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  part1

 マヨネーズより塩もみ

アトピーっ子の体に優しい食卓

 ・市販のタレ類を使わないこと&化学調味料について

 
・豆腐

 ・果物
 
 おやつについて
(焼きおにぎりレシピ)

 アトピーっ子向け甘味料

 ココナツクッキー

 肉や卵ばかりが栄養だなんて考えないでいいんだ

アレルギーに関わる食材は、質のいいものを選ぶ

 食べ物全般 2

 PART2へ




 アトピーっ子に優しい食べ物やレシピをご紹介している、
 「卵と牛乳なし!アトピーっこにうれしい野菜たっぷり料理」の内容を中心に、
 一部を抜粋して載せています。どうぞ、本編でも読んでみて下さいね。

 メルマガについて、詳しくはこちらから

  

      part1 食べ物全般  part2 夏   part3 秋  part4 冬  part5 春   

 
       食べ物全般   ・  


マヨネーズより、塩もみを

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 一人目の子がじんましんを起こした食材の一つに、マヨネーズがあります。

 当時、アトピーという病気は、我が子とは関係ないと思っていたし、我が子に卵
アレルギーがあることにも気づいていなかったので、なんと離乳食の献立の一つに、
マヨネーズで和えたポテトサラダを食べさせてしまったのです。

 いくらゆで卵がOKでも、生卵が原料のマヨネーズは、本来なら一番慎重に試す
べき食材ですよね。でもあの頃は、同じ卵でも、アレルゲンの強さに段階があるこ
とも知らず、本当に無知で、悔しいほど無防備でした。

ですから、なぜさっきまでご機嫌だった我が子が、突然、食事を投げ出して火がつい
たように泣き出すのか理由がわかりませんでしたし、みるみる はれ上がっていく
口元を見た時も、何が起こったているのか理解できず、親子でパニクリましたよ。

また、マヨネーズには、たくさん油が含まれますから、消化吸収と言う意味で、幼い
アトピーっ子の体に負担をかけますし、野菜の味より油の味の方が、どうしても優る
ので、野菜好きより、油っこい味を好む味覚を育ててしまうデメリットもあります。

ですから、出来れば 卵を使っていない代用マヨネーズも使い過ぎない方がいいと
思いますよ。

では、幼いアトピーっ子に、おいしく野菜を食べさせるにはどうしたらいいのか?

その答えの一つが、以前書きました「おひたし」や「酢の物」ですが、もう一つ、究
極の食べ方があります。

それが、塩もみです。

使う調味料が塩だけだから、制限があってもへっちゃらですし、ちゃんと日光を当てて
育てた旬の新鮮野菜で作れば、大人が食べてもかなりおいしい♪特に、野菜の味を覚え
させてあげたい赤ちゃん〜幼児さんには、ピッタリな調理方法ですよ。

この時に使って欲しいのが、自然塩です。調理の時に、さっと取り出して、パラパラ
ふりかけて便利に使える塩を使っているご家庭も多いと思いますが、これは化学塩
(通称、食塩)です。

この食塩と自然塩の一番の違いは、食塩が「にがり」をほとんど含まない塩なのに対し、
自然塩は、にがりをたくさん含むので、ミネラル成分が、調理のおいしさに絶妙なうま
味を添えると言う部分です。

そんなに高価な自然塩ばかりを使わなくても大丈夫!我が家では、気軽にたくさん漬け
物などで使う安いタイプと、少量使って味を楽しむ高いタイプの二種類を買って、料理
ごとに使い分けています。

ネットで作り方もご紹介している作り方もご紹介しているので、ぜひ、塩もみを夏の定
番料理に加えて下さいね。

塩もみでつくる料理の例       

自然塩をおすすめ商品でご紹介しています。
                   

※塩の違いについて、もう少し詳しく  

※卵のアレルギーについて、以前書いた部分はこちらから


           
アトピーっ子の体に優しい食卓


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 昭和の初め頃の、「ふるさとの味」について調査して書かれた本から、秋祭りのごちそうをご紹介しますね。

 例えば、

  寿司、刺身、酢の物、汁物、天ぷら、煮物、焼き魚

 その他のページをめくってみても、

  うどん、おこわ、寿司、煮魚、吸い物、なます(大根やにんじん)とか、

  煮しめ(根菜類や昆布)、赤飯、吸い物、煮魚、きんぴら、漬け物など、

ごくまれに、秋祭りだからと、鶏をつぶして煮物にしたりはあったようですが、流通
手段が、今ほど発達していなかった頃は、もっぱら、地元で取れる魚と野菜が、秋祭り
のごちそうを彩る主役だったようです。

 まぁ、なんて地味な。。。そう思いますよね。料理の数こそ多いけれども、とてもご
ちそうとは思えない素材ばかりが並んでいます。でも、実はこれが、日本人の遺伝子に
刻まれてきた食生活で、これらなら、アトピーっ子にも無理なく食べられる、体に優し
いメニューの一例でもあるんですよ。

 私も、アトピーでずっこけた最初の頃は、何とか他の子と、同じ物を作ってあげよう
とばかりしていました。食べられない素材に頭を抱えながら、悪戦苦闘したのです。

 油で揚げないコロッケ、卵の入ってないマヨネーズ、小麦粉を使わないで作るパンや
ケーキなどなど。

 特殊な調理素材を探し求めてまで、現代的な洋風の食生活を再現することは、時間と
お金がかかる上、ある危険性を含んでいます。

 さてここからが、前々回の、お話しの3つ目の答です。

 つまり、アトピーでつまずいたときが、実は、食卓の中心を、よりアトピーっ子の体
に合う、和食へ切り替えるチャンスなんです。でも、面倒だからと、今まで通りの現代
的食生活(特に、洋食中心の)を、続けていくと、一体どうなるのでしょうか?

 数年たちます。

 乳幼児のアトピーに関しては、今と同じ状態のかゆみや湿疹が、ずっと続く子の方が
少ないので、アトピー性皮膚炎は、ケロリと良くなっている子も多いと思います。

がっ!・・・・

 さらに数年たって、食欲旺盛な青年期に入った頃、乳製品や肉類が大好きで、パン食
中心。当然料理も、フライや炒め物のような、油っぽい食事ばかり好む子になっていた
ら、ニキビや花粉症に悩まされたり、時には、成人性のアトピーを再発・・・・なんて
ことが、起こってしまう可能性は大!!

 と言う事。

 大きくなった後からは、食べ物の嗜好性を変えることはとても難しいので、幼児期に
自分の体に優しい、和の食生活に親しんでおくことは、とても大きな意味を持つんです。

 和食の料理の一つや二つは、知っていて、絶対ソンはない!!ベテラン主婦になった
今、しみじみ思うのです。


 市販のタレ類を使わないこと・化学調味料について


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 中華料理店で外食し、アレルゲンになる食材が入っていないものを注文したのに、
湿疹が悪化した、後で下痢した、気分が悪くなったなどの経験はありませんか?

 一つには、うま味成分として、エビ、カニ、ホタテなどの貝類などの魚貝のエキスが
よく使われているので、これらがダメな場合が、まずは、考えられます。

 もう一つは、(結構こっちの方が、ダメな人が多いと思うのですが、)化学調味料
の問題です。 

 中華料理やラーメンは、一般的に、化学調味料が多めに使われることが多い献立です。

 化学調味料をたくさん摂取して起こる、健康被害については、味覚障害を始めいろい
ろ言われていますが、化学調味料 そのものへのアレルギーも存在します。

 大人でも、下痢や吐き気などを起こすこともありますので、乳幼児期には、出来るだ
け使用しないのが賢明ですよ。

 と言うのも、タダでさえ、私達の食生活の中には、気づかないうちに化学調味料が
使われているものなのです。

 例えば、味付けのりや納豆のタレにだって、「アミノ酸など」の表示で、化学物質が
含まれてはいませんか?

 わざわざ使った覚えがなくても、知らない間に摂取してしまう。それが化学調味料の
気になるところです。普段から、摂らないよう心がけておきましょうね。

 もちろん、レトルトの中華の素や、市販の中華ソース、中華調味料のスープ用の粉末
や固形商品なども同様です。

 食事の制限があるお宅では、これらを使わないのが賢明ですし、どうしても使う場合
には、裏の表示を確かめる注意が必要ですよ。  9月号では、中華レシピも載せています。


 豆腐

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 豆腐は、良質のタンパク質を含む食品です。

 大豆も栄養価の高い食品ですが、豆腐に加工することで、消化吸収がよくなり、
離乳食にもピッタリなので、卵や牛乳が食べられない場合に、料理初心者のママが
便利に利用できる食材として、ぜひ活用してくださいね。

 ところで、豆腐は大豆が原料ですから、より安心して食べられる商品を購入しよ
うと思えば、ポストハーベスト(収穫後農薬)を施されて、運搬や貯蔵されている
可能性がある輸入大豆より、国産大豆を原材料に使用した商品が安心!

「国産大豆100%」と表示されている商品で、「にがり使用」、「消泡剤不使用」
などを表示した商品を目印にするか、信頼できるメーカーや店舗で売られている商品
を買うのがおすすめです。

 一般的には、木綿豆腐を買う方が、栄養をより効率よく凝固させている場合が多い
のですが、値段が高くてこだわりのある絹豆腐の中には、濃い豆乳液で作られている、
良質な商品もあります。

 同じ会社で、同じ値段の木綿と絹を比べると、絹の容量が、2〜30g小さいのに
気づくと思います。その分が凝固されずに、ロスしているわけです。 

 ただ、離乳食に使うのには、絹の方が舌あたりがいいので、好まれる事でしょう。
私は、炒め物には、木綿、すまし汁には、絹と言う風に、調理法によって使い分けて
います。

 夏におすすめの調理方法としては、冷や奴、白あえ、炒め物、中華スープなど。

 冷や奴を赤ちゃんに食べさせるときは、生のまますぐ与えず、念のために一度軽く
ゆでて殺菌し、さましたものを食べさせてね。少し大きな子には、ショウガのすり下
ろしや、シソを添えてあげると、殺菌や解毒の作用があり、夏の生ものには安心です。

 夏は、ぜひ白あえもレパートリーに加えてくださいね。和風のマヨネーズや、ヨー
グルトソースかけの感覚で料理に使うといいですよ。

 ゆでた青菜にからめてもいいし、ゆでたブロッコリーやアスパラガスなどのような、
洋野菜にだってマヨネーズをかける感覚で、白あえのソースを、何にでもかけてから
めれば、おいしくいただける調理法です。

 ●白あえソースのだいたいの目安

 (甘い素材には、砂糖控えめで使い、味がついた煮物とあえるときは、塩味が
 付いているので、塩控えめで作ります。)

 豆腐 1/2〜1/4丁に対して
 白ゴマ  大さじ1/2〜2
 砂糖   小さじ 1〜3
 塩     小さじ 1/4〜1/2

 白ごまを入れる分量を増やすと、コクがある、まったりとした味付けになりますが、
ゴマの入れすぎは、幼い子の体の負担にもなるから程々に。

 市販の白ごまペーストを使えば、よりなめらかに仕上がります。

 簡単に作れる豆腐のレシピは、本編にいろいろのせていますので、読んでみてね。

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 冷たいものを取りすぎたり、野菜不足で、夏バテしていませんか?

 8月号は、モロヘイヤや冬瓜のような、夏野菜を使った簡単レシピの他に、暑いとき
には、パパっと作れる丼物を特集しています。夏は、手早く作ってしまいたいから、珍
しく、肉を使った料理も多いです。

 暑くても、ちゃんと食べさせてあげなくちゃ、ビタミンをはじめとするミネラルが不
足すると、肌の潤いや元気が失われて、湿疹が悪化したり、肌が、なかなかきれいに
復元されなかったりもありますよ。
 
 健康食品に頼らずに、ちゃんと食べて、内側から、アトピーを良くしていきましょう
よ。夏の調理の秘訣についても書いています。



 果物


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 近年、果物類の売り上げが極端に鈍っているそうです。原因はいくつか考えられるそ
うですが、一つには、不景気で、主食やおかずの素材は買っても、デザートをわざわざ
買わなくなったこと。なるほど、それはあるでしょうね。

 でも、気になるのは、果物を食べるのを、子供たちが喜ばなくなったことや、食べる
のが面倒だと言いだしたことです。給食でも、食べる手間がかかる果物の残量が多くな
っているそうで、本当に残念です。

 でも、子供が果物を喜ばない原因の元をたどれば、乳幼児期に親が食べさせなかった
から、好きな味として脳に印象が刻まれていないことがあるでしょうし、果物よりも甘
い、お菓子の与え過ぎで、果物より砂糖に、子供たちの舌がチャンネルを合わせてしま
い、果物にうま味を感じなくなってしまったこともあるのかもしれません。

 これは大変なことですよね。

 ほのかな甘味や酸味と言った、果物ならではの味覚をおいしいと感じられない、砂糖
の甘味が一番好きな子供が大きくなったとき、果たして健康でいられるのかしら?

 「子供がアトピーだと、食べられるものがなくて、おやつに困る。」と、ママは途方
にくれます。私もそうでした。

 頭の中には、アレルゲンを除去した、アレルギー対応のお菓子を、どこで買えばいい
んだろうと言うことばかり考えていました。

 でも、アレルギー用菓子だけでなく、季節の国産果物だって、幼児のおやつとし
ては、優等生なんですよ。

 と言うのも、旬の果物なら、アトピー肌を潤すビタミンもたっぷり含まれていますし、
体を元気にするミネラルや、アレルゲンを、よりしっかりブロックできるよう、腸の働
きを助けてくれる食物繊維も含まれているんですもの。

 また、ぶどうやくりの実の皮を、工夫してむいて味わう行為は、子供の指先の感覚を
育て、知能も育ててくれます。「面倒くさいから、ぶどうは食べたくない。」と言う子
が、コツコツ取り組む、根気のいい子に育つことが出来るでしょうか?

 たかが果物。でも、果物から知らぬ間に、子供たちが学ぶことも多いものです。食べる
おやつがないからと、果物をしっかり食べさせられるアトピーっ子って、実はとっても
ラッキーな事だったんですよ。

 みかんなどの柑橘類、りんご、かき、なしなど、ただ今が旬の果物です。乳幼児を育
てているママは、おやつの選択肢の一つとして、果物をぜひ食べさせて、味覚も知能も
育ててあげてくださいね。




 アトピーっ子の離乳食について 


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 メルマガの6月号では、私が工夫してきた、アトピーっ子向けの離乳食について
書いています。



いくつかコツがあるように思うのですが、今回は、離乳食を進めていくスピードに
ついて書いている部分から、一部分を載せますね。

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 先週、アトピーの疑われるお子さんは、こんなペースで食べてみてねという目安
について書きましたが、あれだけを読んで、忠実に実行しようとすれば、「毎日、
何を食べさせていいかわからない」と、頭を抱えてしまうママもいると思います。

 でも、あのくらいのペースが、ちょうど体に合うアトピーっ子もいる事を知って
欲しいのです。

 一般的な離乳食の進め方しか知らなければ、離乳食が進むにつれて、湿疹がどん
どん増えたり、じんましんを起こしてしまう、うちの子のような赤ちゃんも、多い
のではないでしょうか。

 先週の目安は、あくまで参考にして下さい。食べられるかどうかは、ものすごく
個人差があるのです。

 アトピーっ子と普通の子とでは、離乳食の進め方に、明らかに違いがあることを
知って、ゆっくりしか 食材が増えなくても、全然あせらなくていいんだなと、ま
ずは胸をなで下ろして欲しいのです。

 もちろん、食材によっては、もっと早く進めても、大丈夫な子もいると思います。
あれは、厳密に守らなくてもいいんですよ。

 また、食べた後に、赤ちゃんの機嫌が良く、よく寝てくれれば、漠然とわかる
「体に合っている食べ物」の目安になります。

 近年、離乳食は、どんどん早い時期から進めていく傾向にあるようです。子育て
がはじめてのママほどあせりますよね。でも、よその子と比べないで!アトピーは、
食べられる時期が、遅いだけの個性だと受け止めると、気分も楽ですよ。

 ちなみに、 我が家では、鮭や背の青い魚も、結構早くから試していましたし、後
期からは、肉類も利用していました。

 逆に、卵と牛乳については、子供たち三人が、何度かじんましんを起こしたので、
1歳をさらに少し過ぎてから食べさせるのが妥当だったようです。

 メルマガの本文で、毎回、魚や乾物、豆類、いも類を、アトピーっ子向けの調理法
で、上手に食卓にのせるむコツも書いていますので、これらの調理法に慣れれば、成
長に必要な栄養は、毎日十分摂れているから、卵や牛乳の料理を、あえて食卓にのせ
る必要も感じなくなりますよ。

 そして、昭和以前の日本人の食卓に、卵や牛乳が、一般的ではなかった事を考えれ
ば、遺伝子的に、ここまで栄養豊かであることを、赤ちゃんの体が望んでいないのも
当然なんだと、思い当たります。

 離乳食は、体に合っていることを確かめながら、ゆっくり進めてね。



  おやつについて
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 幼い子のおやつタイムは、一日二回。少しでもしっかりとご飯を食べさせて、必要な
栄養を補いから、おやつの時間は、きちんと決めて与え、それ以外では、飲み物(お茶)
以外は何も食べさせず、「おやつまで待とうね。」が、我が家の方針でした。

 家事がたまって、気ぜわしい10時は、季節の果物や市販のお菓子を利用した簡単な
おやつで済ませます。

 手作りおやつは、もっぱら3時に。昼食の用意をする間に、下ごしらえしたり、お昼寝
している間に、できるだけ手作りしておいて出すようにしました。

 市販のおやつとしては、アレルギー児用の菓子の他に、昔からある駄菓子や乾物なら、
比較的添加物も油脂も少なくておすすめです。せんべい類や米菓子の他に、ふ菓子。
干しイモ、おやつ昆布、酢昆布、するめのようなものです。

 甘くなくて、固めの自然なおやつ、特に、乾物系で、固めのおやつなら、あごを丈夫
にして、アトピーっ子にプラス効果があります。
 
 米のアレルギーがないお子さんでしたら、ベビー用の柔らかなせんべいや、草加せん
べいのように、油で揚げないタイプの焼きせんべい、米菓子などが、手軽に手に入って
よいのではないかと思います。

 小麦がOKなら、プレーンタイプのクラッカーの様な、油分が少なく、甘くないおや
つや、フランスパンのように、卵や牛乳を使わないパンも食べてみて。

 もちろん、季節の果物も、しっかり体験させてあげてくださいね。皮をむくのが面倒
だからと、ぶどうやミカンを食べない子も増えています。最近では、親が食べさせない
でいるから、リンゴも嫌いと言う子が出てきたようです。

 季節の果物体験も、とってもたいせつな幼児体験の一つです。アトピーっ子だから、
食べられる物がないからと、仕方なく食べているうちに、実は、とっても貴重な味覚
体験をさせてあげているのかもしれませんよ。

 果物は、旬の国産品を、同じものが何日も続かぬよう、何種類か回転させながら食べ
させるのがおすすめ。

 それでもアレルゲンが心配な場合は、リンゴなどは少量の水と砂糖で色が変わる程度
に煮て、軽く火を通して食べれば、さらに安心です。

 ご飯を軽くついてすこし餅状にし、ゆでて刻んだ青菜を混ぜてハンバーグ型に成型し、
フライパンで焼いたり、卵なしのたこ焼きやお好み焼きを、野菜たっぷり加えて作るの
もおすすめ。面倒なら、おにぎりをおやつに出すと言う考えもアリです。

「甘い物がおやつ」と言う考え方を変え、時間を決めて、適量のおやつを食べさせてね。

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※アトピーっ子におすすめ商品に、市販菓子の項目もUPしました。  こちらから  


 最後に、一番簡単に作れる、しょうゆおにぎりのレシピをご紹介しますね。

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オーブントースターで作る、表面が固い、しょうゆおにぎりです。

シンプルな味だけど、結構おいしい♪おにぎりを大きく作りすぎると、高さが
あるから、中に火が通る前に、焦げやすくなるから気をつけて。


■ 作り方 ■

・平たい皿に、しょうゆを薄く、出しておきます。

・子供茶わん一杯分程度で、しっかりぎゅっと握った、小さめおにぎりを、皿の上で、
手早く転がして全体にしょうゆを付け、アルミハクを置いたオーブントースターで、
5〜6分焼き、表面が焦げたら(乾いたら)、上をひっくり返し、下面が焦げる
(乾く)まで、さらに、4〜5分焼きます。

●面倒でなければ、片面だけ、ハケなどでしょうゆを塗ってオーブンへ。上下を返す
ときに、もう片面にしょうゆを塗ります。




アトピーっ子向けの甘味料


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 アトピーっ子向けの甘味料について少し書いてみたいと思います。

 てんさい糖・・・サトウキビでなく、砂糖大根から作られたお砂糖です。腸に優しい
   から、赤ちゃんには特にお勧めします。大きなスーパーの砂糖売り場を捜せば、
   たいていどこでも手に入りますよ。料理全般に使ってみてください。

 はちみつ・・・カルシウム、鉄分、ビタミン類など、ミネラル成分をたっぷり含んだ
   栄養食品です。が・・・内蔵の働きが未熟な0歳児にはちみつを与えることで、
  「乳児ボツリヌス症」に感染する恐れがありますから、1歳未満は使っちゃダメ
   ジャムの代わりにパンに塗ったり、リンゴ酢と蜂蜜を水でわった、サワードリン
   クも、暑い時期には、おすすめです。国産で混ぜ物のない「純粋 はちみつ」が
   おすすめです。

黒砂糖・・・固まりで売っている物と、粉末があります。精製の度合いが少ない分だ
  け、ミネラルなどがたくさん含まれています。でもその分、白砂糖に比べて、同じ
  分量に含まれる甘味が少ないので、料理に使う時はやや多めに使います。また、色
  が付くので、きれいな色に仕上げたい寿司などには向きません。

 黒みつ・・・黒砂糖を少なめのお湯で溶くと、簡単に作れます。これからおいしい
      寒天を使ったデザートやわらびもちにかけて召し上がれ。

 氷砂糖・・・あまり利用されたことのない方が多いのではないかと思いますが、グラ
  ニュー糖の固形版で、サトウキビを精製した無添加のいい商品だと思います。じわ
  じわ溶けて染みこむので、主に、保存食作りに適しています。
   でも、我が家では、アメの代わりに、キャンディボックスに入れていました。
  着色料や香料まみれの市販のアメより、よっぽど良質な商品だと思いますので、お
  試し下さいね。

 メープルシロップ・・・カエデの樹から採れる樹液を煮詰めて作る自然食品です。
   ちょっと値段は張りますが、ミネラルが豊富で、いい香り。パンケーキなどのお
   やつにかけて召し上がれ。

 ノンオイルレーズン・クコ・・・おやつを作るときに、砂糖を増やす代わりに、ドラ
   イフルーツを加えることで、砂糖の取りすぎを防ぎます。手軽に手に入るおすす
   めは、有機栽培のノンオイルレーズン。レーズンは、油のかかっていない物を選
   びましょうね。蒸しパンに入れたり、酢の物に加えて甘味づけとして加えたり、
   栄養+甘味の二役として、おやつや料理に使ってみてください。


 アトピー♪おいしーカレンダー3月号より・・・ココナツクッキー

          


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 今月のレシピより、卵と牛乳を使わない、簡単に作れる、ココナツクッキーをご紹介
します。

 これは、上の話と関連して、アトピーっ子向けのひな祭りなどの、ちょっとした子供
達の集まりで、よその子と我が子が、一緒に楽しく同じものを食べてもらうためにと、
考えてみました。

 ココナツは、牛乳に似た風味を持つので、アトピーっ子用に利用されたことがある方も
いらっしゃると思います。

 液体のココナツミルクは、少量を料理に使うと、コクが出て、おいしいものです。

 でも、ゴマと同様に、脂肪分がとっても多いので、例え、アレルゲンでなくても、
安易に牛乳の代用にして、食べさせ過ぎないよう気をつけてくださいね。

 たまに食べるから、とってもおいしい・・・と言う感覚で、甘いクッキーを作るくら
いが、アトピーっ子には、ちょうどいいと思います。

 本文では、フライパンで作る、より簡単な手作りもご紹介しています。

 ブログでも、写真をUPしていますので、ご覧になってね。

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 ★オーブン焼きクッキー(食べられるまでに、約40分)★

 材料  約 10個分

 ココナツ  大さじ3(スーパーの製菓コーナーなどでも手に入ります。
       写真は、よりカットが細かい、ココナツファインで作っています。)
 小麦粉  大さじ6
 水  40cc
 砂糖  小さじ1.5(よそのお子さん向けに、普通に甘いのが良ければ、小さじ2)
 油  小さじ 1
 お好みで、有機栽培ノンオイルレーズン  適量
 

 作り方

・レーズン以外の材料をボールに入れて、よく混ぜ合わせる。

・オーブンのトレーに、こびりつきを防ぐ、クッキングシートを載せ、ここへ間隔を開
けながら、大きめスプーンで、タネを出来るだけ丸くなるよう、8〜10個、ポトンと
落とします。

・レーズンを入れる場合は、写真のように、レーズンを数粒、埋め込むように押し込み
ます。

・プレートを入れたら、オーブンを190度、20分に設定し、予熱なしで焼き上げま
す。

・出来たては、フワフワします。少し冷めてから食べると、外がカリッとしたクッキー
の出来上がりです。


肉や卵ばかりが栄養だなんて考えないでいいんだ
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 少し前の話ですが、北京五輪の陸上男子100メートル走で驚異の走りを見せて
金メダルに輝いたボルト選手のパワーの源は、母国特産品のヤムイモだったと、彼
の父が明かしたのが話題になっていましたね。

 ヤムイモはには、そんなパワフルな薬効成分があると地元では信じられている
そうです。

 ちょっと調べてみたのですが、実は、このヤムイモは、日本で売られている
「長イモ」の温帯型のものだそうです。

 アトピーを体験する中で、長イモもよく食べるようになった食材の一つなので、
少し種類は違うとはいえ、そんなにパワフルな食材だったなんてすごいなと、見
直しました。

 食事制限ビギナーの頃は、食べられるものがないからと、卑屈な気持ちで雑穀や
青菜、乾物を食べ卵が使えないからと、長イモで蒸しパンやかるかんのような
おやつを作りました。

 肉や卵、牛乳に比べて、これらの食材が劣っている、貧乏くさい食べ物だと
決めつけていたから、イヤイヤ仕方なく食べていたようなものでした。

 ところが、最近では、雑穀がヘルシーだとブームになり、舌が慣れたら、青菜のお
いしさがわかるようになり、乾物は、ミネラルの宝庫だと知ったら、今の食生活が、
うちの家族を健康にしてくれる、一番の食べ方なんだとわかりました。

 どうぞ、地味にコツコツ食べる野菜中心の食生活に自信を持って、胸を張って食卓
に出してあげて下さいね。



アレルギーに関わる食材は、質のいいものを選ぶ
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 同じ食材を食べさせても、「その日の体調や選んだ食材の質の善し悪しで、アレル
ギーの起こしやすさが異なる」と言うのは、ご存じでしょうか?

 アレルギーを起こしやすいのではないか?と疑われる食材を幼いお子さんに食べさせ
るときには、下のようなことに気を付けてみるといいですよ。

 また、一度OKでも、次もOKとは限りませんので、一度食べて大丈夫だったから
と、次でいきなりたくさん食べるのはNGですよ。

 何度も食べて、それでも問題がなかったら、それ以降は、ほどほどに食べていくと
いいのだと思います。

 そればっかりを食べ続けることは、本来はアレルギーがなかったものに、アレルギ
ーを起こすきっかけになる事があるので、お子さんやご自身の偏った食の嗜好には
気を付けましょうね。

  
●気を付けておくといいのは

・寝不足や花粉症気味など体調がよくないときは避ける。

・鮮度のよいものを食べさせる。(日付けが新しい商品。生の商品なら、空気にふれる
面積が少ない切り方。肉なら、ミンチよりブロック。魚なら、切り身より丸ごと。薄切
り刺身より、を買って、直前に切り分けるなど)

・飼育方法や加工方法にこだわりがある商品を選ぶ(スーパーに並ぶ一般商品より、有
機栽培の表示がある野菜。卵なら、平飼いや有精卵。乾物なら国産品の天日干しや無漂
白商品など)

 例えば、幼い子がトラブルをよく起こす卵にアレルギーを持つお子さんの場合、食べ
物での制限が取れる頃に、食べさせて試してみようと思えば、

 体調がよい日を選んで、
 鮮度が良く、
 抗生物質の投与や飼料に配慮がある(平飼いの)

 有精卵をまず使ってみてはいかがでしょうか。

 生で食べさせずに、しっかり加熱するのもお忘れなく。

※いきなりの食べ過ぎは、結構 危ない行為ですので、以前載せたことですが、こちら
もぜひ読んでみて下さいね。    http://yoikomap.nobody.jp/seigen-11.htm#110

※ブログにも載せたのですが、卵かけご飯のブームというのは、アレルギーでの事故に
になる場合もあるのではと、気になっています。詳細は、こちらから読んでみて下さ
いね。           http://fine.ap.teacup.com/yoiko/112.html


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