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 安全な食器

 赤ちゃん→幼児→幼稚園以上の年齢によって、やっていい事悪い事

 ・生活全般 1













































  


 アトピーと、もっと上手につき合っていくために、生活の中で
 出来る工夫って、実はたくさんあるんですよ。
 
 ちょっとしたコツや工夫をここから見つけてくださいね。



スキンケアについて  かゆみについて  生活全般で  暑い頃に 寒い頃に 季節の変わり目に 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
生活全般で
  
行事や普段の生活の中で気にかけて欲しいことや、
             出来る工夫について載せています。
     

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 お子さんと秋を満喫しにいきませんか?
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 さわやかな秋の季候が良い頃に、お子さんと野外に出かけませんか?空気のよい
所で子供と楽しく過ごすのも、親子で気分をリフレッシュできるから、アトピーに
は絶対プラスだと思います。

 でも、ハチの活動が盛んな季節なので服装には気をつけて。山で気をつけること
や、山歩きしながら拾った素材で作れるリースを写真入りでご紹介しています。
  こちらから
           
 ハチ毒、薬物、食べ物によるアナフィラキシーに有効なエピペンを、以前ご紹介
しています。知識として知っておくといいですよ。こちらから
   
            

金属アレルギーに、気をつけて


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 みなさんの中にも、結婚指輪のグルリがむずかゆかったり、ネックレスのえりまわり
が、なんとなくかゆい人はいませんか?

 私がまさにそれなので、念のために出来るだけ貴金属を身につけることを控えるよう
にしています。

  欧米では、宝石は、お守りや魔除けのような意味も持つので、幼児期から宝石を
身につける習慣があるようですが、日本では、そんなに習慣として根付いていないので、もし
アレルギーが気になるなら、あまり強い興味を、アクセサリーに抱かせないためにも、
デザインがかわいいと言うだけで、材質が粗悪な商品を、幼い子に、数多く買い与えな
いようにするのもいいですね。

 また、歯科矯正で金属を歯に取り付けたり、虫歯の治療で、かぶせものをしたりが
あるかもしれません。
 
 ところが、口の中にある金属は、汗以上にいつもしめった状態に置かれますので、一
度過敏になってしまうと、症状も深刻で、大変なことになってしまいます。

 そこで、念のために、アレルギー症状の起こりやすいお子さんは、少し割高になって
も、金属アレルギーの起こりにくい素材を、医師と相談して使用されることをおすすめ
しますよ。

 
アトピーと虫歯
             
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 アトピーっ子には、虫歯が少ないとよく言われますし、実際にうちの子も、ちゃんと磨いて
いない子もいるんだけど、案外、虫歯にならないんだなぁ。

 もちろん、秘密があるんですよ。虫歯になりにくいのは、アトピーっ子の体に優し
い食べ方にあります。新聞記事から、一部を引用させてもらいながら、我が家の食
べ方と比較して書いてみますね。

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●歯によい食べ物・食べ方

 ・歯を作る、カルシウム、リン、ビタミンD・Kを含む食事は、ご飯、焼きのり、
納豆、小魚のつくだ煮、みそ汁などです。・・・(^_-)おーーー、我が家の朝の定番。

 ・よく噛むと、あごが丈夫になると共に、だ液がたくさん出て、口中の細菌を洗い、
虫歯を防ぎます。・・・(^_^)v 乾物や根菜類のような繊維が多い食べ物や、固い食べ
物も多いから、しっかり噛んでますよぉ。

 ・野菜を食べると、歯の汚れを落とします。・・・(~o~)もちろん野菜は、アトピー
っ子の基本ですから、バッチリ!食物繊維で歯ぐきをマッサージするから、野菜が歯に
いいと書かれた説も、読んだことがありますよ。

 ・お茶のカテキンは、殺菌・抗菌効果の他に、少量のフッ素も含んでいます。うがい
をすれば、予防にもなります。・・・(@_@)もちろん食事のお供は、お茶ですとも。で
も、うがいまではしてないな。フッ素とは、初耳でした。

●歯に悪い食べ物・食べ方

 ・スナック菓子、甘い物、油が多すぎる料理も、カルシウムの吸収を阻害します。
また、清涼飲料水には、リンと糖分が多いので、歯を弱くします。・・・(-_-;)これら
は、アトピーっ子にもよくない食べ物ばかりなので、幼児期には、特に気をつけていま
した。一般家庭と比べたら、今も、かなり消費量は少ないと思いますね。

          朝日小学生新聞の別冊「朝日おかあさん新聞」5/20号より

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 いかがでしたか?気になる項目はなかったですか?

 アトピーっ子の体にいい食べ方って、虫歯も予防できる、優れものの食べ方なんです。
いくら磨いても虫歯になる場合は、先天的な体質もあるのでしょうが、飲み物やおや
つで、知らぬ間に砂糖を摂りすぎている場合も多いそうです。

 アトピーも、歯も良くなれるよう、食べ物に気をつけてあげて下さいね。

長い休みに、お手伝いを

.....................................

 子供に、お手伝いさせていますか?

 アトピーだからと、清潔に環境を整え、食べ物に気を使って、過保護に我
が子を守ってあげられるのは、実は、長くても高校卒業までです。

     と言うのも、

私たちのかわいいアトピーっ子たちは、湿疹が治まったても、遺伝子情
報が変化するわけではないので、花粉症やアレルギー性鼻炎のような、軽い
アレルギー症状を、時には起こしながら成長していくことになるのです。

     そこで、

親元を離れても、体調や環境を自分でコントロールできるよう、自分の体
合う食べ物を選び取って調理したり、身の回りの整理整頓が出来たりする
たくましい生活能力があるにこしたことはありません。
    
就職や進学で親元を離れ、生活が乱れた途端に、成人アトピーを発病・・・
では、全くしゃれにもなりませんよね。

     ところで、

幼児期から、勉強や習い事に忙しい今の子供たちですが、勉強しかさせない
子と、手伝いのような体験学習もさせる子とでは、ある時期から、学習能力に
差が出てくるのだそうです。

応用力も求められるお手伝いは、頭を別の角度から鍛える手段でもあったん
ですね♪

     ちなみに、

お手伝いはじめの適齢期は?と言うと、親の手伝いを進んでしたがる、幼児期から。
4〜6歳なら、配膳、花の水やり、風呂掃除、洗濯物しまい・たたみなど。

小学生になったら、それにプラスして、部屋の片づけ、洗い物、洗濯物干し
料理など、長いお休みの期間を利用して、一つ一つ年齢に応じてやり方を教え、
ちゃんと一人前の仕事が出来るように見てやり、終わったら必ず「ありがとう。」と
お礼を言ってほめます。

お手伝いしてもらうことは、ついしかることばかり多くなりがちな、我が子
に活躍する見せ場を設け、ほめるチャンスでもありますよ。

新学期や長い休みに、ぜひ一つずつでも、出来るお手伝い増やしていきましょうね。
     



 私には無理?・・・て、ほんと?
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 たまに、「よくそんなに、いろんな事が出来ますね。」と感心して下さる読者さんもいるの
ですが、私の性格は、勤勉より、ナマケモノの方だと思うし、几帳面より、ズボラ
に近いので、私が「やってみてね。」と、ご紹介していることって、難しそうに見え
ても、案外 挑戦してみたら、ちょっとの努力で出来てしまうことの方が、多いん
じゃないかと思いますよ。

 子育てをしていると、「やりたくないなぁ〜」と思う面倒なことに、いっぱい遭遇
しますが、それでも、仕方なく、がんばろうと腰を上げるのは、いつも、そこに子供
の存在があるからでした。

 いたいげない我が子が、辛そうにしている姿を目のあたりにすれば、何とかしてやり
たいと、親なら、誰しも胸を痛めることでしょう。

 だから、こんな私でも、なけなしの努力を重ねられましたし、その中で、いろんな
事が身に付き、親としても、強くなれました。

 「今の子は、あきらめが早い、根気に欠ける」と、よく言われます。でも、母子ク
ラブとも、ずっと接点がある私には、「親の方も、やっぱりあきらめが早くなった」
ように感じています。

 そんなに努力しなくても、そこそこの幸せが手に入るほど、生活全般が豊かになっ
たからでしょうか?

 でも、親が子供のためにと、努力することをやめて、楽な選択ばかりを選んで、
子育てしてしまうと、親の背中を見て育つ子供も、やっぱり努力を惜しむようになって
しまうかも。

 「掃除も料理も、そんなにやるのは、私には無理!」・・・なんて、はじめっから
あきらめずに、ちょっとだけ、かわいい我が子のために、無理に挑戦してみませんか?


 こんな商品にも、落とし穴

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 「怪しい物は、何も食べていないハズなのに反応する。」「変わった物は食べさせ
ていないのに悪化し、なぜか原因がわからない」と言う話は、よく聞きます。

 実際に、そんなご相談を受けることもあるのですが、そんな時も、よくよく話を
伺っていたら、「あ・・・もしかしたら。」と、話す中で、何か思い当たる節が、ど
なたにもあるようです。

 自分一人では、何も見つけられないときも、他人の視点が入ると、思わぬ盲点に気
づかされるから、アトピーっ子のママとの交流は、貴重だと思いますね。私自身も、
それで何度も助けられてきました。

 さて、先日のことですが、ネットで最近はやっている育児グッズとして、おやつの
後に食べる、虫歯対策食品に、ずいぶん人気があるというので、どれどれと成分を見
て見たら、「卵黄粉末」が配合されていて、香料の中には、「乳も含む」と言う表現
があったので、あれ?とびっくりしました。

 プリンやシュークリームなら、明らかに食べられないとわかるけど、虫歯予防と言う
効能の方に目がつい向いているときは、こんな商品は関係ないだろうと、はじめから
脳が思いこんでしまい、ちゃんと書かれていても、気づかないと言う不思議なことが、
結構起こるから、人間って不思議です。

 食べ物だけでなく、薬や健康補助食品、体にふれる商品まで、流行っているから
とか、アトピーに効くと言う話だけで、つい心引かれて、内容を深く読まずに買って
しまいがちですが、いつもチェックはお忘れなく。



抗菌製品について

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 お風呂で使用している、プラスチック製のイスが、きれいにしても程なく、黒カビが
つくようになりました。どうやら、イスに加工されていた、抗菌成分が、長く使用する
うちに、はげ落ちてきたようです。

 はじめて抗菌剤を使用した商品が世の中に出てきた頃は、これって、体に毒じゃない
のかなぁ?と疑う気持ちも強かったので、いちいち表示を見比べて選び、おっかなびっ
くり使用していたのですが、抗菌商品があまりにたくさん世の中に出回ってしまった今
となっては、抗菌されていない商品を捜す方が難しい場合もあるし、そもそも、こんな
商品に慣れっこになっていて、全く気にしていないママも多いのではないかと思います。

 さらには、「抗菌」と言う言葉が、「清潔」と言うイメージを持つので、目に見えな
いほこりやダニなどの駆除に悩まされているママには、かえってアトピーによさそうと
言う印象を持ってしまい、わざわざ抗菌と書かれた商品を買っている人もいるようです。

 ところが、先ほどのイスのように、抗菌された成分は、恒久的なものでなく、いずれ
はがれ落ちるものですし、靴下のような衣類の場合は、何度か洗うと、抗菌の作用が無
くなってしまう場合もあるようです。

 特に、歯ブラシや食器のような商品が抗菌されている場合は、抗菌剤が はがれ落ち
たら、口から体内へと、成分が入ってしまう恐れもありますよ。

 実は、私達の体の表面や内側には、無数の細菌が住み着いています。大人の体なら、
体重のうちの数キログラムは、細菌なのだそうです。

 だから、アトピーっ子の皮膚を健康に保っているのは、皮膚の表面にウジャウジャ
住み着いている細菌ですし、体内に入ったアレルゲンを、うまく分別しながら、体外へ
と押し出す働きも、腸内の細菌の大活躍があって出来ていることなのです。

 そんな、体の機能を整えてくれる善玉の細菌の働きを弱めたり、妨害したりするかも
しれない存在が、「抗菌剤」。

 もちろん、抗菌剤の種類は、使用する場所によって異なるので、抗菌剤全てが、絶対
良くないものとは思いません。例えば、口に入る部分には、お茶の成分でもある、カテ
キンなども利用されているそうです。

 ただ、実際に購入するときに、「抗菌」という表示から、どの程度の耐久時間があり、
どんな薬剤が使用されているかを知ることは出来ないので、本当に「抗菌」と言う機能
が、その商品に必要なのかどうかをよく考えながら、商品を選んで購入する必要はあり
そうです。

 抗菌商品とは、上手におつき合いしてくださいね。


秋のハイキング
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 季候のいい時期には、ご家族で森林公園に、ハイキングはいかがですか?

 秋には、みじ狩りやハイキング、あるいは、栗拾いやリンゴ狩りなども楽しめますし、
 空気のよい山の中を歩くだけでも、森林浴がアトピーっ子にプラスの効果♪ぜひ
良い空気を吸いに、気候のよいうちに、お出かけして下さいね。

 トリムのような野外施設がある公園で遊ばせても良いし、のんびり歩きながら、ドン
グリやら葉やらを拾い、秋ならではの植物を見つけていくのも楽しいです。

 私は工作が大好きなので、持ち帰ったドングリに、子供と顔をかき、つまようじで
手足をつけて飾ったり、こまや やじろべぇを楽しく作ります。

 松ぼっくりでは、リースやミニツリーも作れるし、ドングリの仲間のシイの実などは
食べる楽しみもあるので、収穫が楽しめる秋の山は、二度おいしいのですが、集めた
木の実でままごとをするだけでも、お子さんは、十分楽しめると思います。

 家の中ばかりで過ごしては、親子で煮詰まってしまいますから、おにぎりと水筒、
そして、おやつや果物を詰めて、気軽に山へと気分転換に出かけてみませんか?

ところで、皮膚が弱いアトピーっ子は、ハゼやウルシなどの植物にもかぶれやすいです。
左右対称の、独特の葉の形ですので、似たような形の葉はさわらないよう、山に出た
時には、これだよと教えながら歩くといいですね。赤い葉はもちろんですが、緑の葉
でもかぶれるものがあります。

そして、出かけるときは、虫刺されも予防できる長袖・長ズボンを。また、この時期に
活発な活動をするハチよけの為に、明るい色の帽子をどうぞ。

また、秋は、臨海学校、山の学校、修学旅行など、泊まりがけの行事が多い時期です。

野外での活動が多いと思いますので、常備薬として、かゆみ止めや、目薬はもちろん
のこと、必要があればマスクなども、忘れずに用意してあげて下さいね。

また、事前に相談しておけば、宿泊所の献立をあらかじめ知らせてもらったり、別献立
を用意して、多少の融通をつけてくれる場合もありますので、担任の先生に、まずは
相談してみてください。

以前、宿泊研修について書いたことは、こちらから




 赤ちゃん服・子供服の選び方

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 衣類が肌を刺激することについても、普段から気をつけてあげたらいいと思います。

 特に、冬の衣料は、大人には何ともないように感じる素材でも、チクチクとアトピーっ子の
肌を刺して、刺激になる素材もあるので、気をつけて選んであげて下さいね。

 赤ちゃんは本当に肌が弱いので、まずは、綿素材、そして、出来れば、より肌に優し
いオーガニックコットン商品を選んであげるといいと思います。

 冬場は、毛糸の帽子、タイツ、ソックスの様な小物に、毛(ウール)の入った素材が
多くありますし、ケープ、おくるみ(アフガン)なども、暖かいことを優先させて選ぶ
と、起毛や毛(ウール)の入った素材が刺激になることがあります。

 また、だっこされることが多い赤ちゃんの場合は、ママの着る服にも気をつけて。

 授乳時やだっこ時に、衣服が赤ちゃんの顔に触れる機会も多いので、顔をすりすりさ
れてもいいように、セーターより、綿素材のトレーナーのような素材を、普段は着てあ
げるのがいいと思います。

 また、毛のセーター、スウェットのような、起毛のある化繊製品、エリやそでに、
ファーやフリルが付いている商品が、これから増えてくる季節です。しかし、子供は
体温が高く、動きも活発だから、セーターや肉厚の子供服を室内で着せる必要はない
と思うので、綿の長袖+綿のトレーナーくらいの着方で十分ですよ。

 ジャンパーやコート類は、エリのデザインを気にかけてあげて下さいね。マフラーや
手袋も肌に優しい素材でね。

 ただ、どれがOKで、どの程度が刺激になるのかは、人それぞれです。

 絶対に綿でないとダメ!とは言いませんので、手触りがいいなと思ったら、ある程度
言葉が達者なお子さんなら、試しに着せてみて、チクチクしないかなどを聞いてから
購入してもいいんじゃないかと思います。

 また、肌が弱い大人の人が家庭内にいる場合は、ある意味ラッキーです。ユニクロの
ように、大人と子供が同じ生地の商品を購入できるメーカーもありますので、先に大人
が試して、肌あたりの感じを確かめてから購入すると言うのもよい考えだと思います。

※以前、服についてこんな事を書きました。こちらも参考にしてね。
                

 
自然食のレストラン

 自然食のレストランに足を運ばれたことがありますか?私自身も、世の中に「自然食レストラン」と言うカテゴリーの食べ物屋があると言うのを知ったのは、アトピー仲間に教えてもらって連れだって食べに行ったときからです。

 肉や魚類を使用せず、有機栽培の野菜と穀類を中心にして作られているメニューが多いので、食べ物に制限があるお子さんでも、食べられるメニューがあるかも。

野菜だけしか使わないのに、こんなに美しくておいしい料理が出来るんだと、はじめて食べたときには、目が点になった記憶があります。

 お店を捜すだけなら、「○○市(町) 自然食 レストラン」の様な探索をかけると、お近くのお店が見つかると思います。

 制限の程度によっては、いきなり行っても食べられるものがない場合もありますので事前に電話などで事情をお話しして予約をとるか、下見も兼ねて一度大人が食べに行くといいと思います。

 実は、自然食レストランを経営されている方は、ご自身やご家族の健康について、悩まれたりした体験があって、お店を開店する場合が多いので、制限食についての理解があったり、依頼したことに対して、親切に対応してくださる可能性が大です。

 外食は、育児で疲れた気分のリフレッシュにもピッタリ!特に、自然食のレストランなら、料理の参考にもなり、妊婦さんにもおすすめですよ。




夏休みに食育やお手伝いをぜひ!  その1       
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 アトピーっ子は、ぜひ生活能力もあるお子さんに育ててあげて欲しい!

 切実にそう思います。

 子供はずっと親の手の届くところにいてくれるわけではありません。あっと言う
間に成長して、親元を離れてしまう存在なのです。

 大学や就職で親の元を離れた時に、掃除のやり方が身に付いていなければ、すぐに
部屋の中は、ダニやほこりがうず高くなり、調理を知らなければ、インスタント食品
と外食の毎日で、体調を崩し、そんな毎日の積み重ねから、花粉症がひどくなるのは
目に見えていますし、せっかく良くなっていたアトピーまでが、また再発してしまう
可能性も高くなります。

 でも、塾や勉強で忙しい子供達には、なかなかそんなことを教えるチャンスはない
とあきらめていませんか?

 そんなお子さんに、新しい生活の知識やスキルを身につけさせてあげるきっかけに
なるのが、夏休みのような長いお休みです。

 特に、園児さんから小学校の低学年くらいまでのお子さんは、親の手伝いをする事
で、親にほめられたり、ふれあえる機会が持てることを喜びますので、ぜひ根気強く
指導してみてください。

 まずは、家事の分担からです。

 子供の年齢に応じて、この夏に身につけさせてあげたいと思う仕事を、親がいくつ
か選び、100均などで、カラーの●シールと、「よくできました」シール(キラ
キラでいかにも豪華そうなのを選んで)を買っておきます。

 そして、玄関はき、風呂掃除、庭の草むしり(10分などと時間を決めてやります)
掃除機かけ、床ふき、米とぎ、洗い物、洗濯物干し、洗濯物しまい、洗濯物たたみ、
廊下掃除など、5〜10分で出来る負担の少ない仕事を、日に2〜3個、子供の能力
に応じてやらせるようにします。

 初回はもちろん「こんな風にやるのよ」と、詳しく説明し、実演します。

 二度、三度目には、やる度にチェックして、出来ていたらほめ、出来ていないとこ
ろは、やり直させてから、ねぎらいの言葉をかけます。

 出来たら、カレンダーや表にシールを貼り、週末にはどのくらいできたかを確かめて
豪華シールを張らせるなどして、やる気をさらに起こさせる工夫をします。

 毎日やらせるうちに、手を抜く日もあるので、時々チェックし、確実に身に付くまで
ひと夏かけてやらせておき、二学期からは、日常生活の中で、忘れないため(&親が
楽をするため)に、毎日一つやってもらようにすると、子供も気軽に引き受けてくれる
と思いますよ。

 もちろん、お礼の言葉はいつも必ず言うようにし、夏の終わりには、「よく頑張って
くれて嬉しかったから」と、何かプレゼントを用意したり、行楽地へ行く楽しみを用意
してあげるといいですよ。(高学年の子は、お手伝いをお金に替える方を喜ぶかも?)

 最近、「手伝いをよくする子は、勉強も出来る」と研究者が言うようになりました。

 手伝いは、応用能力を付け、工夫やアイデアを育む効果もありますから、ぜひ、この
夏はがんばらせてあげて下さいね。


供の毛染め


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 先日の産経新聞のWebニュースで、気になる記事を見つけたので、紹介したいと思います。

「子供の毛染め、ご用心 弱い頭皮…炎症・ショック症状の恐れ」のタイトルで書か
れたもので、内容の一部をご紹介すると、

「子供の髪の毛を染める親が増えている。「かわいいから…」と軽い気持ちで染めて
しまうケースが多いようだが、ご用心。染毛剤に含まれる化学物質の一部には、皮膚
炎やショック症状などのトラブルを引き起こす恐れがあるという。「まだ頭皮が弱い
子供たちに使うのは避けてほしい」と、専門家は注意を呼びかけている。(中略)
脱色剤に含まれる過酸化水素は皮膚や目に刺激が強く、酸化染毛剤に入っているパラ
フェニレンジアミンはぜんそくや腎臓障害、アナフィラキシー(急性アレルギー反応)
を発生させる可能性もあるという。

 いずれも初回は問題なくても、繰り返し使うことでかぶれなどのアレルギー症状が
出ることがあり、症状が出れば以降はずっとアレルギー体質が続く恐れがある。(後略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎c◎ と言った内容です。アレルギーが怖いのは、初回は大丈夫でも、二回目以降
 〜  で予想外の事態が起こる可能性が出てくるところ。染め続けることで、ある時
    から突然、拒絶反応や皮膚炎が始まります。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 しかも・・・

 他にも皮膚科の院長さんのコメントとして「子供は皮膚が弱く、免疫機能が完成さ
れていないため、大人よりも肌のトラブルが起きる危険性が高く、かぶれて頭皮から
浸透液が出たり、良く振らずに脱色剤を使って皮膚にけがをしたりするケースが後を
絶たない」そうですし、

 さらに怖いことには、

 「ブリーチを使ったら髪がすべて抜け、医者から『今後生えてこないかもしれない』
といわれた」(男子高校生)、「カラーリング剤を使って腎臓を悪くした」(小学男児)
などの被害相談が国民生活センターに寄せられているそうですので、毛染めへの体の
反応は、かなり深刻なようです。

 軽い気持ちで、我が子の髪を染める行為が、未来あるお子さんの人生に暗い影を
落とす事になるかもしれませんよ。

くわばら、くわばら

記事の内容へは、こちらから 

 ちなみに私の場合は、パーマ液のにおいで気持ちが悪くなり、いつも おでこやこめかみの
所が、かぶれてかゆくなっていましたので、毛染めもたぶん体に合わないだろうと言う予感が
あり、まだ一度も、美容院で染めてもらったことがありません。

 でも、子供心におしゃれだなと感じていた 茶パツのおばちゃん達は、年を重ねてみんな見事な
までに毛髪が薄くなり、百姓で田舎者の母の髪の方が、かえって今は、若々しく美しいのを見て
きましたので、長く染め続けることは、かなり皮膚の負担になるんだろうなぁと、感じています。

 茶バツが流行し、十代の頃から染め続ける若者が当たり前になりましたが、こんな記事を読む
と、こんな髪の色がはやる時代に生まれた事は、ある意味、不幸だなと思います。

 日本の若者が、東洋人として、黒い髪や、黒い目にもっと自信を持ち、これがスキと言える時代
が来るといいですね。



アレルゲンと安全との二つの視点で本を読もう
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 赤ちゃんから幼児までの、幼いアトピーっ子のために、体の刺激になるものを減
らし、少しでもアトピーを軽くやり過したいと願えば、大きく分けて、二つの視点
で考えて商品を選んだり、使ったりするといいと思います。

 一つは、アレルゲンです。

 衣食住の広い範囲で、幼い時期だけ特に過敏になりやすい項目は、たくさんあり
ますので、アレルギーをおこしやすい事項について、まずはご自分の知識を広げる
ために努力することは必要だと思います。

 もう一つが、安全という視点です。

 食品添加物、薬剤の使用、住宅の化学物質などの薬品は、解毒機能が不十分な幼い
子では、微量でも反応が出たりしますので、思わぬトラブルの元になっている事が
あります。

 それらについて親が学ぶ手始めとして、まずは、本が手軽な方法だと思います。

 本屋に置いてあるアトピー本は、医師が書いた本が多い様に思うのですが、一般
的には、家事を直接担当していない医師の書く本は、薬の使い方や症例ばかりが詳し
くて、生活面での指導は、当たり障りのない事しか書かれていない場合が多くて、
これを読むだけでは不十分です。

 雑誌の特集記事も同様で、高名な医師の監修で書かれることが多いから、似たよう
な内容に落ち着きがちで、これでアトピーがわかったなんて考えちゃダメですよ。

 広い視点でアトピーを知るためには、アレルギー児を持つ親の会などが出版して
いる本を読むことも欠かせません。

 家事や育児も出来る方が編集に関わった本は、実際に体験した事を元に書いてある
ので、より具体的に実行しやすい事例をたくさん載せていますし、医師の本では触れ
られない内容の発見がいくつもあることでしょう。私もとても参考になりました。

 本を読むときに気をつけて欲しいのは、ある程度新しく発行された本も読む事です。

 図書館にも、アトピー関連の本はたくさん置いてあるのですが、アトピーの世界では
5年前の治療法が、今は見向きもされなかったり、アトピーに良いと言われていた物が、
実はダメだったと言う話がザラにあるので、変わらない部分もありますが、最新情報
を盛り込みながら書かれた本も読むのが望ましいと私は考えています。

 また、一冊だけ読んで分かった気になるのはダメでしたね。

 アレルゲンになりやすい食材一つを取り上げても、本を書いた人の考え方によって、
とても危険なように書かれていたり、食べられそうに感じさせたり、同じ素材でも
書き手によって様々だからです。

 医師の本も、親の会の本も、そして、安全に関する本も、類似の項目について何冊か
読んでから、まぁこんな感じかなと理解した方がいいと思います。

 そして、これは是非知っておいて欲しいのでずか、アトピーで悩んでいる時って、
本やメディア、そしてwebの記事などから、価値観が変わるほどの激しい衝撃を受け
る事って、結構あるんですよ。

 文字通り、ガーーーンと来るわけです。そ・・そうだったのか!!・・・とね。

 でも、新しい世界にあまりにのめり込みすぎて、「これは絶対ダメ!」と、その考え
に凝り固まってしまうと、どんどん視野が狭くなってしまい、大切な他の事がかえって
見えなくなってしまう事もあるから、気をつけて!

 子育てしながら、本を読むのはしんどい事かもしれませんが、時には、図書などで、
同じジャンルの本をまとめ借りして、気軽にパラパラ読んで、少しずつ知識を増やして
みて下さいね。


※食品添加物について、とても読みやすくておもしろい本を見つけました。
チェックしてみてね。こちらへ
  

安全な食器

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真空パックのご飯や、小分けされたお弁当用の冷凍食品を利用する際
に、プラスチック製の容器に入れたまま、レンジでチンしていませんか?

 安全という基準を通った素材だから、即席の商品の器として利用されているのは確か
なのですが、人工的に作られた素材は全て、一部の食品添加物がそうであったように、
後から毒性が発見される事も少なくありません。油を含む食材を加熱する場合は、なお
さら用心が必要だと思います。

 ごくごく微量でも、幼児期から毎日のように繰り返されて積み重ねると大きいから
アトピーっ子には、昔から使われてきた、陶器の食器に一度移し替えてからレンジする
手間を惜しまずにいきませんか?

 ベビー&幼児用食器も同様だと思います。

 「軽い、かわいい」だけを重視して選べば、食器塗料の鉛や顔料、あるいは、器の
材質に含まれる化学物質を、知らないうちに我が子に少しずつ摂らせていたと言う事
にもなりかねません。



赤ちゃん→幼児→幼園以上************************************************************************


 もっとアトピーを良くしていくためのキーワードとして、

「赤ちゃん→幼児→幼稚園以上」の、

 年齢による治療の違いについてふれてみたいと思います。

 実は、同じ様に思えるアトピー独特の症状であっても、年齢が低いほど、試しては
いけない事って、たくさんあるものなのです。

 特に、赤ちゃんには、強い薬とは思えないような商品であっても、健康食品、通販
の塗り薬などを、お一人の考えだけで安易に試すのは、避けて欲しいなと思います。

 と言うのも、赤ちゃんは、皮膚や内蔵の機能が か弱いので、時にはそれらが強い
刺激になるし、最悪の場合、大人のように十分な異物の解毒や排出が出来なくて、
内臓にダメージを与えたりする危険性があるからです。

 おまけに、はじめてのお子さんがアトピー気味であった場合、症状の重さに仰天して、
とにかく早く治そうとするので、いろんな治療を、これがダメなら、これと言う感じに、
片っ端から赤ちゃんに試して、かえって悪化させてしまう事態も起こりがちです。

 私自身も、今思えば、一人目はもちろんの事、二人目でさえも、後から考えたら、
治療を焦っていたとは言え、なんで幼い年齢の我が子に、あんな薬を使ったり、危な
っかしい治療法を試したのだろうかと、いまだに後悔している事がいくつかあります。

 我が子も含めて、まわりのアトピーっ子が成長していく様子を見聞きしながら感じた
のは、アトピー治療は、「赤ちゃん」「幼児」「幼稚園以上」の三つの段階に大きく分
けて、ケアのあり方が変化していくものなのだなと言う事。

 赤ちゃん期(一般的には1歳までですが、体の機能の充実には個人差もあるので、
2歳ぐらいまででしょうか)には、とにかくアレルゲンを、衣食住の生活全てにおいて
減らす工夫を重ねて、体を守ってあげる「引き算」の生活。

 続く幼児期には、医師による治療と平行して、様子を見ながら、集団生活のような
一般的な現代日本の生活に、ある程度 順応できるよう、食べ物を中心に、少しずつ
増やしたり、体験させたりしていく「恐る恐る足し算」の生活。

 ・・・と言うのも、全てをみんなと同じにする必要はないのですが、「あれもダメ、
これもダメ」と、あまりに制限を設けて、我慢をさせすぎれば、子供が劣等感を強く
持ち、人格の形成に影を落とす事もあるからです。

 アトピーと言う病気がある事は、決して不幸ではないけれど、自分はダメだと思い
込んで成長するお子さんは、人生を前向きに楽しめませんよね。それは悲しい事です。

 そして、幼稚園相当の年齢を超えたら、元アトピーっ子が どうしてもかかりやすい
鼻炎や花粉症などと、上手に折り合ってずっと快適な生活を送っていけるよう、必要に
応じて予防的に、ぼちぼち健康食品なども活用してもよいのではないか(例えば今の時
期でしたら、花粉症の予防のために、甜茶を飲むなどのプチ漢方など)と、今の私は考
えています。

 アトピーを良くしようとしたハズの親心が、かえってあだになってしまわぬよう、そ
の治療方法は、果たしてその年齢のお子さんにふさわしいものなのか?また、体の負担
になってはいないだろうか?と、目新しい治療法に飛びついてしまうその前に、頭の隅
に考えてみてくださったらと思います。


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