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 あごのかぶれ・
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 赤ちゃんと敷物類 

 新入学・入園で

 お歳暮

 電気毛布

 冬の洗濯


 シックハウスや化学物質過敏症について


  


 アトピーと、もっと上手につき合っていくために、生活の中で
 出来る工夫って、実はたくさんあるんですよ。
 
 ちょっとしたコツや工夫をここから見つけてくださいね。



スキンケアについて  かゆみについて  生活全般で  暑い頃に 寒い頃に 季節の変わり目に 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
寒い頃に
  
寒い頃ならではのケアのコツや、生活で出来る工夫について載せています。

                 1 ・ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寒い時期の寝具

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 お子さんには、どんな寝具を利用されていますか?

 我が家では、アトピーに悩まされていた頃は、夏でも冬でも、肌への当たりが優し
い、平織りシーツでした。起毛のないシーツは、冬場はひんやりして、入ったばかり
は冷たいのですが、子供は体温も高いので、じきにふとんも温まりますから、カゼを
引くと言う心配はありません。

 気になるのなら、寝る時間より少し前に、湯たんぽなどで少し温めてあげてはいか
がでしょうか。

 親心から、タオル地や起毛のシーツを敷く方が、かえって表面が荒れている皮膚を
刺激したり、綿ほこりを吸い込んで、咳や鼻水が出はじめたりする事につながり、
お子さんには マイナスです。

 また、シーツ取り替えの家事手間が減るよう、気軽に取り替えられる、ホテルタイ
プの一枚生地のものを使っていました。

 ところで、我が家は、アトピーっ子向けの特殊な寝具を購入しませんでしたので、
掛けふとんは、そのまま夏のサラリとした綿生地(または、ガーゼ生地)の薄手肌掛
けや綿毛布を、シーツを掛けないまま使い、定期的に洗って、ダニや汚れを落として
いました。

 その時に、乳幼児の場合は、体が小さいので、大人用を買って、半分に折り、二枚重
ねにして、暖かく使用すると言う裏技を使えます。

 寒い地方では、この程度では寒くてたまらないのかもしれませんが、さらに、もう一
つ、子供自身に、寒くないようパジャマの上に、厚手のキルトなどの綿生地のチョッキ
を着せると言うやり方も、一緒にどうぞ。

 子供自身に、少し地が厚くて、綿素材の防寒服を着せることで、さらにふとん一枚分
の暖かさ。寝相が悪く、ふとんからはみ出す子の寝冷え防止にも有効です。体から熱を
逃がさないよう、通常よりサイズが大きくて、長めチョッキを買って着せれば、寝苦し
さもなく、お腹までしっかりカバーできますよ。

 この状態で、二つ折りにしたふとんを、一、二枚、寒くない程度まで重ねてやれば、
ふとんは薄くても、体温を逃さない空気の層が出来るので、肉厚で、洗濯することが出
来ない大ふとんを使わなくても、特に問題はないと思いますよ。

 寝具の手入れについては、こんな事も書きました
          


冬の寝具について   その2

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 子供の寝具だけでなく、親の寝具についても気を使ってあげるべきだと思います。

 最近は、子供とは別々の部屋で寝ているので、寒くなるとフワフワの敷き毛布なんか
を敷いてぬくぬくしていますが、以前は子供もよく同じふとんに潜り込んでいたので、
親達も子供のためにと、冬でも綿毛の出にくい寝具類を使っていました。

 実際に、ある程度の年齢になるまでは、せっかくあたたかな起毛の寝具を使わせてみ
ても、咳が出やすくなったり、のどが痛くなったりがありましたし、肌の調子が悪いと
きには、やわらかな敷き毛布なのに、肌を刺すように感じていたようです。

 子供が幼いときは、親子が同じ部屋で寝ていることの方が多いと思いますが、子供の
ふとんだけをアトピーに優しい商品に変えておくだけでは、大人の寝具から出る綿ぼこ
りなどが、アレルゲンになる場合もあると思います。

 特に、大人が羽根毛布を使っている場合は、要注意です。卵や鶏のアレルギーがある
場合や、ほこりに弱い場合は、お子さんの刺激になるかもしれませんよ。

 心当たりがある方は、まずは大人のふとんも見直してくださいね。また、冬物のふと
んは、肉厚なので、どうしてもふとんの上げ下げの際に、綿ぼこりなども出やすくなり
ます。冬の寝室掃除はこまめに。そして、ふとんのメンテナンスもしっかりとね

                   寝室の掃除については、こんな事もアリじゃないかな

 入浴についてワンポイントアドバイス  

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 冬、寒くなると、冷え切った体で入浴するために、どうしても湯船の温度が高く
なりがちです。夏場だと38度でも熱いくらいですが、冬場は最低でも40度。熱
いのがお好きな方は、42度くらいで、大人はちょうどいいと感じるのではないで
しょうか。

 そんな大人に対して、血の巡りがいい子供は、その温度では体が暖まりすぎて、
風呂上がりにかゆみが増してしまいます。

 風呂の温度は、勘で決めずに必ず測って、37から8度を目安に入れてあげましょ
う。大人にはかなりぬるいでしょうが、かゆみが楽になる子もいると思いますよ。




うすぐクリスマス


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 とうとう、十二月。クリスマスも近くなりましたね。食事制限があるお宅では、子供
に、ケーキを食べさせてあげられないクリスマスなんて、惨めだわなんて、悲しいこと
を考えて、悩んでいませんか?

 食べ物のことで悩む時期は、3歳ぐらいまでのお子さんが多いのですが、この時期の
子供って、自分の家庭の中で起こっている事だけが、心に刻まれる世界の全てです。

 テレビや絵本で、ケーキを食べるシーンを見ていても、実際には食べていないので、
ケーキがどんな物なのかを、実は味も知らないのです。

 だから、ママが手作りした、イモムシみたいな、なんだか不思議なものに、ろうそく
がちょこんと、立っているだけで、それは、その子の素敵なケーキになれるの。ちっ
とも、かわいそうじゃないのよ。

 また、今までお菓子作りにはまっていなかったママが、いきなり、大きなケーキ作り
に挑戦しても、手間がかかるだけで、うまくは作れません。

 だから、「クリスマスには、大きなケーキを!」の発想を替えましょうよ。

 大きくなくてもいいんです。小さな蒸しパンや、小麦を使わない かるかんなら、何
度か作れば、多少ましなのが作れますから、大きなケーキ皿に、ミニケーキを、たくさ
ん作って並べても、子供は大喜びだし、粉末よもぎなんかを、色づけ程度に入れて、色
違いのカップケーキを、交互に並べるともっとすごーい!!

 ケーキが食べられないなら、ゼリーやクレープを、どっさり作って、きれいに並べ、
間に素敵なオーナメントを添えて、豪華にレイアウトしてもいい。

 買ってきたケーキが、あなたがお子さんのために苦心して作ったお菓子より、上等だ
 なんて発想をやめましょうよ。

 3歳ぐらいのお子さんなら、そんなクリスマスの光景を覚えていて、少し大きくなっ
た頃に、「ママが作ってくれたお菓子」の話を、何かの拍子にしてくれることがありま
す。

 例えばそれが、失敗作だったとしても、子供はとても楽しそうに話しますよ。だって、
ママの愛情がちゃんとそこから伝わっているし、忘れられない印象として、心に残って
いるんだもの。

 大切なのは、ママの話しかけ方です。

 「できたよ♪」「おいしいよ」と、ニコニコして差し出せば、子供は多少まずくても、
「おいしい」と言いながら食べます。「こんなものしか作れなくて、ごめんね。」「ケー
キじゃなくて、ごめんね。」と渡せば、悲しい気持ちになります。

 ケーキかどうか、味がどうかでなく、楽しい気持ちで食べられたかどうかが、子供の
思い出の全てだから、無理のない範囲で、クリスマスは手作りに挑戦してみませんか?

 いきなり本番で作ってもうまく作れないから、普段に、おやつとして一度作ってみると
いいですよ。


クリスマスケーキを作りながら

 クリスマスケーキについて、もう一つ書いておこうと思います。

 食べ物の制限があるお子さんを抱えていらっしゃるご家庭では、クリスマスに普通のケーキが食べ
られないことを、とてもつらく感じられている事と思います。

 私自身も、はじめはつらかったですよ。なんでうちだけこんな思いをしないといけないん
だろうと、疎外感や劣等感に打ちのめされました。

 私の場合は、ケーキやチキンが並んだCMやドラマを見るのも嫌でしたね。

 だって、制限が多かった頃など、食べられない物だらけでしたので、ごちそうが並ん
だクリスマスの食卓の光景なんて映さなきゃいいのにとさえ思ったものです。

 そして
仕方なく、クリスマスのケーキ(時には、蒸しパンだったり、ゼリーだった
りもしました)を、24日に手作りしたものです。

 それから月日が流れ、乳幼児期に、卵や牛乳を制限しながら育てたうちの子たちも、
もう、普通のケーキがへっちゃらで食べられる状態になりました。

 ところが・・・。

 忙しいのを理由に、「ケーキを今年は買おうか?」と聞いたら、子供が首を横に振っ
て、「手伝うから、作って」と言われてしまうのです。

 何でかな?と思いながらケーキを作り始めて気づいたのですが、粉をふるったり、卵を泡立て
ながら、子供達が口々に、以前、焼き上がってもペチャンコで、ひどく固かったケーキ
の話や、買い間違えて、生クリームがまずかった時の話などを、楽しそうに後から後か
らするのです。

そして、出来上がったら、いつものことながら、出来が良くても悪くても、とても嬉しそうに食べるんですね。

 ああ、そうか。味とか見た目とかじゃないんだ。

 親が自分のためにケーキを作ってくれるのを見た記憶が、彼らにとってのクリスマス
の楽しい思い出の一つとして心に刻まれているから、食べられるようになっても、手作
りをねだるんだなと。

 アトピー育児の先輩として、少し先を歩きながら、後になってわかってきたことが、
いくつもあります。

 特に不思議に思えるのは、親である私にとって辛いと感じた出来事も、子供には別の
感覚で受け止められているんだなと気づくことです。

 アトピーのために食べられないものがあっても、行けないところがあっても、親が自
分に愛情を注いでいるなと感じる事さえ出来れば、子供は自分なりの幸せを見つけなが
ら育ってゆけますよ。

 だから、いつになったら食べられるのかしらと暗い気持ちで思い詰めずに、アトピーっ子の将来の
事を悲観しすぎずに、どうぞ元気でゆきましょう!

            さらに、こんな話も    クリスマス会への参加の前に知っておくといいこと
                            こんなクリスマスの考え方もあるよ 


ランドセル

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 もう、早くも、新一年生にお祝いを送るような時期になったんですね。「ランドセル
は、どんなものを選んだらいいのでしょうか。」というメールをいただいたので、思い
ついたことを並べて書いてみたいと思います。

ポイントをいくつかあげると

布か、牛革皮か、合皮かということと、背負うのか、肩からたすきがけにするのかと言
うこと。

また、学校と近いか遠いかでも、話が違ってきます。

遠くの距離を歩くのなら、背中に背負って行く方が、絶対体力的に楽ですが、べったり
体に密着するランドセルより、背中がむれてかゆくならないよう、通気性のいい布製の
リュックのようなもののほうが、いいのかもしれません。

逆に、通学が近いのなら、より背中が蒸れないショルダータイプでも重くないでしょう
し、ランドセルでも、汗をかくまえに帰れるから、どれを買っても、大丈夫かもしれま
せん。

化学繊維や牛皮にかぶれたりしそうなら、布製がいいし、新品から出る 化学物質に弱
い子のためには、早めに包装から取りだして、日陰で成分を少しでも揮発させておくか、
お古をもらって使うのがいいと思います。

そして、最後に大切なこと。それが、子供の気持ちです。通学予定の地区の流行や、他
の子が何を利用しているかを調べた上で考え、子供と話し合います。

他の子と同じものが欲しい子に、あなたはアトピーだからと、無理やり全く別のものを
親の思いから押しつけるのが いいのかどうかと言うことです。

お子さんによっては、他の子と違っていても全く平気で、別のものでもいいから、体に
楽なものが欲しいというかもしれないし、みんなと一緒が絶対欲しいという子もいます。
そして、悲しいことに、本当は一緒がいいけれど、ママが悲しむから我慢して、親の言
いなりになろうとする子もいます。

うちも三人子供がいますが、全て気持ちは別々のタイプでした。

親の気持ちに合わせるのでなく、子供の正直な気持ちをくみ取ってあげて、最後は選ん
であげてくださいね。

カバン程度で、アトピーは悪化しないかもしれませんから、ちょっと背中が蒸れそうだ
けど、せっかくだからランドセルにしようと言う選択もあるし、いろんなカバンの子が
いるみたいだから、うちもリュックや3WEYタイプのような、体に楽なカバンを選ん
じゃえもありです。

ランドセルは嬉しいお祝いものだから、お子さんが納得し、喜んで受け取るものを与え
てあげられるといいですね。



贈り物

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 先週のランドセルの話にも関連して、この時期、気になっていることを、もう一つ付
け加えておきますね。

 もうそろそろ、新一年生にお祝いを贈るような時期が近づいてきました。この場合
には、ご両親が買うばかりでなく、ジジババが選ぶ場合もあることでしょう。

 また、進学や就職で、来春から一人暮らしを予定している方もいらっしゃるかもし
れませんね。

 ただ、お祝いで送ったり、もらうおもちゃや、家具(学習机など)の中には、塗料や素
材などから、有害物質が揮発しているものもあるので、鼻を付けてかいでみて、明らか
に、化学的な異臭がするものがあれば、扱いに気をつけましょう。

 ランドセル、机、ベッド、文房具、タンスや本棚のような家具類まで、新品と名の
付くものは、やはり加工用の薬剤や化学物質の揮発が気になります。

 おもちゃなら特に、外国の絵本などに多いように思うのですが、開いて読み始めた途
端、くしゃみや咳、鼻水が出たり、涙目になるなどがあります。こんな場合、もしかし
たら、敏感なお子さんにだけ感じられる、化学物質が揮発しているのかもしれません。

 もちろん、大人は変な においがする本だなと思うだけで、何ともない場合が多いの
で、注意して様子を見てあげなければ、それに気づかないことも多いのです。

 国内のおもちゃなら、おもちゃの安全性を示す、ST(セーフティ・トイ=安全玩具)
マーク」と呼ばれるものが付いた商品を選ぶのも目安でしょうし、家具なら、低ホルム
アルデヒドの表示を目安に選びます。

 皮や合皮の加工仕上げ剤にかぶれたり、合板、接着剤、塗料など、新品の商品から
薬剤が揮発したりする可能性がありますが、昔に比べると、化学物質の使用には、ず
いぶん配慮もされるようになりました。

 それでも、普通の人にはなんでもないレベルの薬剤に、過敏になってトラブルを起
こしてしまうのが、アレルギーなので、不安を感じるようなら、高くても、アレルギー
に配慮のある商品を、ご自分の目で選んで買ってあげてくださいね。

 贈っていただいた商品に異臭を感じる場合は、包装を開けて、しばらくお子さんが出
入りしない場所(日陰で風通しがいいところがベスト)に置いて、一週間程度、揮発さ
せておくだけでもずいぶん違ってきます。せっかくいただいたのだからと、子供部屋に
すぐ置かない事です。

 ちょっとの心遣いで、不必要に幼い子の体に、異変を起こさせる元になる化学物質を
遠ざけることが出来ますので、気にしてみて下さいね。
 
 また、その逆に、安心して使える、お下がりの学用品や、中古商品を選んで買うと
いう選択肢もあることを、頭の片隅に置いてみてね。



年末年始は、新品、新築がいっぱい


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 年末から年始にかけては、大型の真新しい商品と接する機会が多くなります。
上に書いたことに付け加えてもう少し書きますね。

 例えば、借りたり、新築したりして、築2年以内の新しい住宅に住む場合に気を
つけたいのが、建材からの化学物質の揮発です。

 寒くなる今の時期は、意識して換気しないと、どうしても空気の入れ換えをする機会
が減りますし、暖房器具で部屋を乾燥させることで、少しずつ化学物質の濃度が濃くな
りがちなので気をつけて。

 新車も同様です。私や子供達は、ビニール臭などが残る真新しい車でドライブする
と、ひどく疲れたり、頭痛に悩まされますので、新車を買うと、いろいろ工夫します。

 まずは、シートなどのビニールをしっかり取り除きます。乗っていないときにも、
時々車のドアや窓を開けるなどして、車内の空気を入れ換え、少しでも早く異臭が取
れるよう、まずは工夫してみてください。

 また、ボーナスが出れば、大型家具や電化製品も購入したくなりますが、それを包
装しているパッケージやビニールにも、要注意です。もちろん、倉庫に保管されてい
る商品の場合は、パッケージに積もったほこりにやられちゃう場合もありますよ。

 大人は平気でも、敏感なお子さんもいますので、新品を室内に入れたり接すること
で、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、咳など、いつもと違うサインが出ていないないか
には、要注意です。

 そして、アレルゲンにならないようにと気をつけながら買っても、異臭が気になる
場合もあると思います。でも、消臭剤では、においを消せても、化学物質自体を減ら
す事は出来ません。そこで、そんな時は、化学物質の吸着効果が高く、安心素材の
室内炭を置いてみることをおすすめします。

※おすすめ商品でもご紹介しています。      室内用の置き炭   



子供の手の荒れ


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 ママの中にも、手荒れに悩まれている方は多いと思います。大人の場合は、台所
の合成洗剤を止めて、石けん成分の商品に切り替えると良くなる場合がありますし、
もしかしたら、手荒れを防ぐために使用している、手袋がダメな場合もあります。

 子供の手荒れの原因は、これとはまた、別の所にあり、保育園や幼稚園に入った
頃から、手がひどく悪化する子も多いです。

 また、これからの時期には、乾燥から皮膚の表面を保護する働きをする、皮脂が
出にくいアトピーっ子たちは、しもやけやあかぎれもひどくなって、手荒れがより
深刻になりますので、少し手荒れについて書いておきますね。

 一番よくある話が、消毒液が刺激になっている場合です。

 一般的な、石けんに比べて、殺菌成分を含む消毒液や、ミ○ーズのような除菌用
の石けんは、肌への刺激が強いのです。

 おまけに困ったことには、子供が自分だけで手を洗う場合は、ちゃんとすすがない
子も多いから、成分が手に残って、より刺激を与えます。洗いにくい、柔らかな手の
またなどが、かゆくなったり、湿疹が出ている・・・なんて経験はないでしょうか。

 もしかしたら、薬品が残って、刺激になっているのかもしれませんよ。

 まずは、指の間まで、上手にすすぐことが出来るよう、やり方を教えてあげ、幼い
ときから、時々洗っている様子を、チェックしてあげて下さいね。

 また、園の先生に、かぶれている可能性があることをお伝えして、園全体の石けんを
替えてもらうか、無理なら、マイ石けんを持参する許可をいただいてみてくださいね。

 また、手が荒れていて、痛みがあって、ちゃんと洗わないこともあると言う事情を
説明しておくと、たまに洗うのを大目に見てもらえて、いいかも。

 幼児は、うまく説明できないので、アトピーに関わる事情は、先生に誤解されないよ
う、ちゃんと伝えておきましょう。

 他にも、幼児の集団生活の中には、手が荒れてしまう原因がたくさんあふれています。
 砂遊びや鉄棒で、金属に反応する子、粘土や絵の具、のりのような、工作素材に反応
する子、あるいは、園の動物やそのお世話で反応する子もいることでしょう。

 触ってすぐ、じんましんが出た(我が家では生卵と猫でした。)、すぐかゆみが出た
と言うような、明らかで急激な因果関係があるものは、さすがに止めるか、やり方を変
えるよう、先生と話し合う必要があると思いますが、

 手が荒れるから、遊んじゃダメ!

 では、子供の心も萎縮してしまいますので、ある程度は大目に見ながら、手の様子に
気をつけておきましょう。

 遊んだ数だけ、手洗いが待っています。

 少なくても、自分で工夫するの余地がある、「手洗い」に配慮していくことで、少し
症状が改善するかもしれませんよ。

 手荒れをほっておくと、単にひどい状態になると言うだけでなく、水がしみて痛いか
ら、子供は手をちゃんと洗わなくなり、汚れた手のまま生活すると、風邪や下痢などの
病気にかかる一因にもなってしまいます。

 幼児の手は、柔らかでしっとりしているものですが、あとぴーっ子の場合は、皮膚を
守るための皮脂が出にくい子が多いので、少しかさついたり、手の甲の一部が×印に
切れ始めたら、ケアが必要。

 肌の状態がひどくなる前に、朝お出かけ前と夜寝る前に、ハンドクリームで保湿して
あげるだけでも、ぜんぜん違いますよ。

 幼稚園以上の子なら、自分で塗るよう、習慣づけも開始しましょう。湿疹が良くなっ
た後も、手荒れやたまにかゆみがでることは、アトピーっ子には、よくあることです。

 自分の体は、自分で守る。アトピーっ子には、そんなたくましい自立心も必要ですよ。

 また、小学校以降は、熱心にがんばっている習い事から、手が荒れることもあります。
 吹奏楽で金管楽器を担当している場合なら金属、体操なら、タンマと呼ばれる、白い
粉の炭酸マグネシウムなどに、手がかぶれたりもよく起こります。

 他にも、文房具が一因になる場合や、教室のワックスがけのような掃除用薬品など、
手に触れるもの全てに心配していると、もう、何も出来なくなって、困ります。

 でも、手の荒れは、接触して皮膚炎を起こしている場合が多いから、原因を見つけや
すいものです。普段、よく触れるもの、長く使っているものについて、一度、家族で考
えてみてはどうでしょうか。悪化の原因を、取り除くことが可能なら、ラッキー♪

 そこからお子さんが楽になれるではありませんか。あきらめずに観察してみましょう。

     かわいい服、あったかグッズ 


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 ずいぶんと昔のことなのに今も覚えているのでずが、まだ小学生の頃、母がかわいい
セーターを買ってくれました。

 タートルネックで、きれいな色がいろいろ編み込んであるニット素材のものです。

 ところが着た途端、チクチクして、とても痛いのです。「お母さん、これ着たくな
い。チクチクする。」母は、そんなハズあるもんですかと言う感じで手に取り、しばら
く手触りを確かめてから、「気のせいだからしばらく着てご覧。そのうちよくなるよ。」
みたいなことを言いました。きっと娘に似合いそうだと、高くてかわいい物を買ったの
で、着ずに捨てる羽目になるなんて、考えたくもなかったんでしょうね。

 でも、洗って着ても、やはり痛いものは痛い。結局ほとんど着ないうちに、大きくな
ってしまいました。

 また、タイツもマフラーもつらかった。ちょっとした起毛が、肌を刺したのでしょう
ね。当時、私は、アトピー肌でも何でもない、普通の子でしたが、肌が敏感だったのだ
と思います。

 みなさんにも、こんな経験に、心当たりはないですか?

 クリスマスから新年にかけて、女の子の場合は特に、かわいいとびっきりの服を着せて
やりたくなります。

 でも、手首や襟元のフリルと言えば、しっかりきれいな形が残るようするために、堅くて
肌を刺す素材が多いし、そのほとんどは、化学繊維製です。

 柔らかな首筋には、特に刺激になるから、買わないのが一番ですが、もう買った場合には、
いきなり長く着せるよりも、試しに短時間着せてみて、様子を見ましょう。

 子供が痛がれば、ガーゼハンカチを襟元などに、軽く縫いつけておくなどの工夫をして
あげましょうね。

 また、防虫剤を入れて、前の年から保管していたものは、何日か前にだして、陰干しにし、薬剤
を少しでも揮発させておくことをお勧めします。
 
 かわいいからつい買ってあげたくなる乳幼児の衣服ですが、アトピーっ子の場合は、
肌に優しい素材や形状を優先させてあげましょうね。



.子供の衣類・ママの衣服


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 アトピーっ子の赤ちゃんや幼児は、とっても肌が敏感。もちろん、綿100%の衣類
を着せてますよねっ!ケバだったり、固いのも、敏感な肌を刺すから気をつけてと言う話を前回描きました。

 とりわけ、気になるのは、赤ちゃんの場合です。

 一番肌が柔らかい時期なので、フリルやマフラー、起毛生地の防寒着や寝具(毛布なと゛)で刺激しないよう、
肌に優しい生地を選んであげてください。

 時々、寒いからの親心で、不必要に防寒グッズをはおらされている幼い子にお目にかかります。タイツや
ソックスも、本当に必要でしょうか?ニットの帽子も、薄い地肌にかぶらせたら、かゆくないのかしら?

 柔らかなブランケットなどでくるんで十分なら、無理に肌を刺激するものを履かさなくてもよいので
はないでしょうか。

 赤ちゃんは言葉がでないので、衣服の不快感を表現出来ないから、泣くしかありません。よくぐずるのは、
服でこすれていたいのかもしれませんよ。これから寒くなると、ちょっとはおらせる上着や、帽子、ソックス、タイ
ツ、マフラーの、少しのチクチクやゴワゴワが、子供の肌には痛いんです。

 そして、あたたかいからと、毛糸やフリースの衣類や小物を、うっかり着せていませんか?

 大人の感覚で、手触りに問題がないように思えても、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり
子供が着るのを嫌がる衣類にはワケがあります。襟元に装飾がある女児の服も、慎重に
選びましょうね。

 また、案外忘れがちなのが、ママの服。赤ちゃんがほっぺやおでこをこすりつけても、刺激に
ならないような素材を着ていますか?だっこが多い赤ちゃんを育てているママは、自分
の衣類も、綿が基本ですよっ!

こちらにも類似の話を、違う視点で書いています。


お正月後について 


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 暮れからお正月にかけては、生活が不規則になりますし、普段食べていない食材を、口に
する機会も増えてきます。

 また、気をつけて食べさせたつもりでも、食べ慣れない物や油っぽい物、甘い物の食べすぎ
が、どうしても多くなるのは、仕方ないのかもしれません。

 おまけに、家族で終日ゴロゴロと、暖かい部屋でのんびり過ごせば、暖房器具の種類に
よっては、部屋も乾燥してしまうので、皮膚もまた、乾燥気味になり、お正月が終わる頃には
すっかり肌が荒れてしまったと言うお子さんもいるのではないかと思います。

 皮膚がちょっとガサガサしたり、赤くなったり、湿疹が一時的に増えることは、こんな時期には
よく起こることなので、「悪くなったわ」と、あわてずに、ここから、早くいい状態に戻してあげ
るよう工夫していきましょう。

 ところで、逆に、こんな時に、一番してはいけないことは、早く治そうとして、目新しい治療法に飛び
ついてしまうことです。

 素人考えで、子供の病気を、あれこれ いじくり回すと、ただでさえ、皮膚の状態が悪化し
やすい冬の時期は、とんでもなく悪化することがあるから やめようね。

お正月後は、誰もが悪化しやすいものですから、あわてず冷静に治療していきましょう。


お正月後の食べ方も参考にしてね



暖房の季節です

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 暖房器具を長時間利用する時期がやってきました。最近は、高気密・高断熱をうたう
住宅が増えてきましたので、ちょっとした暖房だけで、室内の湿度が30%以下になる
場合もあるそうです。

 実は、肌の保湿能力が低い場合が多いアトピーっ子は、乾燥した室内で過ごすことで
皮膚の潤いが奪われやすく、ここから かゆみやカサカサが始まる一因になる事もある
ので、気をつけて!

 意外なことに、石油ストーブやファンヒーターのような、燃焼系の暖房器具の場合は
水蒸気も排出されるために、室内の湿度は安定しています。

 気になるのは、電気系の暖房器具です。

 オイルヒーターやエアコン、ホットカーペットや電気ストーブなどは、空気がクリー
ンで、やけども少なく、乳幼児向けの暖房だとされているのですが、加湿せずにこれら
の器具を使い続けると、部屋がどんどん乾燥していきますよ。

 乾燥から、アトピーを悪化させないために出来ることの一番は、まず、湿度計から。
子供の滞在時間が長いリビングには必ず置いて、普段から気にかけておきましょう。

 目安としては、40%以上の乾燥を避けることです。

 構造上、乾燥しやすい部屋には、やはり加湿器も必要かもしれません。加湿器は、程
良く湿度を上げることが出来て便利なグッズですが、使用時は、使用説明書をよく読
んで、適切に水かえや掃除のようなメンテナンスをしながら使ってくださいね。

 でないと、時には、手入れが悪くて、カビの菌が繁殖した汚水を、室内にまき散らす
という事態も起こりかねないからです。
 
 そんなに乾燥がひどくない場合や、とても加湿器のお手入れは無理と言う場合は、
ぬらしたバスタオルを干したり、煮炊きをすることでも、加湿を補う事が可能ですの
で、試してみてください。また、見た目は良くありませんが、室内に洗濯物を干すと
言う手もあります。

 ご家庭の事情に応じて、暖房時には、加湿を心がけてくださいね。


あごのかぶれ・おむつのかぶれ


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 あごやお尻が、赤くかぶれていませんか?

 寒くなってくると、気温が低いのと、汗をかかないのとで、よだれでぬれたスタイは
いつまでもビトビトですし、おしっこの回数や量が増えて、おむつの中がしめった状態
が起こりやすくなります。

 なので、あごやお尻をかぶれさせないためには、冬場は、夏よりも たくさんの回数、
こまめにスタイやおむつを替えてあげるといいんですよ。

詳しくはこちらに書きました。

※おすすめ商品で、より肌に優しいオーガニックコットンの衣類をご紹介しています。

  スタイ       タオル      カバーオール 



  赤ちゃんと冬の敷物類のお手入れ
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 ベビーふとんにしろ、こたつにしろ、育児に慣れない頃はよく、赤ちゃんのよだれや
吐いたもの、お昼寝のおもらしなどで、よく敷物を汚しました。

 そこで、我が家の敷物は、洗濯機で洗えるサイズや、肌に優しい素材を目安に選んで
いました。

 もちろん、洗うと定期的に布団類のダニを洗い流せると言うメリットもありますよ。

 例えば、こたつふとんを肉厚のベルベット素材や、裏が起毛の毛布タイプにすると
見た目が豪華なのですが、家庭で洗えないし、顔をこすって刺激になる事もあるので、
あえて少し薄手で、表面が綿素材の商品を選んで、買うのです。

 この時、薄いとどうしても保温性が悪くなるので、キルティングなどの一枚物の
カバーを重ねがけしています。

 ダニの餌をなくし、掃除の手間を省くために、「食べたり飲んだりするのはテーブル
だけ!」と、しつけましたが、それでもこたつふとんを汚す場合は多いので、カバーは
気軽に洗い、こたつふとんも、冬の間に何度か洗うようにしています。

 フローリングの場合は、何か敷いておかないと床が冷たいのですが、ダニが気になる
じゅうたんは敷きたくなかったので、中綿が入った、1M四方サイズで綿素材の綿入り
マットを何枚か買い、必要な場所に飛び石のようにスポット置きして、お昼寝やお遊び
時に活用し、汚したりほこりが気になると気軽に洗っていました。

 冬場は、夏ほど洗濯物が乾かないので、洗うのがおっくうにならないよう、洗いやす
い大きさや厚みのファブリックを選ぶのがコツだと思います。



新入学・入園について

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 1月の終わりから2月にかけては、ちょうど新入学・入園に関わる、物品販売などが
始まっている時期だと思います。

 食べ物に不安を抱えているご家庭では、おやつのことや給食のことが気になります
し、制服があれば、汗でかゆくなったり、かぶれないかと心配です。また、喘息気味
のお子さんや、ダニやほこりに弱いお子さんは、飼育動物との関わり、学校や園の生
活環境なども気になりますから、考えるほどに、きっと不安でいっぱいになってしま
われることでしょう。

 そんな時はぜひ、学校や園に行く機会に、先生達と不安に思うことをお話しになっ
てみて下さい。

 当日は、長く待たされるほどにお子さんもご機嫌が悪くなってくるから、短時間で
上手に聞きたいことを話せるよう、事前にメモ書きをして行くといいですよ。

 また、可能な限りで、集団生活の現場を見せてもらうのもいいと思います。

 その後で、まだ不安に感じる部分が多いようなら、後日改めて電話などでアポイン
トを取り、今度は、お子さんを預けるなどしてから、お願いしたいことや、お尋ねし
たいことを、ゆっくり話し合われるといいですよ。

 お子さんを預かる側にとっても、何か事故が起きてから、「実は・・・」と言われ
るより、事前に知っておいて、対応がちゃんと出来るよう準備してから新学期を迎え
る方が、絶対安心なのですから、あまり遠慮されなくても良いのではないかしら。

 少しは交渉のコツのようなのもありますから、HPの「集団生活」の項目でぜひ
チェックしてみてくださいね。

 http://yoikomap.nobody.jp/shu.htm#b
 http://yoikomap.nobody.jp/shu.htm#d
 http://yoikomap.nobody.jp/shu.htm#si など、他にも全体をゆっくりご覧下さい。



     お歳暮
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 お歳暮に食べ物や日用品をいただく季節です。

 かつて、子供のアトピーの事で、神経がピリピリしていた頃には、合成洗剤や、亜硝
酸塩のような添加物がしっかり入ったハム類をいただくたびに、うちでは使わないし、
食べない商品なのに、こんな物を贈って欲しくない!無神経だ!!と腹を立てた事があ
りました。

 でも、贈ってくださる方は、たとえ我が家の事情を聞いていても、具体的に何がいけ
ないのかを把握出来ていないので、世間一般的に喜んでもらえる商品をやっぱり贈って
しまわれるようです。

 そこで、気持ちだけありがたくいただき、使いたくない日用品はバザーに出したり、
親や友達におすそ分けすることにしてきました。

 ただ、知識がなく、判断能力のない子供達に、一方的に「これは悪い商品だ」と言う
偏見を親が持たせてはかわいそうだと思うし、ましてや、いただいた物に、親が不平を
言ったり、粗末に扱うところを見せるのは、教育上マイナスでしかないので、素材とし
て食べられるようになったら、ハムなどは、一度ゆでこぼすなどして、添加物を少し減
らした上で、チャーハンや汁物の具に使うようにしました。

 お歳暮の贈り物に悩まされるなんて、ぜいたくな話ですが、自分が嫌な気持ちになっ
てはじめて、贈られる人の気持ちが少し分かりました。

 贈ることは、自分の生活へのこだわりを、相手に示すことでもあるんだなと気づいた
ので、それからは健康や環境のことを考えた品物を選んで贈るようにしています。



気毛布を使っていませんか?                
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 以前、卵のアレルギーやほこりがダメな子には、一緒に寝ているお部屋のみんなが
羽根布団を控えてみるといいかもという事を書きました。

 これに加えて、電気毛布をお子さんに使われているご家庭はありませんか?

 電気が体のすぐ下を通る状態は、血管が集まっている脳や生殖器、眼球などに
影響を及ぼしやすく、特に、幼い子への影響は大きいとも言われますし、何よりも、
寝ている間に、皮膚の水分を奪い、肌を荒らす一因になりますから、避けるのが
おすすめだと私は思います。(同じ理由で、ホットカーペットで、肌がガサガサに
なる事もありますよ。)

 どうしても、ふとんを温めてあげたいときのおすすめは、湯たんぽです。幼い子
は低温やけどを起こしやすいので、寝たら取り出すか、レンジでチン式などを利用
して、ぬるい設定で用心しながら使ってみてはいかがでしょうか。


冬の洗濯について                
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 冬にアトピーが悪化する、というご家庭は多いと思います。こんな時には、少しでも
肌への刺激が軽くなるよう生活の中を見直して、工夫してあげたいものですね。

 そんな時に、案外見落とされがちなのが、下着のように、まさに直接肌に触れる衣類
を洗う洗剤のこと。

 気温が低いと、衣類を洗う水も冷たくなるので、目には見えにくいのですが、どうし
ても、洗剤の一部が衣類に残りがちになります。

 たとえば粉石けんなら、洗濯の方法が適切でない場合は、使用する水が冷たいと、た
ちまち溶けにくくなって衣類に残留し、白い石けんカスが残って衣類を汚してしまうこ
とも起こりやすくなります。

 もちろん、粉石けんは、アトピーっ子の体に優しい洗剤ではあるのですが、いくら肌
に優しい洗剤といっても、成分がたくさん残っているようでは、肌の刺激になってしま
うことに、変わりないのです。

 かと言って、冷たい水にも溶けやすいとされる、合成洗剤を安易に使ってよいもので
しょうか?

 よく名を知られた市販の合成洗剤には、洗浄力を増すために、様々な助剤が含まれて
いますし、それが衣類に残留すれば、肌から吸収される事も起こるのです。

 ですから冬は洗い方を工夫することで、洗剤の残留を防ぎませんか。

 また、洗剤の量を減らす洗濯方法や、時には、洗剤を使わないで洗濯すると言う方法
もありますよ。

 冬の洗濯術について、より詳しくここからUPしました。
                
シックハウスや化学物質過敏症について
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 一時期、かなり大きく取り上げられていたシックハウス症候群ですが、最近では
めっきりテレビーの露出度が減ってきた感じがします。

 でも、メディアが報道しないから安全になったと考えるのは、ちょっと早すぎま
すよ。

 以前は、部屋の壁紙を張る時に使う糊剤に、化学物質過敏症の原因になるホルム
アルデヒドが含まれていることが問題になっており、これについては、確かに改善
されたようです。

 でも、化学物質が揮発するのは、この糊だけではありません。

 ボンドだけを取り上げても、家を構成する柱やパネル、壁材の板、フローリング
まで、自然素材でない素材は全て、接着剤でくっつけた合板の建材ですし、ユニッ
トバスや台所のタイル類を施工するためにも、接着剤が使われている事を思えば、
化学物質を排除した家を建てる方が難しいのが現実です。

 そのうち、「アトピーを発病する乳幼児の大半は、化学物質過敏症である」と言っ
た研究者の発言は、そんなに大げさな話ではなかった・・・と言われる時代が来るの
かもしれませんね。

 とりわけ、最近、新築なさったご家庭や、リフォームされたご家庭、そして、築後
すぐ入居したアパート、あるいは、内装をリニューアルして、きれいな状態のアパー
トへ引っ越されたご家庭では、「シックハウス」や「化学物質過敏症」に全くの無関
心ではいけないんじゃないかと思います。

 ちなみに、年末にかけては、新しく購入する家具、新入学の学用品など、新品から
出る化学物質も多い時期です。

 なのに、冬に向かう季節は、寒さから換気の回数がだんだんと減って、化学物質を
含んだ空気が、室内によどみがちになります。

 大人には平気でも、赤ちゃんや幼い子ほど影響が大きい化学物質を、安易に室内に
貯めてしまわないために、まずは換気を心がけてくださいね。


※ 住宅のリフォームに伴う化学物質について、こんな事もブログに書きました。                 

※化学物質を吸収する炭で、空気をクリーンにすることも出来ますよ。こちらから