体験させようとしないために、
乳幼児期に発育する汗腺が、未発達のまま終わってしまう場合が増えているらしいのです。
汗腺が発育しないと、夏に汗をかいて体温を逃がすシステムが機能しにくくなり、体
内に熱がこもってしまいます。汗をあまりかかなかったり、暑い暑いとつらそうにして
いるお子さんの様子に、心当たりはありませんか?
また、お薬で皮膚がツルツルになり、汗腺がつぶれて、汗がかけなくてつらいお子さ
んもいることでしょう。
アトピーだから、弱いから、守ってあげましょうと言う話はよく耳にします。でも、
過保護になりすぎて、汗をかいてかゆみが悪化しないようにと、クーラーばかりの生活
はいかがなものでしょうか?
日差しの強い10〜2時頃は避けながら、外で遊ばせ、日に一度はどっさり汗をかく
体験をさせてあげませんか?その後はすぐ行水し、着替えてさっぱりさせてあげれば、
皮膚へのダメージも防げます。
都会の蒸し暑い環境では、夜はクーラーを付けなければ、とても寝れないでしょうが、
昼間は出来るだけ、室内の換気も兼ねて、自然の風で。
クーラーの上手な使い方
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以前、親の会で、アトピービギナーのママさんに参加してもらい、生活について
の質問会を設けたことがあります。
その時、まだ6カ月ぐらいの赤ちゃんを育てているママが、「暑くなるにつれて、
湿疹がひどくなって、治らなくて・・・。」と、本当に辛そうだったので、いろいろ
話を聞いてみました。
すると、夜中に何度も目が覚めるほど部屋が暑いのに、「クーラーは、赤ちゃんに
良くないのよ。」と、検診時に保健婦さんに言われた一言が気になって、ずっとつけ
ずに過ごしていたのだそうです。
もちろん、大人より よく汗をかく赤ちゃんは、汗でぐっしょりのハズ。それって、
もしかして、アトピーの湿疹がひどくなると言うより、あせもが悪化しているのもある
んじゃないのかなぁ。
でも、このママだけが、特別なのではなく、育児の初心者ママだと、クーラーを
どの程度使えばいいのか、はじめは加減がよくわからないものです。
ただ、アトピーがある赤ちゃんや幼児の場合、あまりひどく汗が出るほど暑ければ、
皮膚の状態が悪化したり、かゆみが出て、つらくなりますから、要注意です。
そこで、我が家の場合は、日中は、乳幼児の汗腺の発育を促すためにも、できる限り
クーラーはなし!
ただし、夕方〜特に、風呂上がり以降は、せっかく清潔にした肌を、汗でドロドロ
にしないためにも、クーラーを使って、居間と寝室を冷やします。
子供は大人より暑がりなので、ふとんが冷えている状態の方が、寝付きも良くて快適
です。28度くらいに冷やし、寝付いたら、一度温度を上げて、冷えすぎないよう、様
子を見ながら調節してやります。
夏はふとんが軽いから、寝相が悪い子供は、すぐはみ出して寝冷えするので、腹巻き
をつけたり、大きめタオルを輪に縫って体に通し、転がっても、ふとんがなんとか腹の
回りに、くっついているよう工夫すると、少し冷えすぎるのは防げますよ。
大人の感覚で暑いと感じるのと、乳幼児の汗が吹き出る暑さは、少し温度が違います。
だから、寝ていてかゆがる場合は、暑いせいと言うのもあるかもしれませんよ。
夜は、クーラーを上手に調節しながら、利用してみてくださいね。
冷房をネタに考える、アトピーの治療法
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都会の夏は、エアコンがなしでは、とても眠れない状況ですよね。
前の項目で、「アトピーっ子は、汗をかいてあせもや湿疹を増やすより、クーラーを
かけた方がいい。」と言う意見や、「いやいや、ちゃんと幼児期に汗をかく体験をさせないと、
体温調節が下手になり、マイナスだ。」と言う意見を取りあげてみましたが、これらは
どちらも間違ったことを言っているわけではないので、こんな正反対のことを書かれると、
子育てがはじめてのママは、果たしてどちらがいいのかなと迷いますよね。
実は、アトピーを長くやっていると、こんな事ばかりなんですよ。
少しでもアトピーを良くしたいからとあちこちで調べたら、良さそうに思えたことでも
正反対のことを、別の文献で見つけたりして、戸惑います。
そこで、どれもとりあえず、話半分で聞いておくクセが付きました。
絶対これだと思いこむと、視野が狭くなって、本当の悪化の原因が見えなくなってしまうことがあります。それがかえって、子供の治療にマイナスになってしまったと言うこともたくさんありましたよ。
じゃあ、どうしたらいいのか。その分、いろんな視点で、多角的に物事を見るクセをつけておくといいと思います。
別の所で、「テレビも本も、メディアが流す情報は、もちろん私の書くことも含めて、
話半分に聞いてちょうどいいです。当てはまることばかりでないのが、アトピーの世界
ですから。」と書いたことがありますが、その言葉の真意はそう言うことです。決していい加減に
書いているよ〜〜と言うことでなく・・・・。
さて、少し話が横道にそれましたが、私なら、冷房に関して今はこう考えています。
「日中は、汗をかく体験をさせ、その代わり、汗をかいたら、こまめに行水したりや着替えさせて、
皮膚のトラブルを予防するケアをします。逆に、無意識のうちにかいてしまう夜は、しっかり
クーラーをつけて安眠させる。」のが今の私のやり方です。
と言うのも、クーラーの使いすぎは、体温調節が下手になるだけでなく、部屋を乾燥さ
せてしまうので、別意味でも、皮膚の負担になると思うからです。
さて、あなたなら、どの意見をえらびますか?
絶対これという正解はないのです。どれも、間違ってはいないから、お子さんの体調
に合わせて、上手に加減してクーラーを使ってください。
でも、くれぐれも、「一日中、クーラーをかける。」「全くかけない。」のような、
極端にだけは、ならないようお願いしますね。
とびひと行水
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湿気が多くて、肌も汗でベタベタする今の時期は、特に、とびひにかかりやすくな
ります。
アトピーの湿疹なら、ステロイド軟膏を使う、使わないで、いろいろ考え方があり、医師に処方されても、使わずに済ました・・・なんて場合もあるかもしれません。
とびひは、一見、アトピーと似たような皮膚病のように、素人の私たちは考えるので、出された薬が、強力そうで、体に悪そうなら、使いたくない!なんて感覚もあるのではないかと思いますが、ところがどっこい!
とびひの場合は、ごく初期に見つけて、早く医師にかかり、ちゃんと出された、内服薬・外用薬を使って治療するのが一番!
素人の手に負えない皮膚の病気です。
でないと、全身に広がって、治りにくくなり、子供が大変つらい思いをします。
私は昔、親の会の集まりで、全身ミイラのように包帯をグルグル巻きされ、ガーゼを張られたアトピーっ子を見たことがあります。よそへうつらないよう、カバーしているそうで、子供も、お母さんも、本当に大変そうでした。
そうなってしまわないためには、予防も大切で、お風呂に入りながら、いつもと違う湿疹や、皮膚が赤くなり、皮がむけている場所、あるいは、治りにくい傷跡などはないかをしっかり観察してあげて下さいね。
お風呂だと、温まった皮膚の状態で見るので、よりはっきりと湿疹の様子が観察できます。
子供が三人いると、最低一人につき一回は、とびひをやりましたので、医師によっていろんな薬を出すことも知りました。
こんなの出すか?と言うほど強い薬を出した医師もいますが、普段から、信頼できるホームドクターをきちんと捜さなかった自分もいけないんだと思い、受け入れました。
とびひなんて、ほんの一週間のことです。あとから副作用が云々を心配するほどのことはないと今は考えますから、医師がこれを塗れと言われれば、ある意味、塗るっきゃない!と、私は考えます。
とびひで苦しむアトピーっ子が、この時期少しでも少なくなりますように・・・。
その他にも、気温が高くて湿気があると、肌が汚れて、幼い子どもや赤ちゃんほど
湿疹のトラブルが増えてきます。
夏にアトピーがひどくなると感じる場合は、汗のトラブルも大きな原因になってい
る場合があるから、今年はこまめに行水してあげませんか。
お昼寝の後や、外出先から帰ったら、乳幼児は、頭の中まで汗をかいています。
そんな時は、めんどくさがらずに、さっとシャワーや行水。肌の汚れを取ってあげ
ましょう。とびひの予防にもなります。
その場合に、肌の油を取りすぎてもいけないので、行水の時には、石けんはいりま
せん。赤ちゃんの場合は、汗やアカが、タブタブのお肉のヒダに挟まっている場合も
あるので、脇、手首、また、性器の回りは、手で肉の重なりを開いてやりながら、
たまっている汚れはよくかき出すようにしてね。肘や膝のように、汗がたまる場所も、
しっかり伸ばして、手やガーゼで優しくさすり、汗とアカを流します。
また、汗をかいた服も、着替えさせてあげて欲しいのですが、涼しいからとの親心
で、Tシャツを直に着せないようにね。
肌あたりが優しく、しっかり汗を吸い取る機能を持つ、肌着を着せた上に着せます。
肌が敏感な、アトピーっ子の赤ちゃんは、一日、一回の行水だけでは、とても足り
ません。あせもも悪化してしまいます。様子を見ながら、日に、2、3度汗を流して
あげてね。
また、集団生活を送る年齢の子供たちも、のどの下、お尻や、膝の後ろなど、汗が
たまる場所が赤くなったり、かゆくなったりしがちです。少しでも汗を吸収するよう
肌に優しい下着や衣類を選んであげると共に、濡らしたタオルやハンカチなどで、患
部を押さえて、かゆくなる前に、汗を優しくふき取るよう、教えてあげて下さいね。
かゆみ止めパッチ
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虫さされが多い季節になりましたね。皮膚が弱いアトピーっ子の中には、蚊に刺され
てひどく患部がふくれあがる子もいますし、かきむしった場所から、とびひを起こす子
も出てきますので、たかが虫さされと思わず、しばらくは患部の様子を気にかけてあげ
て下さいね。
実は以前、薬局でもらった試供品の「かゆみ止めパッチ」を、うちの子の虫さされに
なにげなく貼ったところ、パッチの大きさの円状に赤くなり、かゆみが強くて引かず、
とうとう皮膚科まで行って薬をもらい、やっと快方へ向かったことがありました。
薬にかぶれたのか、絆創膏の部分にかぶれたのかは よくわかりませんでしたが、絆
創膏や湿布を長く貼ったり、何度も同じ所へ貼ると、私もうちの子も、よくかぶれます。
市販薬は手軽ですが、相性もありますので、気になるときは薬剤師さんに相談してみ
てください。もちろん、風邪薬のような一般的な商品でも、成分で下痢をしたりは
よくあることなので、同様です。
医師に薬をもらうときも、かぶれやすいことを一言伝えるといいですよ。
行楽先で、おむつの取り替えはひんぱんに
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これから暑くなってくると、汗もかくので、おむつが蒸れやすくなり、早め早め
に交換していかないと、お尻が赤くなったり、かぶれる赤ちゃんが増えてきます。
私には妹がいて、たまたま、ひと月違いで始めての子供を産み、生後半年ぐらい
から一年ほどは日中、私が二人のお世話をしていたのですが、同じ血を分けた姉妹
から産まれた子供達なのに、アトピー系で肌が弱いうちの子と、妹の子では、おむ
つのかぶれやすさが、全然違っていたのには驚かされました。
日に3〜5回替えれば、それでも十分な妹の子供に対し、同じ事をすれば、うち
の子はお尻が、真っ赤っか。
たまに外出先で、取り替えるのが遅くなり、漏れそうになるほどおむつにためて
しまったら、お尻はあっという間にただれて、次の日は、皮膚科行き。本当に肌の
弱い子でした。
かぶれを防ぐために、一番いいのは、やはりマメに替えること。三人育てて感じ
たのは、うちの子の場合は、一般的な育児書の約二倍替えると、なんとかかぶれず
に、いい状態を保てると言うこと。
これから夏にかけて、もったいないなと思うかもしれませんが、お尻のかぶれや
すい時期は、こまめに取り替えて、きれいなお尻を目指してくださいね。
また、少し赤くなりはじめたら、ぬるま湯で軽くお尻だけでも洗い、よくふいて
から、おむつを付け直すこと。おしっこの刺激を洗い流してあげるだけでも、ずい
ぶん楽になることが多いですよ。
育児に慣れない頃は、旅行や日帰りの行楽で、つい、おむつ交換をおろそかにし
ては、よくかぶれさせていました。GWでお出かけするときは、おむつも多めに用
意して出かけるようにし、おむつ交換も、お忘れなく!
行楽先での飲み物
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子供が幼かったり、食事の制限がある場合は、なかなか泊まりがけでの外出は
しにくいものですが、日帰りで出かける場合も、気をつけてあげたらいいよと思うこと
がいくつかあります。
一つは、先週書いたように、お尻をかぶれさせないよう、おむつを多めに持参
すること。
もう一つは、飲み物です。
日中の気温が高いこれからの時期は、飲み物で困るアトピーっ子も多いんですよ。
子供は汗をよくかくので、水分補給は欠かせませんが外での飲み物はどうされていますか?
外の自販で買うと手軽ですが、たとえ通常のジュースが飲めるからと言っても、湿疹
などの症状が気になるアトピーっ子は、腸がダメージを受けていることも多いので、
糖分の多い飲み物や、冷たい飲み物の飲み過ぎはアトピー悪化の一因にもなりかねません。
また、表示をよく読まずに買った飲み物に、うっかりアレルゲンが含まれている場
合もあるので、飲みたいとねだられても、普段飲み慣れていない飲料は避けます。
出先で、お茶やミネラルウオーターが、必ず手にはいるかどうかは不明なので、
ご自宅からも用意していくと安心です。 基本的には、アトピーっ子には、お茶が一番!
ご自宅で用意し、持ち歩く習慣を持ちませんか?
前の晩から、ペットボトルに、お茶を凍らせる場合もあると思うのですが、古い
お茶は、かえって体には良くないと言われますので、我が家では、水を1/3入れたボトルを凍
らせておき、当日の朝、さましたお茶を注いだものを持ち歩いています。試してみてね。
また、行楽地への行き帰りで、渋滞に巻き込まれることもありますから、制限のある
お子さんには、空腹を押さえるための食料を、少し多めに持っていくと、安心です。
甘い食べ物や飲み物の摂りすぎに気を付けながら、行楽地を楽しんできてね。
そして、一泊する場合や、山などへ出かける場合は、かゆみなどが出たときに備え
て、塗り薬などの常備薬を持参するのもお忘れなく。
また、紫外線が強い頃は、帽子や薄手の長袖などを用意して、上手に日光を
カットしてあげて下さいね。
◇◆夏休みの行楽地◇◆
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夏休みに、旅行や行楽地への日帰りを企画しているお家も多いことと思います。
食事の制限が重い場合には、無理して宿泊を伴う旅行に連れ出したり、テーマパークを目指すよりも
野山にハイキングやキャンプに出かけて、子供たちが安心して口に出来るものを用意して、親子で
楽しんだ方が、気楽でいいですよ・・・と、メルマガでは提案してきました。
子供のためにと、無理をしすぎて、かえって子供の症状を悪化させ、苦しませる結果になってしまえば、
それは、他の家族と一緒のことがしたい!と言う親のエコ゜にしか過ぎません。
それでも、今、連れて行きたい!!
わかります。かくいう私も、知らなかったから出来た、結構な無茶もありました。
そこで、事故もなく、楽しい行楽の思い出を持って帰るために、いくつか気をつけることを
書きたいと思います。
・「少しくらいいいか」は、ダメよ
外出先では、つい気持ちがゆるんで、少しくらい食べさせてもいいかと、つい考えてしまいます。
でも、知らない土地だからこそ、万一の時には、アレルギーの専門医が詰めている病院の
場所も、お子さんの状態をよく把握した、ホームドクターもいなくて、処置が遅れてしまうのです。
普段と違う、食べ慣れない食べ物、お菓子などに、うっかり気を緩めないように気をつけましょう。
・食べ物・飲み物のストックはしっかりと
これからの時期、アトピーっ子は、飲み物でも困ることが多いんです。
野外は、のどが渇くので、いくら飲んでも足りなくなります。例え、卵や乳成分が含まれていない
飲み物でも、甘味のついた飲み物を、幼いお子さんに、がぶ飲みさせれば、糖分の摂りすぎから、
体調を崩していくこともありますよ。
お茶やミネラルウオーターが、必ず買えるかどうかは不明なので、ご自宅からも用意していくと
安心です。
また、行楽地への行き帰りでも、食べ物に困る場合があります。
レストランや売店に食べられる物ばかりを置いてあるとは限りませんから、空腹を押さえる
ためのお菓子類を、少し多めに持っていくと、車の渋滞などで、なかなか帰宅できない場合にも
安心です。もちろん、おむつも多めにね。
・常備薬をお忘れなく
子育てがはじめてのママが、案外 忘れやすいのが、塗り薬や目薬などの常備薬です。
今は調子が良くても、出先でかゆみや湿疹がひどくなることも考えられますので、一泊する
場合や、山などへ出かける場合は、必ず、塗り薬などの常備薬を持参することをお忘れなく。
・紫外線カットを心がけて
夏の日差しは強いので、行楽地で並んだり、遊びに夢中になっている間に、水ぶくれが出来
そうなほど、肌が焼けてしまうお子さんもいます。
真昼の紫外線が、かなり強烈な時期なので、湿疹がなくて、つけても大丈夫な手足を中心に、
日焼け止めを塗ったり、夏向けの長袖・長ズボン、サンハットで、日差しをカットしてあげましょう。
また、皮膚が弱くて、日焼け止めを使いにくい赤ちゃんには、帽子や衣類で、上手に日光を
カットしてあげて下さいね。
昼間が長い、今だから
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今頃から、7月はじめの夏至の頃までは、一年で一番、昼間が長い時期です。
日が暮れるのが遅いと、ついつい、外で遊ばせる時間が長くなり、だんだん夕食
も遅くなり、結局、寝るのも遅かった・・・なんて、知らぬ間に生活のリズムが崩
れて、悪循環になってしまうことがあります。
夕食があまり遅いと、消化吸収の作業が寝た頃から始まり、それが、かゆみの原因に
なることがありますし、お風呂が遅いのも同様で、ホカホカした体で、ふとんに
入れば、かゆみが出やすいのです。
そして、極めつけは、遅く寝ること。
早く起きて、早く寝る昼型の生活を送れば、自律神経の働きを整え、寝ている間
に、皮膚を健康な状態に整える、自然治癒力が有効に働きますよ。出来るだけ早め
に寝かせて、荒れた肌を、少しでもいい状態に回復させてあげませんか。
いつまでも外は明るいけれど、睡眠時間がたっぷり必要なお子さん達のために、
今までの生活のリズムをあまり崩してしまわないよう気をつけてくださいね。
ちなみに、アトピーでしんどかった頃は、夕食は、5:30、風呂は、7時頃まで。
寝るのは、8〜8:30を目標に生活していました。
乳幼児が相手ですから、初めのうちは、なかなか思い通りには過ごせませんが、
まずは、3カ月がんばるつもりでやってみると、少しずつ習慣になって、早く寝
てくれることが増えますよ。
子供が早く休めば、ママの自由時間が長くなって、息抜きも出来るから、無理の
ない範囲で試してみてね。
◇◆夏休みの行楽地◇◆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夏休みに、旅行や行楽地への日帰りを企画しているお家も多いことと思います。
食事の制限が重い場合には、無理して宿泊を伴う旅行に連れ出したり、テーマパークを目指すよりも
野山にハイキングやキャンプに出かけて、子供たちが安心して口に出来るものを用意して、親子で
楽しんだ方が、気楽でいいですよ・・・と、メルマガでは提案してきました。
子供のためにと、無理をしすぎて、かえって子供の症状を悪化させ、苦しませる結果になってしまえば、
それは、他の家族と一緒のことがしたい!と言う親のエコ゜にしか過ぎません。
それでも、今、連れて行きたい!!
わかります。かくいう私も、知らなかったから出来た、結構な無茶もありました。
そこで、事故もなく、楽しい行楽の思い出を持って帰るために、いくつか気をつけることを
書きたいと思います。
・「少しくらいいいか」は、ダメよ
外出先では、つい気持ちがゆるんで、少しくらい食べさせてもいいかとか、いつもより多めでも
まぁ、いいかなんて、つい考えてしまいます。
でも、知らない土地だからこそ、万一の時には、アレルギーの専門医が詰めている病院の
場所も、お子さんの状態をよく把握した、ホームドクターもいなくて、処置が遅れてしまうのです。
普段と違う、食べ慣れない食べ物、お菓子などに、うっかり気を緩めないように気をつけましょう。
・食べ物・飲み物のストックはしっかりと
これからの時期、アトピーっ子は、飲み物でも困ることが多いんです。
野外は、のどが渇くので、いくら飲んでも足りなくなります。例え、卵や乳成分が含まれていない
飲み物でも、甘味のついた飲み物を、幼いお子さんに、がぶ飲みさせれば、糖分の摂りすぎから、
体調を崩していくこともありますよ。
お茶やミネラルウオーターが、必ず買えるかどうかは不明なので、ご自宅からも用意していくと
安心です。
また、行楽地への行き帰りでも、食べ物に困る場合があります。
レストランや売店に食べられる物ばかりを置いてあるとは限りませんから、空腹を押さえる
ためのお菓子類を、少し多めに持っていくと、車の渋滞などで、なかなか帰宅できない場合にも
安心です。もちろん、おむつも多めにね。
・常備薬をお忘れなく
子育てがはじめてのママが、案外 忘れやすいのが、塗り薬や目薬などの常備薬です。
今は調子が良くても、出先でかゆみや湿疹がひどくなることも考えられますので、一泊する
場合や、山などへ出かける場合は、必ず、塗り薬などの常備薬を持参することをお忘れなく。
・紫外線カットを心がけて
夏の日差しは強いので、行楽地で並んだり、遊びに夢中になっている間に、水ぶくれが出来
そうなほど、肌が焼けてしまうお子さんもいます。
真昼の紫外線が、かなり強烈な時期なので、湿疹がなくて、つけても大丈夫な手足を中心に、
日焼け止めを塗ったり、夏向けの長袖・長ズボン、サンハットで、日差しをカットしてあげましょう。
また、皮膚が弱くて、日焼け止めを使いにくい赤ちゃんには、帽子や衣類で、上手に日光を
カットしてあげて下さいね。
化学物質の揮発にご注意
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今年の夏は、本当に暑いですよね。そこで気になるのが、化学物質の充満です。
気温が上がると、住宅に使われる新建材や家具に使用されるボンド類や有機溶剤など
から、化学物質が揮発しやすくなります。
これについて詳しくは、こちらのコーナーで読んでみて下さいね。
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