アトピーっ子に優しい食べ物やレシピをご紹介している、「卵と牛乳なし!アトピーっ子にもうれしい野菜たっぷり料理」
の内容を中心に、一部を抜粋して載せています。どうぞ、本編でも読んでみて下さいね。
メルマガについて、詳しくはこちらから
part1 食べ物全般 part2 夏 part3 秋 part4 冬 part5 春 農業&自給率
食の安全性について 1 ・ 2 |
食の安全性についてメルマガに書いたことからUPしました。他の項目にもUPして、重なっている物も
ありますが、参考になればと思います。
着色料について
************************************************************************
子供向けのお菓子の中には、きれいな色で購買意欲をそそる商品もたくさんあります。
でも、着色料もアレルギー反応を起こさせる物質の一つなのです。
一番よく知られているのは、黄色の合成着色料であるタートラジンでしょうか。
摂取することで喘息の発作を誘発する場合もあるから要注意です。
それなら、黄色く着色された食品だけ注意すればいいのでしょうか?
いえいえ、鮮やかな緑にも、黄色と青の着色料がよく使われていますよ。
色味が鮮やかなお菓子、きれいな色のジュースなど、子供向けの食べ物には、
意外な所で着色がなされているので、お菓子を買う時には、裏の表示を必ず
確かめて欲しいな。
また、おまけなどにつられて、お子さんがお菓子をねだる時も、「一度だけ
お願い!」の言葉に惑わされず、「ここまではいいよ。これはダメ」と言う、
ご家庭でのルールをきちんと決めておくのがおすすめです。
日によって言うことが変わらない、軸がぶれない買い方を、お子さんに示せる
といいですね。
※アトピー四コマ 着色料へは、こちらから
台所から食の安全を考える
************************************************************************
今回は、台所に関する食の安全のお話しです。
食器洗剤の安全について、普段 意識しているでしょうか?
食器や鍋類は、直接食品を入れる器ですから、食器洗いの洗剤がすすぎ残ってほん
の少し残留してい場合は、毎日、毎食使うたびに、器を通して体の中へ少しずつ取り
込まれていくから、恐いなと思います。
私達は、目に見えたり、味でわかる部分だけで、きれいだとか、無臭で無毒だとか、
感じてしまいがちですが、本当に安全かどうかは、感覚ではわからない所にあります。
例えば、きれいに洗えたと思えるフライパンも、ミクロの目で見たら、表面には無数
の傷がありますから、そこに微量の洗剤が残っているそうです。
そこへ油を加えて、野菜を炒める。
もしかしたら、加熱した際に、すすぎ残った洗剤も一緒に炒めているかもしれません
ね。
少しずつ化学物質を取り込む分量が大人にはへっちゃらでも、体が小さくて弱い赤ち
ゃんにはどうでしょうか?
よく汚れが落ちる洗剤は、成分も強いと言うことを私達は忘れがちです。
幼いお子さん、そして、アトピーっ子の食器や鍋を洗う洗剤には、ぜひ、安全度の高
い商品を使って欲しいなと思います。
※アトピー四コマにも関連漫画をUPしました こちら
※アトピーっ子におすすめの商品でも、手や体に優しい台所洗剤や洗浄剤商品を
UPしています。 こちら
調味料にも気をつけて
************************************************************************
食の安全を考える時に、パッと見ただけではイメージしにくい安全もあります。
例えば、店頭で米袋を見れば、○○産だから国産を選ぼうと考える人や、作物を
見比べて、こっちが鮮度がいい なと、目利きが出来る人も、調味料として加工さ
れた場合は、例え、粗悪で安いクズのような原材料を使って作った調味料であっても、
私達には、それをイメージすることが出来ません。
元の形が無くなっているから、想像力が働かなくてピンと来ないのです。
ちなみに、しょうゆも味噌も、特に表記がなければ使われている原材料はたいてい、
大豆も、小麦も、時には米も、外国産です。
(もしかしたら、米は細かくくだけたり、未成熟な為に安く売られているくず米かも)
また、しょうゆや酢などは、助剤を使って促成製造する方法と、何年も原液を寝か
せて、昔ながらの発酵 による製造を行うのとでは、ずいぶんと値段が違い、昔なが
らのやり方で作る場合の方が、うま味や効能 において優れているのですが、その
違いを知らなければ、ついつい安い方を選んでしまいがちです。
どんな違いがあるのかを、しょうゆ商品について、詳しくはこちらにも載せました
もちろん、発酵を促進するための助剤のような、本来は使用しなくてもよい添加物
を加えることで、それにアレルゲンを起こしてしまう可能性も出てきます。
食の安全は、キャベツや肉などの原材料をしっかり吟味して買うことも大切ですが
調味料や冷凍食品、インスタント食品のような加工品を、どんな風に選ぶかによって
も、ずいぶんと異なってきます。
いい原材料を使用すると、やはりそれなりに値段は上がりますし、長く時間をかけ
て熟成させてから出荷すると、たくさんは作れないので、どうしてもコストがかかり
ます。
原材料が国産か、有機栽培か、それとも輸入品かでも、値段はかなり異なります。
それらを知った上で、家計と相談しながら、どこまでこだわるか考えながら、質の
よい調味料を選んでみてくださいね。
※赤ちゃん期の離乳食用調味料は、特に気をつけてあげたいですね。ブログにも
詳しく載せました
安い物にはワケがあるお話
************************************************************************
先日、我が家は、収穫した米をもみすりにかけて、玄米を作る作業をしていました。
この時、くず米が出ますので、こんな機会にと写真に撮り、UPしました。
以前、中国米の汚染の記事が出た時に、くず米と言う言葉も新聞の隅に書かれて
いることがありましたが、農作業と関係しないご家庭では、イメージがわかなかった
のではないかと思います。
くず米とは、もみすりを経て、米の何パーセントが必ず出てくるジャンクな米です。
通常のルートには載らずに、安くJAなどに引き取られて、飼料や加工品などに回さ
れます。
米粉になれば、せんべいのような、お菓子類の原料になるでしょうし、しょうゆや
味噌のような調味料に 使われているかもしれません。
しっかりと太ったお米ではないので、普通に炊いて食べ比べたら、味の違いは歴然と
するでしょうが、こんなくず米でも、加工されて、味を足されてしまえば、両者の違い
は少しあいまいになり、色の違いもわかりません。
でも、元の状態をこうしてみると、その違いは、はっきりとよくわかりますね。
安い商品には、やはり、安く作れた理由が必ずあります。
同じように「国産米」と書かれていても、味のよいせんべいと、そうでない商品との
違いは、こんな所に あります。
安く買うと言うことは、時にこんな裏があるのだと言うことを知っておくと納得です
ね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※食品添加物については、この本、おもしろいのでおすすめです。
トップへ
|